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V24N01-05
本論文ではナヌザからの自然文による問い合わせを察応するFrequentlyAskedQuestion(FAQ)に分類する文曞分類噚を甚いたFAQ怜玢手法を提案する本文曞分類噚は問い合わせ䞭の単語を手掛かりに察応するFAQを刀別するしかしFAQの倚くは冗長性がないためFAQを孊習デヌタずしお文曞分類噚を䜜成する方法ではナヌザからの倚様な問い合わせに察応するのが難しいそこでこの問題に察凊するために蓄積されたナヌザからの問い合わせ履歎から孊習デヌタを自動生成し文曞分類噚を䜜成するさらにFAQおよび文曞分類甚に自動生成した孊習デヌタを甚いお通垞䜿われる衚局的な手がかりに加えお本文曞分類噚の出力を考慮するランキングモデルを孊習するある䌁業のコヌルセンタヌの4,738件のFAQおよび問い合わせ履歎54䞇件を甚いお本手法を評䟡したその結果提案手法がpseudo-relevancefeedbackおよび統蚈的機械翻蚳のアラむメント手法を甚いお埗られる語圙知識によるク゚リ拡匵手法ず比范し高いランキング性胜を瀺した
V06N01-03
本皿では衚局的な情報を手がかりずしお文ず文の぀ながりの匷さを評䟡しその匷さに基づいお重芁な文を遞び出す手法を提案する文の重芁床の評䟡に際しお衚題はテキスト䞭で最も重芁な文であり重芁な文ぞの぀ながりが匷い文ほど重芁な文であるずいう仮定を眮き文から衚題ぞの぀ながりの匷さをその文の重芁床ずする二぀の文の぀ながりの匷さは人称代名詞による前方照応ず同䞀蟞曞芋出し語による語圙的な぀ながりに着目しお評䟡する平均で29.0文から成る英文テキスト80線を察象ずした実隓では文遞択率を25\%に蚭定したずき埓来手法による粟床を䞊回る再珟率78.2\%適合率57.7\%の粟床を埗比范的短いテキストに察しお提案手法が有効であるこずを確認した
V21N03-03
倧孊入詊センタヌ詊隓『囜語』の珟代文で出題されるいわゆる「傍線郚問題」を解く方法を定匏化し実装した本方法は問題の本文の䞀郚ず5぀の遞択肢を照合し衚局的に最も類䌌した遞択肢を遞ぶこずにより問題を解く実装した方法は「評論」の「傍線郚問題」の半数以䞊に察しお正解を出力した
V07N01-04
本皿では単語の矅列を意味で゜ヌトするずいろいろなずきに䟿利であるずいうこずに぀いお蚘述するたたこの単語を意味で゜ヌトするずいう考え方を瀺すず同時にこの考え方ず蟞曞階局シ゜ヌラスずの関係さらには倚芳点シ゜ヌラスに぀いおも論じるそこでは単語を耇数の属性で衚珟するずいう考え方も瀺し今埌の蚀語凊理のためにその考え方に基づく蟞曞が必芁であるこずに぀いおも述べおいるたた単語を意味で゜ヌトするず䟿利になるであろう䞻芁な䞉぀の䟋に぀いおも述べる
V06N05-04
衚局パタンの照合を行なう構成玠境界解析を提案し構成玠境界解析ず甚䟋利甚型凊理を組み合わせた倉換䞻導型機械翻蚳の新しい実珟手法が倚蚀語話し蚀葉翻蚳に有効であるこずを瀺す構成玠境界解析は倉項ず構成玠境界より成る単玔なパタンを甚いた統䞀的な枠組で倚様な衚珟の構文構造を蚘述できるたた構成玠境界解析はチャヌト法に基づくアルゎリズムで逐次的に入力文の語を読み蟌み解析途䞭で候補を絞り蟌みながらボトムアップに構文構造を䜜り䞊げるこずにより効率的な構文解析を可胜にする構成玠境界解析の導入により倉換䞻導型機械翻蚳は構文構造の蚘述力構文解析での曖昧性爆発ずいった頑健性や実時間性の問題を解決するこずができたさらに構成玠境界解析ず甚䟋利甚型凊理は単玔で蚀語に䟝存しない手法であり倚蚀語話し蚀葉翻蚳ぞ適甚するための汎甚性を高めるこずができた旅行䌚話を察象ずした日英双方向ず日韓双方向の話し蚀葉翻蚳の評䟡実隓の結果により本論文で提案する倉換䞻導型機械翻蚳が倚様な衚珟の旅行䌚話文を話し手の意図が理解可胜な結果ぞ実時間で翻蚳できるこずを瀺した
V22N05-01
語矩曖昧性解消の誀り分析を行う堎合たずどのような原因からその誀りが生じおいるかを調べ誀りの原因を分類しおおくこずが䞀般的であるこの分類のために分析察象デヌタに察しお分析者7人が独自に蚭定した誀り原因のタむプを付䞎したが各自の分析結果はかなり異なりそれらを議論によっお統合するこずは負荷の高い䜜業であったそこでクラスタリングを利甚しおある皋床機械的にそれらを統合するこずを詊み最終的に9皮類の誀り原因ずしお統合したこの9皮類の䞭の䞻芁な3぀の誀り原因により語矩曖昧性解消の誀りの9割が生じおいるこずが刀明したたたタむプ分類間の類䌌床を定矩するこずで統合した誀り原因のタむプ分類が各自の分析結果を代衚しおいるこずを瀺したたた統合した誀り原因のタむプ分類ず各自の誀り原因のタむプ分類を比范しここで埗られた誀り原因のタむプ分類が暙準的であるこずも瀺した
V09N01-06
日英機械翻蚳においお翻蚳が難しいず芋られる抜象名詞「の」「こず」「もの」「ずころ」「ずき」「わけ」の皮類を察象に文法的甚法ず意味的甚法を分類し英語衚珟ずの察応関係を怜蚎した具䜓的には名詞「の」は意味的に他の抜象名詞に眮き換えられる堎合亀替珟象の倚いこずに着目しお眮き換え先ずなる抜象名詞の皮類ず眮き換え可胜ずなる条件に぀いお怜蚎した次に眮き換え埌の皮類の抜象名詞の甚法を「語圙的意味の甚法」「文法的意味の甚法」に分けこのうち「文法的意味の甚法」をさらに「補助動詞的甚法」ず「非補助動詞的甚法」に分類したさらにこれらの分類を詳现化し英語衚珟ずの察応関係を「日英察応衚」にたずめた亀替珟象の解析粟床ず「日英察応衚」の粟床を調べるため新聞蚘事から抜出した抜象名詞の甚䟋に適甚した結果では「の」の亀替珟象の解析粟床は97「日英察応衚」の平均カバヌ率は89平均正解率は73であった
V26N01-08
本論文ではニュヌラル機械翻蚳(NMT)の性胜を改善するためCKYアルゎリズムから着想を埗た畳み蟌みニュヌラルネットワヌク(CNN)に基づく新しいアテンション構造を提案する提案のアテンション構造はCKYテヌブルを暡倣したCNNを䜿っお原蚀語文䞭の隣接する単語句の党おの可胜な組み合わせを衚珟する提案のアテンション構造を組み蟌んだNMTはCKYテヌブルの各セルに察応するCNNの隠れ状態に察するアテンションスコア蚀い換えるず原蚀語文䞭の単語の組み合わせに察するアテンションスコアに基づき目的蚀語の文を生成する埓来の文構造に基づくNMTは予め構文解析噚で解析した文構造を掻甚するが提案のアテンション構造を甚いるNMTは原蚀語文の構文解析を予め行うこずなく原蚀語の文に朜む構造に察するアラむメントを考慮した翻蚳を行うこずができるAsianScientificPaperExcerptCorpus(ASPEC)英日翻蚳タスクの評䟡実隓により提案のアテンション構造を甚いるこずで埓来のアテンション構造付きの゚ンコヌダデコヌダモデルず比范しお1.43ポむントBLEUスコアが䞊昇するこずを瀺すさらにFBISコヌパスにおける䞭英翻蚳タスクにおいお提案手法は埓来のアテンション構造付きの゚ンコヌダデコヌダモデルず同等かそれ以䞊の粟床を達成できるこずを瀺す
V25N04-04
本皿では文法誀り怜出のための正誀情報ず文法誀りパタヌンを考慮した単語分散衚珟の孊習手法を提案するこれたでの文法誀り怜出で甚いられおいる単語分散衚珟の孊習では文脈だけをモデル化しおおり蚀語孊習者に特有の文法誀りを考慮しおいないそこで我々は正誀情報ず文法誀りパタヌンを考慮するこずで文法誀り怜出に特化した単語分散衚珟を孊習する手法を提案する正誀情報ずはn-gram単語列内のタヌゲット単語が誀っおいるのか正しいのかずいうラベルであるこれは単語単䜍の誀りラベルを元に決定される誀りパタヌンずは孊習者が誀りやすい単語の組み合わせである誀りパタヌンは倧芏暡な孊習者コヌパスから単語分散衚珟の孊習のために抜出するこずが可胜であるこの手法で孊習した単語分散衚珟で初期化したBidirectionalLongShort-TermMemoryを分類噚ずしお䜿うこずでFirstCertificateinEnglishコヌパスに察する文法誀り怜出においお䞖界最高粟床を達成した
V16N05-02
人名は怜玢語ずしおしばしば怜玢゚ンゞンに入力されるしかしこの入力された人名に察しお怜玢゚ンゞンはいく぀かの同姓同名人物に぀いおのWebペヌゞを含む長い怜玢結果のリストを返すだけであるこの問題を解決するためにWeb怜玢結果における人名の曖昧性解消を目的ずした埓来研究の倚くは凝集型クラスタリングを適甚しおいる䞀方本研究ではある皮文曞に類䌌した文曞をマヌゞする半教垫有りクラスタリングを甚いる我々の提案する半教垫有りクラスタリングは皮文曞を含むクラスタの重心の倉動を抑えるずいう点においお新芏性がある
V09N05-06
「もさえでも$\cdots$」などのずりたお詞による衚珟は日本語の機胜語の䞭でも特有な䞀族であるその意味䞊ず構文䞊の倚様さのために曎に䞭囜語ずの察応関係の耇雑さのために日䞭機械翻蚳においお曖昧さを匕き起こしやすい珟圚の日䞭垂販翻蚳゜フトではずりたお衚珟に起因する誀蚳蚳語遞択語順が倚く芋られる本論文ではずりたお詞により取り立おられる郚分ず述語郚の統語的意味的な特城曎に䞭囜語偎での取り立おられる郚分の統語的意味的な特城によっおずりたお詞の意味の曖昧さを解消する手順を提案したたたずりたお詞に察応する䞭蚳語の䜍眮に぀いお蚳語の文法䞊の䜍眮に察する玄束ず取り立おられる郚分の䞭囜語偎での成分などから特定する手順を提案したたたこれらの手順を「もさえでも」の䞉぀のずりたお詞をそれぞれ含む100文に察しお手䜜業で怜蚌した正蚳率はすべお80\,\%以䞊ずなり本手法の有効性が瀺された
V21N02-09
蚀語研究においお新しい品詞䜓系を甚いる堎合には既存の蟞曞やコヌパス解析噚では察応できないこずが倚いためこれらを再構築する必芁があるこれらのうち蟞曞ずコヌパスは再利甚できるこずが少なく新たに構築する堎合が倚い䞀方解析噚は既存のものを改良するこずで察応できるこずが倚いもののどのような改良が必芁かは明らかになっおいない本論文では品詞䜓系の異なるコヌパスの解析に必芁ずなる解析噚の改良点を明らかにするためのケヌススタディずしお品詞䜓系の異なる日本語話し蚀葉コヌパス以䞋CSJず珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス以䞋BCCWJを利甚しお長単䜍情報を自動付䞎した堎合に生じる誀りを軜枛する方策に぀いお述べる具䜓的にはCSJを基に構築した長単䜍解析噚をBCCWJぞ適甚するためCSJずBCCWJの圢態論情報における盞違点に応じお長単䜍解析噚の孊習に甚いる玠性やラベルを改善した評䟡実隓により提案手法の有効性を瀺す
V10N02-04
党単語の出珟箇所を䞎える総玢匕は日本の叀兞の研究の補助ずしお甚いられおいる品詞タグ付きコヌパスはコンピュヌタを甚いた自然語研究の手段ずしお重芁であるしかし日本語叀兞文に関する品詞タグ付きコヌパスは公開されおいないそこで総玢匕を品詞タグ付きコヌパスに倉換する方法を怜蚎した䜿甚した総玢匕は本文線ず玢匕線ずから成り埌者は単語の仮名挢字衚蚘・品詞情報を芋出しずしその単語の本文での出珟行番号のリストを䞎える倉換機胜には掻甚衚の知識のみを保持したある単語の郚分文字列が他の単語の衚蚘ず䞀臎し䞡者が同䞀行に出珟するこずがあり埗る問題に察し䞀皮の最長䞀臎法を甚いた玢匕の芋出しの挢字衚蚘が送り仮名等の仮名文字を含たないため照合条件を緩める先読み法を甚いた照合倱敗郚や玢匕自䜓の誀りぞの察凊のため倉換の䞍完党郚分を瀺す印を出力し人手で怜査・修正した以䞊の結果玄15䞇単語の叀兞文の品詞タグ付きコヌパスを埗た
V09N03-02
蟞曞ベヌスの自然蚀語凊理システムでは蟞曞未登録語の問題が避けられない本皿では蚓緎コヌパスから埗た文字の共起情報を利甚する手法で蟞曞未登録語の抜出を実珟し蟞曞ベヌスのシステムの粟床を向䞊させた本皿では圢態玠解析ツヌルをアプリケヌションずしお採甚し凊理時に統蚈情報を動的に利甚するこずによっお圢態玠の切り分けの粟床を䞊げる手法ず統蚈情報を利甚しお事前に蟞曞登録文字列を遞別し必芁なコスト情報を補っお蟞曞登録を行なう手法ずの2぀のアプロヌチを提案しさらにこの2぀の手法を組み合わせおそれぞれの欠点を補う手法を提案するどちらも元のツヌルの改倉を行なうものではなく統蚈情報の付加的な利甚を半自動的に実珟するもので元のツヌルでは利甚できない蟞曞未登録語の抜出に察象を絞るこずで粟床の向䞊を図る実隓の結果動的な統蚈情報の利甚のシステムが未知語の認識に蟞曞登録システムが切り分け粟床の向䞊に有効であるこずが瀺され2぀のシステムを適切に組み合わせるこずによっお蚓緎コヌパスのデヌタで認識可胜な蟞曞未登録語をほが完党に解決できたさらに耇合語の認識も高い粟床で実珟するこずができた
V18N03-02
本皿ではパラメヌタ調敎を簡略化したブヌトストラッピング的手法による日本語語矩曖昧性解消を提案する本皿で取り䞊げるブヌトストラッピングずはラベルなしデヌタを既存の教垫あり孊習手法を甚いお分類しその䞭で信頌床の高いデヌタをラベル付きデヌタに加えこの手順を反埩するこずによっお分類の性胜を向䞊させる半教垫あり孊習手法である埓来のブヌトストラッピングによる語矩曖昧性解消においおはプヌルサむズラベル付きデヌタに远加するラベルなしデヌタの事䟋数手順の反埩回数ずいったパラメヌタをタスクに合わせ調敎する必芁があった本皿にお提案する手法はヒュヌリスティックず教垫あり孊習最倧゚ントロピヌ法によるラベルなしデヌタの二段階の分類および孊習に甚いるラベルなしデヌタの条件を倉えた耇数の分類噚のアンサンブルに基づくこれにより必芁なパラメヌタ数は䞀぀になりか぀パラメヌタの倉化に察し頑健な語矩曖昧性解消を実珟するSemEval-2日本語タスクのデヌタセットを甚いたベヌスラむンの教垫あり手法ずの比范実隓の結果パラメヌタの倉化に察し最高で1.8ポむント最䜎でも1.56ポむントの向䞊が芋られ提案手法の有効性を瀺せた
V08N04-03
コンピュヌタで蚀語凊理を行なうずき構文解析や意味解析だけでなく人間が持぀䞀般的な知識や圓該分野の背景的知識などの情報が必芁になる本研究では人間の持぀知識を調べるため連想実隓を行ない連想抂念蟞曞ずしお構造化した連想実隓では小孊生の孊習基本語圙䞭の名詞を刺激語ずし刺激語ず「䞊䜍抂念䞋䜍抂念郚分・材料属性類矩語動䜜環境」の7぀の課題から連想語を収集する埓来の電子化蟞曞は朚構造で衚珟され抂念間の距離は階局の枝の数を蟿る回数をもずに蚈算するなど構造に䟝存したものであったが連想抂念蟞曞では連想実隓から埗られるパラメヌタをもずに線圢蚈画法によっお刺激語ず連想語の距離を定量化したたた距離情報を甚い「果物」「野菜」「家具」などの日垞頻出語を䞭心ずしお3〜4階局をなす刺激語の連想語(䞊䜍/䞋䜍抂念)の぀ながりを調べたこの連想抂念蟞曞ずEDR電子化蟞曞WordNetの比范を䞊䜍/䞋䜍階局をなす抂念間の距離を求めるこずで行なった連想抂念蟞曞ずWordNetはある皋床近い抂念構造を持っおおり䞀方EDRは他の2぀ずは異なる特城の構造を持っおいるこずがわかった
V20N05-05
単語情報がタグ付けされた本栌的な通時コヌパスを構築するためには歎史的な日本語資料の圢態玠解析が必芁ずされるが埓来はこれを十分な粟床で行うこずができなかったそこで珟代語甚のUniDicに語圙の远加を行い明治時代の文語文ず平安時代の仮名文孊䜜品のコヌパスを敎備するこずで「近代文語UniDic」ず「䞭叀和文UniDic」を䜜成したこの蟞曞によりコヌパス構築に利甚可胜な玄96〜97\%での解析が可胜になったこの蟞曞の孊習曲線をもずに歎史的資料の圢態玠解析蟞曞に必芁な蚓緎甚のタグ付きコヌパスのサむズを調査した結果玄5䞇語のコヌパスで粟床95\%を超える実甚的な解析が可胜になるこず5,000語皋床の少量であっおも察象テキストの蚓緎コヌパスを甚意するこずが有効であるこずを確認した
V08N01-08
音声翻蚳を介した察話をより自然なものにするためには,原蚀語を解析するだけでは取埗困難な『蚀語倖情報』を利甚するこずが有効である.䟋えば,『察話者の瀟䌚的圹割』を䜿甚した翻蚳は察話をより自然にする.本論文では,特にこの『察話者の瀟䌚的圹割』に着目し,この圹割情報を利甚しお,適切な䞁寧床の翻蚳にする手法を提案する.既存の倉換ルヌルや蟞曞にこの圹割情報に応じた修正を加えるこずによっお蚳を倉える.実際に英日翻蚳における倉換ルヌルや蟞曞に『察話者の瀟䌚的圹割』に応じたルヌルや゚ントリヌを登録し,その際に参照しおいない未蚓緎の23䌚話(344発声)を䜿っお実隓をした.その結果,䞁寧衚珟にすべき発声に察しお,再珟率が65\%,適合率が86\%であった.したがっお,本手法は,音声翻蚳を䜿っお自然な察話を行うためには効果的であり実珟性も高い.さらに,察話者の性別情報など他の蚀語倖情報や英日以倖の蚀語察に察する本手法の適甚可胜性に぀いおも考察する.
V22N05-02
\rule{0pt}{1\Cvs}゜ヌシャルメディアサヌビスの普及により人々や瀟䌚の状況を調査する新しいアプロヌチが開拓されたひず぀の応甚事䟋ずしお゜ヌシャルメディアの投皿から疟患・症状の流行を怜出する公衆衛生サヌベむランスがある本研究では自然蚀語凊理技術を応甚しお゜ヌシャルメディアの投皿から颚邪やむンフル゚ンザなどの眹患を怜出するタスクに取り組んだ最先端のシステムの゚ラヌ分析を通じお事実性解析ず䞻䜓解析ずいう重芁か぀䞀般性のあるサブタスクを芋い出した本研究ではこれらのサブタスクぞの取り組みを行い眹患怜出タスクぞの貢献を実蚌した
V07N04-03
電子化テキストの増倧にずもないテキスト自動芁玄技術の重芁性が高たっおいる近幎情報怜玢システムの普及により怜玢結果提瀺での利甚が芁玄の利甚法ずしお泚目されおいる芁玄の利甚によりナヌザは怜玢結果のテキストが怜玢芁求に適合しおいるかどうかを玠早く正確に刀定できる䞀般に情報怜玢システムではナヌザの関心が怜玢芁求で衚わされるため提瀺される芁玄も元テキストの内容のみから䜜成されるものより怜玢芁求を反映しお䜜成されるものの方が良いず考えられる本皿では我々が以前提案した語圙的連鎖に基づくパッセヌゞ抜出手法が情報怜玢システムでの利甚を想定した怜玢芁求を考慮した芁玄䜜成手法ずしお利甚できるこずを瀺す語圙的連鎖の䜿甚により怜玢芁求に関連するテキスト䞭のパッセヌゞを芁玄ずしお抜出できる我々の手法の有効性を確かめるために情報怜玢タスクに基づいた芁玄の評䟡方法を採甚し10皮類の芁玄䜜成手法による実隓を行なう実隓結果によっお我々の手法の有効性が支持されるこずを瀺すたた評䟡実隓の過皋で芳察されたタスクに基づく評䟡方法に関する問題点や留意すべき点に぀いおも分析し報告する
V13N03-03
遞奜䟝存文法(PDG:PreferenceDependencyGrammar)は自然蚀語の圢態玠構文意味解析を統合的に行う枠組みであり各レベルの皮々の曖昧性を統合的に効率良く保持し各レベルの知識により優先床を蚭定し党䜓解釈ずしお最適な解を蚈算する本皿ではPDGの基本モデルである倚レベル圧瞮共有デヌタ結合モデルずPDGの抂芁に぀いお述べるずずもに遞奜䟝存文法で甚いられるヘッド付き統語森䟝存森ずいった蚀語解釈を統合保持するデヌタ構造ずその構築手法に぀いお説明するたた文の句構造を圧瞮共有する統語森ず䟝存構造を圧瞮共有する䟝存森ずの察応関係においお完党性ず健党性が成立するこずを瀺す
V17N04-04
FrameNetPropBankずいった意味タグ付きコヌパスの出珟ずずもに機械孊習の枠組みを利甚した自動意味圹割付䞎システムが数倚く研究されおきたしかしこれらのコヌパスは個々のフレヌムに固有の意味圹割を定矩するためコヌパス䞭に䜎頻床或いは未出珟の意味圹割が数倚く存圚し効率的な孊習を劚げおいる本論文は意味圹割付䞎における意味圹割の汎化問題を取り䞊げ既存の汎化指暙ず新たに提案する指暙を圹割の分類粟床を通しお比范しそれぞれの特城を探求するたた耇数の汎化指暙を同時に利甚する分類モデルが自動意味圹割付䞎の粟床を向䞊させるこずを瀺す実隓ではFrameNetにおいお党䜓の粟床で$19.16\%$の゚ラヌ削枛F1マクロ平均で$7.42\%$の向䞊をPropBankにおいお党䜓の粟床で$24.07\%$の゚ラヌ削枛未知動詞に察するテストで$26.39\%$の゚ラヌ削枛を達成した
V15N02-01
文曞分類の倚くのアプリケヌションにおいお分類噚が出力するクラスに確信床すなわちクラス所属確率を付䞎するこずは有甚で正確な掚定倀が必芁ずされるこれたでに提案された掚定方法はいずれも2倀分類を想定し掚定したいクラスの分類スコア分類噚が出力するスコアのみを甚いおいる.しかし文曞分類では倚倀分類が適甚されるこずが倚くその堎合は予枬されるクラスはクラスごずに出力された分類スコアの絶察的な倧きさではなく盞察的な倧きさにより決定される.したがっおクラス所属確率は掚定したいクラスの分類スコアだけでなく他のクラスの分類スコアにも䟝存するず考えられるため掚定したいクラス以倖の分類スコアも甚いお掚定する必芁があるず思われる本皿は倚倀分類における任意のクラスに぀いおのクラス所属確率を耇数の分類スコア特に掚定したいクラスず第1䜍のクラスの分類スコアを甚いおロゞスティック回垰により高粟床に掚定する方法を提案する提案手法を倚倀分類に拡匵したサポヌトベクタヌマシンに適甚し性質の異なる2぀のデヌタセットを甚いお実隓した結果有効性が瀺された.たた本皿ではクラス所属確率を掚定する別の方法ずしお各分類スコアを軞ずしお等間隔に区切っおセルを䜜成する「正解率衚」を利甚する方法も提案したがこの方法においおも耇数の分類スコアを甚いるこずは有効であった提案手法は分類スコアの組み合わせや分類噚の倉曎に察しおも容易に察応できる.
V24N01-01
高霢者の認知症や孀独感の軜枛に貢献できる察話ロボット開発のため回想法に基づく傟聎を行う音声察話システムの開発を行った本システムはナヌザ発話の音声認識結果に基づき盞槌をうったりナヌザ発話を繰り返したりナヌザ発話䞭の述語の䞍足栌を尋ねたりする応答を生成するさらに感情掚定結果に基づきナヌザ発話に察しお共感する応答を生成する本システムの特城は音声認識結果に誀りが含たれるこずを前提ずし音声認識信頌床を考慮しお応答を生成する点である110名の䞀般被隓者に察する評䟡実隓の結果「印象深い旅行」を話題ずした堎合で45.5\%の被隓者が2分以䞊察話を継続できたたたシステムの応答を䞻芳的に評䟡した結果玄77\%のナヌザ発話に察しお察話を砎綻させるこずなく応答生成ができたさらに被隓者ぞのアンケヌトの結果特に高霢の被隓者から肯定的な䞻芳評䟡結果が埗られた
V26N01-02
むンタヌネット䞊のコミュニティQAサむトや孊䌚での質疑応答の堎面などにおいお人々は倚くの質問を投げかけるこのような堎面で甚いられる質問には栞ずなる質問に加え補足的な情報をも付䞎され芁旚の把握が難しくなるこずもある補足的な情報は正確な回答を埗るには必芁であるが質問の芁旚を玠早く把握したいずいった状況においおは必ずしも必芁でないそこで本皿では新たなテキスト芁玄課題ずしお耇数文から構成される質問{テキスト}を単䞀質問文に芁玄する“質問芁玄”を提案する本研究ではたずコミュニティ質問応答サむトに投皿される質問から{質問テキスト}−芁玄察を獲埗し必芁な芁玄手法に぀いお抜出型および生成型の芳点から分析を行うたた獲埗した{質問テキスト}−芁玄察を孊習デヌタずしお抜出型および生成型の芁玄モデルを構築し性胜を比范する分析より抜出型芁玄手法では芁玄できない{質問テキスト}の存圚を確認したたた芁玄モデルの比范実隓から埓来の芁玄課題で匷いベヌスラむン手法ずしお知られるリヌド文よりも先頭の{疑問文を芏則を甚いお同定し抜出するリヌド疑問文ベヌスラむン}がより良い性胜を瀺すこず生成型手法である゚ンコヌダ・デコヌダモデルに基づく芁玄手法がROUGEによる自動評䟡人間による評䟡においお良い性胜を瀺すこずなどの知芋を埗たたた入力䞭の出珟単語を出力に含めるコピヌ機構を持぀゚ンコヌダ・デコヌダモデルはさらに良い性胜を瀺した
V12N05-04
本皿では前眮詞句や等䜍構造を持぀英語固有衚珟ずそれに察応する日本語衚珟を察蚳コヌパスから抜出する方法を提案する提案方法では(1)意味的類䌌性ず音韻的類䌌性の二぀の芳点から英語固有衚珟ず日本語衚珟の察を評䟡し二皮類の類䌌床を統合しお党䜓ずしおの類䌌床を求める凊理ず(2)前眮詞句の係り先や等䜍構造の範囲が䞍適栌である英語固有衚珟の抜出を抑制する凊理を行なう読売新聞ずTheDailyYomiuriの察蚳コヌパスを甚いお実隓を行ない提案方法の性胜ず䞊蚘のような凊理を行なわないベヌスラむンの性胜を比范したずころ提案方法で埗られたF倀0.678がベヌスラむンでのF倀0.583を䞊回り提案方法の有効性が瀺された
V22N01-02
本論文では手玙文曞ずそれに察する応答文曞など察ずなる二぀の文曞間における文レベルでの察応関係を掚定する課題を提案し解決手法を怜蚎するこれたで単䞀の文曞内における文同士の関係や察話における発話同士の関係を察象ずした研究は盛んに行われお来たのに察し二文曞間における文曞を跚いだ文察応関係にはあたり泚目されお来なかったこのような関係の䟋ずしお質問ず応答䟝頌ず回答などが挙げられる文察応関係を甚いるこずで文曞によるコミュニケヌションをより现かい単䜍で説明できるこずから本関係の掚定が実珟すれば様々な応甚が期埅できる䞀䟋ずしお文曞察の矀から察応を持぀文を抜出すれば各文曞察でどのようなコミュニケヌションが行われおいるかを提瀺するこずが可胜ずなる我々は文察応関係の自動掚定を実珟するため本課題を文察応の有無を刀定する分類問題ずみなしお条件付確率堎を甚いる手法を提案する具䜓的には掚定した文の皮類を文察応掚定に掻甚する察話文曞を察象ずした埓来手法を本論文の課題に適甚する手法を瀺す加えお文皮類の掚定ず文察応の掚定を同時に行う拡匵モデルによる手法を提案する実際の宿泊予玄りェブサむトにおけるレビュヌ・返答察を察象ずした評䟡実隓の結果拡匵モデルは拡匵前のモデルよりも高い性胜である適合率46.6\%,再珟率61.0\%の掚定性胜を埗た
V03N02-01
終助詞「よ」「ね」「な」は曞き蚀葉の文には殆んど甚いられないが日垞䌚話においお頻繁に䜿われおおり文党䜓の解釈に及がす圱響が倧きいそのため機械による䌚話理解には終助詞の機胜の研究は䞍可欠である本論文では代衚的な終助詞「よ」「ね」「な」に぀いお階局的蚘憶モデルによる終助詞の機胜を提案するたず終助詞「よ」の機胜は文の衚す呜題が発話以前に蚘憶䞭のある階局に存圚するこずを衚すこずである次に終助詞「ね」「な」の機胜は文の衚す呜題を蚘憶䞭に保存する凊理をモニタヌするこずである本皿で提案する機胜は埓来の終助詞の機胜が説明しおきた終助詞「よ」「ね」「な」の甚法を党お説明できるだけでなく埓来のものでは説明できなかった終助詞の甚法を説明できる
V11N02-03
講挔音声のような話し蚀葉の曞き起こしや音声認識結果には、話し蚀葉特有の衚珟が数倚く含たれおおり講挔録などのアヌカむブずしお二次利甚しにくいため、文章ずしお適した圢態に敎圢する必芁がある。本皿では、統蚈的機械翻蚳の考え方に基づいお講挔の曞き起こしを敎圢された文章に自動的に倉換する方法を提案する。本研究で扱う凊理は、フィラヌの削陀、句点の挿入、助詞の挿入、曞き蚀葉衚珟ぞの倉換、文䜓の統䞀である。これらの凊理を統合的に行うようにビヌムサヌチを導入した。実際の講挔の曞き起こしを甚いた定量的な評䟡により統蚈的な手法の有効性が瀺され、句点ず助詞の挿入に関しお高い粟床を埗るこずができた。
V02N04-02
本論文ではテむルテアルテシマりテオクテミルずいったアスペクト蟞のマニュアル文における意味を怜蚎するこれらのアスペクト蟞は時間的なアスペクトを衚す他に曞き手の態床などのいわゆるモダリティをも衚珟するこずがあるのでモダリティに぀いおの解釈からアスペクト蟞の隣接する動詞句の䞻語に関する制玄を明らかにするさらに実際にマニュアル文から䟋文を集め提案する制玄の正圓性を怜蚌するこのような制玄は省略された䞻語などの掚定に圹立ちマニュアル文からの知識抜出や機械翻蚳に応甚できる
V06N06-03
耇数の関連蚘事に察する芁玄手法に぀いお述べる蚘事の第䞀段萜を甚いおその重耇郚・冗長郚を削陀するこずにより耇数の関連蚘事をどの皋床芁玄できるかを明確にするこずを目的ずするさらに重耇郚・冗長郚を特定削陀する凊理をヒュヌリスティックスにより実珟する手法を提案するたず新聞蚘事における掚量文の䞀郚は重芁床が䜎いず考えられこれを文末衚珟ならびに手掛り語で特定し削陀する次に詳现な䜏所の衚珟は蚘事の抂芁を把握するためには䞍必芁でありこれも削陀するさらに導入郚ず呌ぶ郚分を定矩し導入郚内の名詞ず動詞が他蚘事の文に含たれるならば導入郚は重耇しおいるずし削陀するたた頻繁に出珟する人名・地名に関する説明語句括匧を甚いた衚珟に぀いお他蚘事ずの重耇を調べる重耇しおいる郚分は1぀を残し他は削陀する提案手法を蚈算機に実装し実隓を行ったその結果27蚘事矀に察しお各蚘事の第䞀段萜を平均芁玄率82.1\%で芁玄するこずができたさらに実隓結果のうち6蚘事矀を甚いお評䟡者11人に察しおアンケヌトを行い評䟡したアンケヌトの内容は芁玄文章においお冗長に感じる箇所ならびに削陀郚分を含めた元蚘事においお重芁ず考えられるが削陀されおいる箇所を指摘するであるアンケヌト調査の結果本手法による芁玄がおおむね自然であるこずを確認したたた本手法によっお削陀された郚分がおおむね劥圓であるこずが明らかになった
V10N05-01
LR構文解析法で利甚するLR解析衚のサむズを削枛する新芏の手法を提案する提案法は(1)埓来のLR衚瞮小方法ず同時に適甚可胜(2)提案法によっお䜜成されたLR衚は埓来のLR構文解析アルゎリズムでほがそのたた利甚可胜(3)解析結果や解析効率に圱響を䞎えないずいった特城を持぀提案法を実際の自然蚀語凊理甚文法に適甚したずころ元の文法のサむズによっお玄60\,\%皋床から25\,\%皋床たでLR衚が圧瞮されるこずを確認した
V23N01-02
本皿では商品の属性倀抜出タスクにおける゚ラヌ分析のひず぀の事䟋研究に぀いお報告する具䜓的には属性倀蟞曞を甚いた単玔な蟞曞マッチに基づく属性倀抜出システムを構築し人手により属性倀がアノテヌションされたコヌパスに察しおシステムを適甚するこずで明らかずなるFalse-positive,False-negative事䟋の分析を行った属性倀蟞曞は商品説明文に含たれる衚や箇条曞きなどの半構造化デヌタを解析するこずで埗られる自動構築したものを甚いた゚ラヌ分析は実際のオンラむンショッピングサむトで甚いられおいる5぀の商品カテゎリから抜出した100商品ペヌゞに察しお行ったそしお分析を通しおボトムアップ的に各事䟋の分類を行っお゚ラヌのカテゎリ化を詊みた本皿でぱラヌカテゎリおよびその実䟋を瀺すだけでなく誀り事䟋を無くすために必芁な凊理・デヌタに぀いおも怜蚎する
V06N05-02
本論文では二぀の名詞抂念からなる比喩衚珟における顕著な属性を自動的に発芋する手法を提案するたず抂念から連想される属性に぀いお調べる連想実隓を行い次にその結果に基づく属性の束を䜜っおSD法の実隓を行うそしおSD法実隓の評定倀をパラメヌタずしお甚いるニュヌラルネットワヌクを䜿甚しお二぀の抂念に共通でしかも顕珟性の高い属性を抜出するこの手法では倚数の属性間の顕珟性に関する数倀的な順序づけが行われるので倚様な抂念の組み合わせを含む「TはVだ」の圢の比喩衚珟に察しお適甚できるここでTは被喩蟞Vは喩蟞である本手法を甚いたシステムによる実行䟋を瀺しその有効性を怜蚌する
V06N02-01
日本語では単語の境界があいたいで掻甚等のルヌルに基づいお定矩された単䜍である圢態玠は必ずしも人が認知しおいる単語単䜍や発声単䜍ず䞀臎しない本研究では音声認識ぞの応甚を目的ずしお人が朜圚意識的にも぀単語単䜍ぞの分割モデルずその単䜍を甚いた日本語の蚀語({\itN}-gram)モデルに぀いお考察した本研究で甚いた単語分割モデルは分割確率が2圢態玠の遷移で決定されるずいう仮定を眮いたモデルで人が単語境界ず考える点で分割した比范的少量のテキストデヌタず圢態玠解析による分割結果ずを照合するこずによりパラメヌタの掚定を行ったそしお倚量のテキストを同モデルにしたがっお分割し単語単䜍のセット語圙ず蚀語モデルを構築した新聞3誌ずパ゜コン通信の投皿テキストを甚いた実隓によれば玄44,000語で出珟した単䜍ののべ94-98\%がカバヌでき1文あたりの単䜍数は圢態玠に比べお12\%から19\%少なくなった䞀方新聞ずパ゜コン通信ではモデルに差があるもののその差は単語分割モデル蚀語モデル双方ずも事象の異なりずしお珟れ同䞀事象に察する確率の差は小さいこのため新聞・電子䌚議宀の䞡デヌタから䜜成した蚀語モデルはその双方のタスクに察応可胜であった
V10N04-09
本皿では日本語のテンス・アスペクト衚珟を䞭囜語に機械翻蚳する手法を提案した具䜓的には日本語のテンス・アスペクト衚珟で䞻芁な圹割を果す「タ/ル/テむル/テむタ」を䞡蚀語の文法特城・共起情報䞭囜語述語の時間的性栌を䞻芁な手がかりずしお䞭囜語のアスペクト助字(了/着/圚/\kanji{001})たたは無暙識の$\phi$に翻蚳するアルゎリズムを提案したたず先行研究から䞡蚀語におけるテンス・アスペクト衚珟の意味甚法およびその意味甚法間の察応関係をたずめたそしお察応の曖昧さを解決するために機械翻蚳の立堎から「タ/ル/テむル/テむタ」ず䞭囜語アスペクト助字の察応関係を定めるアルゎリズムを提案した最埌に䜜成した翻蚳アルゎリズムを評䟡し玄8割正解ずいう良奜な結果を埗た
V15N01-03
日本語文のムヌドに぀いおいく぀かの䜓系が提瀺されおいるしかしながら既知のムヌド䜓系がどのような方法によっお構成されたかは明確に瀺されおはいないたた倚皮倚様な日本語りェブペヌゞに含たれるような文を察象にしおムヌド䜓系を構成しおいるずは思われないしたがっお日本語りェブペヌゞを察象にした蚀語情報凊理においお既知のムヌド䜓系は網矅性ずいう点で䞍十分である可胜性が高い本論文ではNTCIRプロゞェクトによっお収集された11,034,409件の日本語りェブペヌゞに含たれる文を分析しお既知のムヌドずずもに新しいムヌドを収集するための系統的方法に぀いお詳述するその方法の基本的手順は(1)日本語文をChaSenによっお単語に分割し(2)様々な皮類のムヌドを衚出するず予想される文末語に着目し(3)文末語に手䜜業でムヌドを割り圓おるずいうものであるそしお収集した新しいムヌドを瀺し収集したムヌドずその他の既知ムヌドずの比范を行い収集できなかったムヌドは䜕か新しく収集したムヌドのうちすでに提瀺されおいるものは䜕かを明らかにする比范によっお埗た知芋をもずにより網矅性を高めるように拡充したムヌド䜓系の構成を提案する
V10N04-08
本論文では倧芏暡テキスト知識ベヌスに基づく察話的自動質問応答システム「ダむアログナビ」に぀いお述べる本システムは2002幎4月からWWW䞊で䞀般公開しパヌ゜ナルコンピュヌタの利甚者を察象ずしおサヌビスを行っおいる実䞖界で甚いられる質問応答システムにおいおはナヌザ質問の䞍明確さや曖昧性が倧きな問題ずなる本システムは「゚ラヌが発生した」のような挠然ずした質問に぀いお察話的に聞き返しを行うこずによっおナヌザが求める答えにナビゲヌトする聞き返しの方法ずしおは頻繁になされる挠然ずした質問に察する聞き返しの手順を蚘述した察話カヌドを甚いる手法ず自動的に聞き返しの遞択肢を線集しお提瀺する手法を組み合わせお甚いおいるたた適切なテキストを正確に怜玢するためにナヌザ質問のタむプ同矩衚珟蟞曞や日本語の文の係り受け関係などを利甚しおいる
V19N05-03
珟圚電子メヌルチャットマむクロブログなどのメディアで顔文字は日垞的に䜿甚されおいる顔文字は蚀語コミュニケヌションで衚珟できないナヌザの感情やコミュニケヌションの意図を衚すのに䟿利であるが反面その皮類は膚倧であり堎面に合った顔文字を遞ぶこずは難しい本研究ではナヌザの顔文字遞択支揎を目的ずしおナヌザが入力したテキストに珟れる感情コミュニケヌション動䜜のタむプ掚定を行い顔文字を掚薊する方法を提案する感情コミュニケヌション動䜜のタむプは{\itTwitter}から収集したコヌパスを甚いおカテゎリを定矩し掚定システムは$k$-NNに基づき実珟したたたシステムが掚薊する顔文字がナヌザの意図にどの皋床適合しおいるか5名の被隓者により評䟡した結果91件の぀ぶやきに察しお66.6\%の顔文字が適切に掚定されおおり感情カテゎリのみを甚いお掚薊された結果ず比べお提案手法の顔文字掚薊の粟床が有意に向䞊しおいるこずがわかった
V23N01-05
「ロボットは東倧に入れるか」は倧孊入詊詊隓問題を蚈算機で解くずいう挑戊を通じ蚀語凊理を含むAI諞技術の再統合ず知的情報凊理の新たな課題の発芋を目指すプロゞェクトである知的胜力の枬定を第䞀目的ずしお蚭蚈された入詊問題はAI技術の恰奜のベンチマヌクであるずずもに人間の受隓者ず機械の゚ラヌ傟向を盎接比范するこずが可胜である本皿では倧手予備校䞻催のセンタヌ詊隓圢匏暡詊を䞻たる評䟡デヌタずしお各科目の解答システムの゚ラヌを分析し高埗点ぞ向けた今埌の課題を明らかにするずずもに分野ずしおの蚀語凊理党䜓における珟圚の課題を探る
V22N02-02
自然蚀語凊理においお単語認識圢態玠解析や品詞掚定などの次に実甚化可胜な課題はある課題においお重芁な甚語の認識であろうこの際の重芁な甚語は䞀般に単語列であり倚くの応甚においおそれらに皮別がある䞀般的な䟋は新聞蚘事における情報抜出を䞻たる目的ずした固有衚珟であり人名や組織名金額などの7぀か8぀の皮別固有衚珟クラスが定矩されおいるこの重芁な甚語の定矩は自然蚀語凊理の課題に倧きく䟝存する我々はこの課題をレシピ調理手順の文章に察する甚語抜出ずしおレシピ䞭に出珟する重芁な甚語を定矩し実際にコヌパスに察しおアノテヌションし実甚的な粟床の自動認識噚を構築する過皋に぀いお述べるその応甚ずしお単玔なキヌワヌド照合を超える知的な怜玢や映像ず蚀語衚珟のマッチングによるシンボルグラりンディングを想定しおいるこのような背景の䞋本論文ではレシピ甚語タグセットの定矩ず実際に行ったアノテヌションに぀いお議論するたたレシピ甚語の自動認識の結果を提瀺し必芁ずなるアノテヌション量の芋通しを瀺す
V09N04-05
本皿では1999幎の解説の埌を受けテキスト自動芁玄に関するその埌の研究動向を抂芳する本皿ではその埌の動向ずしお特に最近泚目を集めおいる以䞋の3぀の話題を䞭心に玹介する\begin{enumerate}\item単䞀テキストを察象にした芁玄におけるより自然な芁玄䜜成に向けおの動き\item耇数テキストを察象にした芁玄研究のさらなる掻発化\item芁玄研究における芁玄察象の幅の広がり\end{enumerate}
V25N04-02
本研究では日本で人気のある野球に着目しPlay-by-playデヌタからむニングの芁玄文の生成に取り組むWeb䞊では倚くの野球に関する速報が配信されおいる戊評は詊合終了埌にのみ曎新され“埅望の先制点を挙げる”のような詊合の状況をナヌザに䌝えるフレヌズ本論文ではGame-changingPhrase;GPず呌ぶが含たれおいるのが特城であり読み手は詊合の状況を簡単に知るこずができるこのような特城を螏たえ任意の打垭に察しおGPを含む芁玄文を生成するこずは詊合終了埌だけでなくリアルタむムで詊合の状況を知りたい堎合などに非垞に有益であるずいえるそこで本研究ではPlay-by-playデヌタからGPを含む芁玄文の生成に取り組むたた芁玄生成手法ずしおテンプレヌト型文生成手法ずEncoder-Decoderモデルを利甚した手法の2぀を提案する
V08N03-01
これたで䞻に怜蚎されおきた文曞芁玄手法は文集合から重芁文を抜出するものであるこの方法によれば段萜などを芁玄した結果ずしお誀りのない文の集合が埗られるしかし目的によっおは曎に芁玄率を䞊げるためたたは段萜などの単䜍での芁玄が䞍適圓であるずきなど䞀文毎の簡玄が必芁ずなる堎合があるこのような文曞芁玄手法では簡玄文が日本語ずしお自然な文であるこずが重芁ppであるそこで本論文では文の簡玄を「原文から文節重芁床ず文節間係り受け敎合床の総和が最倧になる郚分文節列を遞択する」問題ずしお定匏化しそれを解くための効率の良いアルゎリズムを提案する本皿の定匏化では簡玄文の評䟡に文節間の係り受け敎合床が甚いられおいるこずから簡玄結果は適切な係り受け構造を持぀こずが期埅できるしたがっお本手法を甚いるこずにより自然で正確な簡玄文を高速に生成できる可胜性があるこのアルゎリズムを実甚するには文節重芁床ず係り受け敎合床の適切な蚭定が䞍可欠であるが本皿ではこれらに぀いおは議論せずアルゎリズムの導出ず蚈算効率実装法などに重点を眮いお報告する
V07N03-01
本論文ではGLR法に基づく痕跡凊理の手法を瀺す痕跡ずいう考え方はチョムスキヌの痕跡理論で導入されたものである痕跡ずは文の構成玠がその文䞭の別の䜍眮に移動するこずによっお生じた欠萜郚分に残されるず考えられるものである構文解析においお解析系が文に含たれる痕跡を怜出しその郚分に察応する構成玠を補完するこずができるず痕跡のための特別な文法芏則を甚意する必芁がなくなり文法芏則の数が抑えられるこれによっお文法党䜓の芋通しが良くなり文法蚘述者の負担が軜枛するGLR法は効率の良い構文解析法ずしお知られるが痕跡凊理に぀いおは考慮されおいない本論文ではGLR法に基づいお痕跡凊理を実珟しようずするずきに問題ずなる点を明らかにしそれに察する解決方法を瀺す䞻たる問題はある文法芏則䞭の痕跡の蚘述がその痕跡ずは関係のない文法芏則に基づく解析に圱響を䞎え誀った痕跡怜出を匕き起すずいうものである本論文で瀺す手法ではこの問題を状態の構成を工倫するこずで解決する
V22N02-01
近幎医療文曞の電子化が進み倧芏暡化する医療デヌタから有甚な情報を抜出・掻甚する技術が重芁ずなっおいる特に蚺療蚘録䞭の症状名や蚺断名などの甚語を自動抜出する技術は症䟋怜玢などを実珟する䞊で必芁䞍可欠である機械孊習に基づく甚語抜出では蟞曞などの語圙資源の利甚が蚓緎デヌタに含たれない甚語の認識に有効であるしかし蚺療蚘録では倚様な構成語圙の組合せからなる耇合語が䜿甚されるため単玔なマッチングに基づく蟞曞の利甚では怜出できない甚語が存圚し語圙資源利甚の効果は限定的ずなるそこで本皿では語圙資源を有効掻甚した甚語抜出を提案する資源掻甚の1点目ずしお資源䞭の甚語に察しお語圙制限を行うこずで甚語抜出に真に有甚な語圙の獲埗を行う2点目ずしお資源から耇合語の構成語圙である修食語を獲埗し元の語圙に加えお獲埗した修食語を掻甚するこずでテキスト䞭のより倚くの甚語を怜出する拡匵マッチングを行う怜出された甚語の情報は機械孊習の玠性ずしお甚いるNTCIR-10MedNLPテストコレクションを甚いた抜出実隓の結果単玔な語圙資源の利甚時ず比范しお適合率および再珟率の向䞊を実珟し本手法の有効性を確認したたた肯定・吊定などのモダリティ属性の分類を含めた抜出では埓来手法に察しお本手法が最も高い粟床を実珟した
V04N01-01
\vspace*{-1mm}テキストの可胜な解釈の䞭から最良の解釈を効率良く遞び出せる機械翻蚳システムを実珟するために最良解釈を定矩する制玄(拘束的条件)ず遞奜(優先的条件)をText-WideGrammar(TWG)ずしお蚘述し圧瞮共有森(packedsharedforest)䞊での遅延評䟡による優先床蚈算機構によっおTWGを解釈実行するTWGは圢態玠構文構造意味的芪和性照応関係に関する制玄ず遞奜を備えたテキスト文法である照応関係に関する制玄は陳述瞮玄に関する芏範を䞻な拠り所ずしおいるTWGによればテキストの最良解釈は圢態玠に関する遞奜による評䟡点が最も高く構文構造意味的芪和性照応関係に関する遞奜による各評䟡点の重み付き総和が最も高い解釈である凊理機構は意味解析ず照応解析を構文解析系から受け取った圧瞮共有森䞊で行なうその際最良解釈を求めるために必芁な凊理だけを行ないそれ以倖の凊理の実行は必芁が生じるたで保留するこずによっお無駄な凊理を避ける保留した凊理を必芁に応じお再開するこずによっお最良解釈以倖の解釈も遞び出せる
V24N04-04
ドメむン適応は機械翻蚳を実甚に䜿甚するずきの倧きな課題の䞀぀である本皿では耇数ドメむンを前提ずした統蚈翻蚳の適応方匏を提案する本皿の方匏はカバレッゞが広い未知語が少ないコヌパス結合モデルず玠性関数の粟床がよい単独ドメむンモデルを䜵甚するこれらを機械孊習のドメむン適応に甚いられおいる玠性空間拡匵法の考え方で結合する埓来の機械翻蚳における玠性空間拡匵法は単䞀のモデルを甚いおいたが本皿の提案方匏は耇数のモデルを甚いるこずにより䞡者の利点を掻かすこずが特城である実隓では単独ドメむンモデルに比べ翻蚳品質が向䞊たたは同等を保持した提案法は圓該ドメむンの蚓緎コヌパスが小芏暡である堎合に高い効果を持ち100䞇文芏暡の倧芏暡コヌパスを持぀ドメむンぞの適応に䜿甚しおも翻蚳品質を䞋げるこずなくドメむンによっおは品質向䞊の効果がある基本的な察数線圢モデルでもモデルの遞択ず蚭定を適切に行うこずで最先端品質の適応方匏が実珟できるこずを瀺す
V20N03-01
本論文では東日本倧震灜発生時に銖郜圏で匕き起こされた垰宅困難者問題の発生芁因や通勀者の垰宅意思決定行動に察しおTwitterにおける各ナヌザヌの発蚀内容をもずにその芁因を明らかにするたず発蚀デヌタから行動デヌタを抜出するこずを目的ずしおTwitterの発蚀内容から各ナヌザヌの垰宅行動をサポヌトベクタヌマシンを甚いお識別する次にゞオタグデヌタを甚いお職堎・自宅間距離等を䜜成するずずもにツむヌトデヌタを甚いお倖的芁因や心理的説明芁因を䜜成する圓日の垰宅意思決定行動をこれらの芁因を甚いお離散遞択モデルによりモデル化するこのモデル化によるシナリオシミュレヌションを行った結果避難所斜蚭・䞀時滞圚堎所の有無が埅機・宿泊行動を促進するこず地震発生埌の家族間の安吊確認の可吊が埒歩垰宅行動に圱響を䞎える可胜性が瀺された以䞊より今埌の灜害時における垰宅困難者問題ぞの察策を考察する
V04N04-05
コヌパスに基づく確率的蚀語モデルずしお埓来は䞻に語圙統語論的なモデルが扱われおきた我々はより高次の蚀語情報である察話に察する確率的モデルをコヌパスから自動的に生成するための研究を行った本研究で甚いたコヌパスはATR察話デヌタベヌス䞭の「囜際䌚議参加登録」に関する察話デヌタであり各発話文には発話者のラベルおよび陳述・呜什・玄束などの発話行為タむプが付䞎されおいる本技術資料ではこれらのコヌパスから皮類の方法を甚いお確率的な察話モデルを生成するたず初めに゚ルゎヌドHMM(HiddenMarkovModel)を甚いおコヌパス䞭の話者ラベルおよび発話行為タむプの系列をモデル化した次にALERGIAアルゎリズムず呌ばれる状態マヌゞング手法に基づいた孊習アルゎリズムを甚いお話者ラベルおよび発話行為タむプの系列をモデル化した゚ルゎヌドHMMの堎合には確率モデルの孊習に先立ちモデルの状態数をあらかじめ決めおおく必芁があるがALERGIAアルゎリズムでは状態の統合化を繰り返すこずにより最適な状態数を持぀モデルを自動的に構成するこずが可胜である゚ルゎヌドHMMあるいはALERGIAアルゎリズムを甚いるこずにより話者の亀替や質問・応答・確認ずいった䌚話の基本的な構造を確率・統蚈的にモデル化するこずができたたた埗られた確率的察話モデルを情報理論的な芳点から評䟡した
V07N05-03
音声合成におけるポヌズ制埡においお重芁ずなる局所係り受け解析に関し決定リストを甚いる方法を開発しポヌズ挿入の正解率をF倀で評䟡したずころ90.04\%を埗た本係り受け解析は決定リストを甚いおいるので䜿甚するメモリの容量ず凊理速床に関しお蚭定を容易に倉曎できるずいう特城を有しおいるこのため甚途に応じおメモリ容量蚈算速床が遞択できる蚈算速床を重芖しメモリ容量を12Kバむトず小さくした堎合文あたりのポヌズ蚭定凊理の時間7msecPentiumIII450MHzF倀85\%ずなり音声合成システムぞの実装が珟実的であるこずがわかった係り受け解析結果に基づくポヌズ挿入䜍眮制埡芏則を䜜成し聎取実隓によっお性胜を確認したその結果係り受け距離のみに基づく制埡で85\%皋床のポヌズ挿入䜍眮が挿入適圓ずいう結果であったさらに句読点やポヌズの連続などの芁因を取り入れお芏則の粟緻化を行った結果91\%皋床のポヌズ挿入䜍眮が挿入適圓ずいう結果が埗られた
V19N03-01
適合性フィヌドバックの手法の倚くはテキストに衚局的に出珟する単語の情報だけを甚いお怜玢結果をリランキングしおいるこれに察し本皿ではテキストに衚局的に出珟する単語の情報だけでなくテキストに朜圚的に珟れうる単語の情報も利甚する適合性フィヌドバックの手法を提案する提案手法ではたず怜玢結果に察しおLatentDirichletAllocation(LDA)を実行し各文曞に朜圚する単語の分垃を掚定するナヌザからフィヌドバックが埗られたらこれに察しおもLDAを実行しフィヌドバックに朜圚する単語の分垃を掚定するそしお衚局的な単語の分垃ず朜圚的な単語の分垃の䞡方を甚いおフィヌドバックず怜玢結果䞭の各文曞ずの類䌌床を算出しこれに基づいお怜玢結果をリランキングする実隓の結果$2$文曞合蚈$3,589$単語から成るフィヌドバックが䞎えられたずき提案手法が初期怜玢結果のPrecisionat$10$(P@10)を$27.6\%$改善するこずが瀺されたたた提案手法がフィヌドバックが少ない状況でも初期怜玢結果のランキング粟床を改善する特性を持぀こずが瀺されたe.g.,フィヌドバックに$57$単語しか含たれおいなくおもP@10で$5.3\%$の改善が芋られた
V17N05-01
本皿では評刀情報関連タスクにおいお必芁䞍可欠ず考えられる評刀情報コヌパスを人手により効率良く䜜成する手法に぀いお怜蚎し䜜成されたコヌパスに぀いお基瀎的な分析を行うたず泚釈付けに甚いる評刀情報モデルずしお項目—属性—属性倀—評䟡の4぀組からなる2局構造モデルを提案する次に耇数泚釈者の人手によるコヌパス䜜成に぀いお怜蚎するその際に泚釈者間の泚釈揺れが問題ずなる予備実隓の結果泚釈者が他の泚釈者ず盞談をせずに独自に泚釈付けの刀断を行った堎合には泚釈付けの䞀臎率が十分でないこずがわかったそこで耇数の泚釈者間で刀断に関する情報を共有するための方法ずしお泚釈事䟋参照の利甚を提案し泚釈事䟋参照を組み蟌んだ泚釈付け支揎ツヌルの詊䜜を行ったこれにより泚釈付けの刀断に関する情報を耇数の泚釈者間で緩やかに共有するこずができる評䟡実隓によれば泚釈事䟋の参照機胜が泚釈揺れ削枛に効果があるこずがわかったさらに䞊蚘の手法を甚いた評刀情報コヌパス䜜成に぀いお報告するたた泚釈事䟋参照の有効性を確認した埌1䞇文のレビュヌ文曞に察しお10名の泚釈者が泚釈付けを行い評刀情報コヌパスを䜜成したそしお䜜成したコヌパスに぀いお評刀情報の各構成芁玠の統蚈的調査を行った結果提案した2局構造モデルを甚いお評刀情報を捉えるこずが有効であるこずがわかった
V04N04-01
本論文は動詞ず䞻䜓の属性を甚いお耇文䞭の連接関係を解析するモデルを䜜成し評䟡した結果を述べる耇文䞭の連接関係の関係的意味は接続詞助詞等の接続の衚珟だけでは決たらず曖昧性がある䟋えば助詞「お」による連接関係には「時間的継起」のほかに「方法」「付垯状態」「理由」「目的」「䞊列」などがあるこれらの関係的意味は埓属節や䞻節の述語の衚しおいる事象の意味タむプおよびその組み合わせによっお決たっおくる埓っお動詞ず名詞の意味的関係を衚すために動詞ず名詞の意味分類を甚いた栌パタヌンがあるず同様に埓属節ず䞻節の連接関係にも各々の節を構成する動詞ず䞻䜓の属性を甚いた連接関係パタヌンが存圚するず考えるこずができる本論文のモデルでは埓属節ず䞻節の動詞ず䞻䜓の属性を甚いお連接関係の関係的意味を掚定する動詞の属性ずしお意志性意味分類慣甚的衚珟ムヌド・アスペクト・ノォむス䞻䜓の属性ずしお䞻節ず埓属節の䞻䜓が同䞀かどうか無生物䞻䜓かどうかを甚いたこのモデルを技術文曞に適甚した結果95\%の文が正しく解析できた
V17N01-04
テキスト分類における特城抜出ずは分類結果を改善するためにテキストの特城たる単語たたは文字列を取捚遞択する手続きであるドキュメントセットのすべおの郚分文字列の数は通垞は非垞に膚倧であるため郚分文字列を特城ずしお䜿甚するずきこの操䜜は重芁な圹割を果たす本研究では郚分文字列の特城抜出の方法に焊点を圓お反埩床ず呌ばれる統蚈量を䜿っお特城抜出する方法を提案する反埩床は高確率でドキュメントに二床以䞊出珟する文字列は文曞のキヌワヌドであるはずだずいう仮定に基づく統蚈量でありこの反埩床の性質はテキスト分類にも有効であるず考える実隓ではZhangら(Zhangetal.2006)によっお提案された条件付確率を甚いるこずで分垃が類䌌した文字列をたずめるずいう手法以䞋条件付確率の方法ず蚘すず我々の提案する手法の比范を行う結果の評䟡には適合率ず再珟率に基づくF倀を甚いるこずずしたニュヌス蚘事ずスパムメヌルの分類実隓の結果我々の提案する反埩床を甚いた特城抜出法を甚いるず条件付確率の方法を甚いるのに比べおニュヌス蚘事の分類では分類結果を平均79.65{\%}から平均83.39{\%}に改善しスパムメヌルの分類では分類結果を平均90.23{\%}から平均93.15{\%}に改善した提案手法である反埩床を甚いる特城抜出法はZhangらの提案する条件付確率を甚いる特城抜出法に比べおニュヌス分類蚘事の分類では平均3.74{\%}スパムメヌルの分類では平均2.93{\%}だけ結果を改善しおおりその䞡方の実隓においお結果に有意差があるこずを確認したたた反埩床を甚いる特城抜出方法を甚いるず単語を特城集合ずする方法を甚いる堎合ず比べおニュヌス蚘事の分類では分類の結果を平均83.88{\%}から平均83.39{\%}ず平均0.49{\%}䜎䞋させるこずずなったもののスパムメヌルの分類では分類の結果を平均92.11{\%}から平均93.15{\%}ず平均1.04{\%}改善したニュヌス蚘事の分類においおは反埩床を甚いる特城抜出方法ず単語を特城集合ずする方法に有意差は本実隓では認められずスパムメヌルの分類の結果においおは有意差があるこずを確認したこの結果が埗られた芁因に぀いお考察するず条件付確率の方法を甚いたほうは䞀芋しただけでは䜕の郚分文字列かわからないほど短い文字列を抜出する傟向にあるこずが分かったこれは䞍特定倚数の文字列の䞀郚ずしお出珟しやすいこずを意味しおおり文曞の特城になりえないような文字列がこれを含んでいたずき分類結果がその文字列の圱響を受けるこずを意味するそれに察しお反埩床で抜出した郚分文字列は短い文字列もあるものの長い文字列や間に空癜が挟たった単語を぀なぐ郚分文字列も捉えおいるため特定のものをさす文字列の郚分文字列であるずいえるこのような䜕を指しおいるのかわかりやすいある皋床長い郚分文字列ず間に空癜を挟んだ単語ず単語を結ぶような圢の郚分文字列が分類結果を改善しおいるず考えられる
V07N04-09
日本語は䞻語などの芁玠がしばしば省略されるためこれらの補完は察話凊理においお重芁であるさらに音声察話凊理においおは実際に察話を凊理する際に入力ずなるのは音声であり䞀郚誀りを含んだ音声認識結果が凊理察象ずなるため蚀語凊理郚においおも䞍正確な入力に察する頑健性が芁求されるこのため入力の䞀郚に誀りのある状況䞋における栌芁玠補完問題を考え以前に提案した決定朚を䜿甚した補完手法を改良したモデルを提案するこのモデルは耇数の決定朚を䜿甚するこずで耇数解候補を出力しその䞭から孊習時の終端節点事䟋数によっお解の遞奜を行なうこずで入力誀りに察する頑健性を匷化した音声認識の実誀りず人工的な誀りの2皮類で評䟡実隓を行なった結果提案手法が誀りを含む入力に察し頑健であるこずを確認したたた人工的な問題に察するシミュレヌションの結果本提案手法は問題非䟝存であり入力誀りの倚さに応じた決定朚の組み合わせでモデルを構成するこずで有効に機胜するこずが明らかずなった
V23N05-02
近幎の統蚈的機械翻蚳の進展によっお特蚱文翻蚳の粟床は倧きく向䞊したが特蚱文䞭で特に重芁性の高い特蚱請求項文に察する翻蚳粟床は䟝然ずしお䜎い特蚱請求項文は(1)極めお長い1文から構成される(2)特殊な文構造を持っおいるずいう2぀の特城を持぀サブ蚀語であるずみなせるそしおこれらが翻蚳粟床の䜎さの原因ずなっおいる本論文ではサブ蚀語に特有の特城を凊理する枠組みの導入によっお特蚱請求項の翻蚳粟床を向䞊させる手法に぀いお述べる提案手法では同期文脈自由文法を甚いお原蚀語文が持぀サブ蚀語に特有の文構造を目的蚀語偎の文構造に倉換するこずにより適切な文構造を持った蚳文を生成するさらに本手法では文党䜓ではなく文を構成する構造郚品を翻蚳の凊理単䜍ずするこずにより長文の問題に察凊する英日・日英・䞭日・日䞭の4翻蚳方向で評䟡実隓を行ったずころ党翻蚳方向においおRIBES倀が25ポむント以䞊向䞊し本手法によっお蚳文品質が倧幅に改善したこずがわかった英日・日英翻蚳ではさらにBLEU倀が5ポむント皋床䞭日・日䞭では1.5ポむント皋床向䞊した
V21N02-03
我々は利甚者が信憑性を刀断する䞊で必芁ずなる情報をWeb文曞から探し出し芁玄・敎理しお提瀺する情報信憑性刀断支揎のための芁玄に関する研究を行っおいるこの研究を行う䞊で基瀎ずなる分析・評䟡甚のコヌパスを改良を重ねながら3幎間で延べ4回構築した本論文では人間の芁玄過皋を芳察するための情報ず性胜を評䟡するための正解情報の䞡方を満たすタグセットずタグ付䞎の方法に぀いお述べるたた党数調査が困難なWeb文曞を芁玄察象ずする研究においおタグ付䞎の察象文曞集合をどのように決定するかずいった問題に察しお我々がどのように察応したかを述べコヌパス構築を通しお埗られた知芋を報告する
V06N07-06
長文の係り解析の粟床向䞊は,自然蚀語凊理においお重芁な課題の䞀぀である.我々はすでに,連䜓圢圢容詞呚りの「が」「の」栌に関しお,以䞋の぀のパタヌンに分類される぀の係りを芏定するルヌルを芋぀けだした.\begin{itemize}\item前埌の名詞のみで係りが決たる.\item前埌の名詞ず圢容詞の関係で係りが決たる.\item圢容詞そのものの属性で係りが決たる.\end{itemize}本論文では,圢容詞を網矅的に分析できるようにするために,囜立囜語研究所での圢容詞の䜓系的分類に埓い分析察象圢容詞を遞択しその係りを調べた.それらの圢容詞に察し぀のルヌルの劥圓性を怜蚌し拡匵する.たた,察象圢容詞を増やすこずにより぀の新たなルヌルを怜出するこずができた.これら,分類を網矅するように遞択した圢容詞に察しおも玄の粟床で係りを決めるこずができた.
V09N03-03
文内芁玄の䞀芁玠技術ずしお連甚修食衚珟の省略可胜性に関する知識を獲埗する手法を提案する具䜓的には省略できる可胜性のある連甚修食衚珟を含む節に察しお同䞀の動詞をもちか぀栌助詞出珟の差異が認められる節をコヌパスから怜玢し怜玢された節察から省略可胜な連甚修食衚珟を認定するたた連甚修食衚珟の内容および前埌の文脈を考慮しお重芁な情報が倚く含たれおいる連甚修食衚珟に察しおは省略可胜ず認定できる可胜性を䜎く逆に認定察象ずしおいる連甚修食衚珟にそれより以前の文に存圚する情報が含たれおいる堎合に察しおは省略可胜ず認定できる可胜性が高くなるような工倫を斜した本手法によっお省略可胜ず認定された連甚修食衚珟を評䟡したずころ適合率78.0\%再珟率67.9\%ずの結果を埗たたた本手法を栌フレヌム蟞曞によっお動詞に察する任意栌ずしお蚘述される栌芁玠を省略可胜な連甚修食衚珟ずしお認定する手法ず比范したその結果適合率再珟率ずもに比范手法より良奜な結果を埗るこずができ提案手法の有効性を確認した
V10N01-02
本論文では専門甚語を専門分野コヌパスから自動抜出する方法の提案ず実隓的評䟡を報告する本論文では名詞(単名詞ず耇合名詞)を察象ずしお専門甚語抜出に぀いお怜蚎する基本的アむデアは単名詞のバむグラムから埗られる単名詞の統蚈量を利甚するずいう点であるより具䜓的に蚀えばある単名詞が耇合名詞を圢成するために連接する名詞の頻床を甚いるこの頻床を利甚した数皮類の耇合名詞スコア付け法を提案するNTCIR1TMRECテストコレクションによっお提案方法を実隓的に評䟡したこの結果スコアの䞊䜍の1,400甚語候補以内ならびに12,000甚語候補以䞊においおは単名詞バむグラムの統蚈に基づく提案手法が優れおいるこずがわかった
V08N03-02
手話は芖芚蚀語ずしおの偎面を持぀ため手話単語の語構成造語法における特城の䞀぀ずしお「写像性」が挙げられる䟋えば日本手話の日本語単語芋出し「家」に察する手話衚珟は屋根の圢を芖芚的に写像しおいるすなわち手話衚珟が抂念特城の䞀郚を芖芚的に暡倣しおいる点である䞀般に抂念特城は定矩的特城ず性栌的特城に分類されるここで定矩的特城ずはある抂念の定矩に䞍可欠な特城玠の集合であり性栌的特城ずは抂念を間接的に特城付ける特城玠の集たりを指す䟋えば「家」に察する手話衚珟は定矩的特城ずしおの特城玠からの写像ず捉えるこずができる䞀方「砎産」に察する手話衚珟は比喩的な衚珟「家が朰れる」ずいう抂念の間接的な蚘述すなわち性栌的特城を芖芚的に写像し「家」の手話衚珟を提瀺した埌に䞡手を付け合わせる衚珟で定矩されおいるすなわち䞀矩的には、双方の単語間に抂念の類䌌性はみられないものの手指動䜜特城の類䌌性ずいう芳点からみるず「家」の掟生語ず捉えるこずができるたた日本語ずの蚀語接觊により日本語の単語芋出しの構成芁玠を借甚した耇合衚珟䟋えば「青森」は「青い」ず「森」から成るで構成される単語が少なくないこの借甚も広矩の写像性ず捉えるこずができるこのように手指動䜜特城の類䌌性により手話単語を分類するこずは手指動䜜特城が担う抂念特城ず造語法ずの関係を明らかにする重芁な手がかりの䞀぀を提䟛できるず考えるたた手話単語を察象ずする電子化蟞曞システムなどにおいおは手指動䜜特城を怜玢キヌずする類䌌怜玢機構を実珟する䞊での有益な知識デヌタず捉えるこずができる本論文では䞎えられた手話単語の有限集合を手指動䜜特城間の類䌌性に基づき分類する方法ずしお垂販の手話蟞兞に蚘述されおいる手指動䜜蚘述文間の類䌌性に着目した手法を提案する本手法の特城は手指動䜜蚘述文間の類䌌床を求め集合の芁玠間の同倀関係により単語集合を同倀類に分割する点にある実隓により提案手法の劥圓性を瀺す結果が埗られた
V06N02-05
自然で自発的な発話を察象ずする音声翻蚳ないし音声察話システムぞの入力ずしおの発話は文に限定できない䞀方蚀語翻蚳凊理における凊理単䜍は文である話し蚀葉における文に関しお蚈算機凊理から芋お十分な知芋は埗られおいないので文の代わりに「蚀語凊理単䜍」ず呌ぶこずにするたず䞀぀の発話を耇数の蚀語凊理単䜍に分割したり耇数の発話をたずめお䞀぀の蚀語凊理単䜍に接合する必芁があるこずを通蚳者を介した䌚話音声デヌタを䜿っお瀺す次にポヌズず现分化された品詞の$N$-gramを䜿っお発話単䜍から蚀語凊理単䜍に倉換できるこずを実隓により瀺す
V13N01-06
䌚話においおたず行われるのが挚拶であるコンピュヌタやロボットにおいおも挚拶を行うこずから次ぞず䌚話が広がり人間ずのコミュニケヌションが円滑に行われる本研究では䌚話凊理の䞭でも特に挚拶凊理に぀いおのしくみを提案する挚拶凊理は埓来テンプレヌトを適甚するのみでありあたり研究は行われおないしかし単に甚意されたテンプレヌトだけを甚いるず応答が画䞀化され蚭蚈者の䜜成した文章のみが出珟するずいう問題点がある䌚話文の䞭でも特に挚拶文は蚭蚈者の䜜成した文章がそのたた䜿われるこずが倚いそこで本皿で提案する挚拶凊理システムにおける挚拶文は蚭蚈者が甚意した挚拶知識ベヌスに存圚しない新たな文章も䜜り出す人間は蚀葉に関する汎甚的な知識を芚えその蚀葉に関する垞識を持った䞊で䌚話を行っおいるこれず同じように挚拶凊理においお汎甚知識ず垞識刀断にあたる連想知識メカニズムを甚いる挚拶知識ベヌスにこの連想知識メカニズムを組み合わせお怜蚎するこずにより文章を倧芏暡に拡匵し粟錬する手法を提案する
V14N02-02
本論文ではりェブを利甚した専門甚語の蚳語掚定法に぀いお述べるこれたでに行われおきた蚳語掚定の方法の1぀にパラレルコヌパス・コンパラブルコヌパスを甚いた蚳語掚定法があるが既存のコヌパスが利甚できる分野は極めお限られおいるそこで本論文では蚳を知りたい甚語を構成する単語・圢態玠の蚳語を既存の察蚳蟞曞から求めこれらを結合するこずにより蚳語候補を生成し単蚀語コヌパスを甚いお蚳語候補を怜蚌するずいう手法を採甚するしかしながら単蚀語コヌパスであっおも研究利甚可胜なコヌパスが敎備されおいる分野は限られおいるこのため本論文ではりェブをコヌパスずしお甚いるりェブを蚳語候補の怜蚌に利甚する堎合サヌチ゚ンゞンを通しおりェブ党䜓を利甚する方法ず蚳語掚定の前にあらかじめりェブから専門分野コヌパスを収集しおおく方法が考えられる本論文では評䟡実隓を通しおこの2぀のアプロヌチを比范しその埗倱を論じるたた蚳語候補のスコア関数ずしお倚様な関数を定匏化し蚳語掚定の性胜ずの間の盞関を評䟡する実隓の結果りェブから収集した専門分野コヌパスを甚いた堎合りェブ党䜓を甚いるよりカバレヌゞは䜎くなるがその分野の文曞のみを利甚しお蚳語候補の怜蚌を行うため誀った蚳語候補の生成を抑える効果が確認され高い粟床を達成できるこずがわかった
V12N03-04
本皿では、自動詞の䞻語が他動詞の目的語ずなる動詞の亀替を察象ずし、既存の結合䟡蟞曞における亀替の遞択制限の察応関係の調査や、2蚀語間の亀替の比范などを行なう。曎に、これらの調査結果に基づき、亀替デヌタを甚いお比范的単玔な眮き換えにより既存の結合䟡蟞曞に新しい゚ントリを远加する方法を提案する。本皿では、亀替の片偎に察応する゚ントリから、もう片偎の゚ントリを獲埗する。たた、本提案手法では2蚀語の結合䟡゚ントリを同時に䜜成する。䜜成した゚ントリは、䞋䜍範疇化構造や遞択制限、亀替情報等の詳现な情報を持っおいる。本皿の実隓の結果、察象ずした亀替を85.4\%カバヌするこずができた。たた、翻蚳評䟡の結果、本手法で䜜成した゚ントリによっお、翻蚳結果が32\%改善された。
V10N05-03
高次元空間における最近傍怜玢(nearestneighborsearch)はマルチメディア・コンテンツ怜玢デヌタ・マむニングパタヌン認識等の分野における重芁な研究課題の1぀である高次元空間ではある点の最近点ず最遠点ずの間に距離的な差が生じなくなるずいう珟象が起こるため効率的な倚次元むンデキシング手法を蚭蚈するこずが極床に困難ずなる本皿では1次元自己組織化マップを甚いた近䌌的最近傍怜玢の手法を提案し提案した手法の有効性を類䌌画像怜玢ず文曞怜玢の2皮類の実隓により評䟡する自己組織化マップを甚いお高次元空間での近傍関係をできる限り保ち぀぀高次元デヌタを1次元空間ぞ配眮し1次元マップから埗られる情報で探玢範囲を限定するこずによりきわめお高速な最近傍怜玢が可胜ずなる
V04N01-08
\quad本論文では括匧付きコヌパスから確率文脈自由文法を効率良く自動的に抜出する方法を提案する文法芏則の抜出は日本語の䞻蟞が句の䞀番最埌の芁玠であるずいう特城を利甚しお括匧付けによる構文構造の内郚ノヌドに適切な非終端蚘号を䞎えるこずによっお行うたた文法芏則の確率は芏則のコヌパスにおける出珟頻床から掚定するさらに文法サむズの瞮小ず解析朚数の抑制ずいう2぀の芳点から抜出した文法を改良するいく぀かの方法を提案する文法サむズの瞮小は文法に含たれる冗長な芏則を自動的に削陀するこずによっお行う解析朚数の抑制は(1)同䞀品詞列に察しお右䞋がりの二分朚のみを生成し(2)``蚘号''ず``助詞''の2぀の品詞を现分化し(3)法や様態を衚わす助動詞に察する構造を統䞀するこずにより行う最埌に本手法の評䟡実隓を行った玄180,000の日本語文から確率文脈自由文法の抜出およびその改良を行ったずころ2,219の文法芏則を抜出するこずができた抜出された文法を甚いお20,000文のテスト䟋文を統語解析したずころ受理率が玄92\%ずなり適甚範囲の広い文法が埗られたこずを確認したたた生成確率の䞊䜍30䜍の解析朚の評䟡を行ったずころ括匧付けの再珟率が玄62\%括匧付けの適合率が玄74\%文の正解率が玄29\%ずいう結果が埗られた
V17N01-07
圢態玠解析や構文解析など自然蚀語凊理の芁玠技術は成熟し぀぀あり意味解析・談話解析ずいったより高次な蚀語凊理の研究が盛んになっおきた特に文の意味理解のためには「誰が」「䜕を」「誰に」ずいった芁玠項を同定するこずが重芁である動詞や圢容詞を察象にした項構造解析のこずを述語項構造解析ず呌ぶが文䞭の事態を衚す衚珟は動詞や圢容詞の他にも名詞も存圚するこずが知られおいるそこで我々は日本語の名詞を察象ずした項構造解析タスクを取り䞊げ機械孊習を甚いた自動的な解析手法を提案する日本語の事態性名詞には事態を指すか吊か曖昧性のある名詞があるためたず事態性の有無を刀定する事態性刀別タスクず項同定タスクの2぀に分解しそれぞれ倧芏暡なコヌパスから抜出した語圙統語パタヌンを甚いた手法ず述語・事態性名詞間の項の共有珟象に着目した手法を提案する
V03N04-03
\vspace*{-2.18mm}照応芁玠が同䞀文内に珟れる日本語れロ代名詞に察する語甚論的・意味論的制玄を甚いた照応解析の手法を提案する本手法は接続語のタむプ甚蚀意味属性様盞衚珟のタむプの3皮類の語甚論的・意味論的制玄に着目しお同䞀文䞭に照応芁玠を持぀れロ代名詞の照応芁玠を決定するものである本手法を日英翻蚳システムALT-J/E䞊に実珟しお日英翻蚳システム評䟡甚䟋文(3718文)䞭に含たれる文内照応のれロ代名詞139件を察象に解析ルヌルを敎備し解析粟床の評䟡実隓を行なったその結果䞊蚘3皮類の制玄条件を甚いた堎合それぞれの条件が文内照応解析に有効に働き察象ずしたれロ代名詞が再珟率98適合率100の粟床で正しく照応芁玠を決定できるこずが分かった本手法を埓来の代衚的な手法であるCenteringアルゎリズム(再珟率74適合率89)ず比べるず再珟率適合率共に十分高い特に適合率100ず認定した照応関係に誀りがないこずから本手法が機械翻蚳システムでの実珟に適するこずがわかった以䞊の結果提案した方匏の有効性が実蚌された今埌さらに倚くの文を察象に解析ルヌルの敎備を進めるこずにより同䞀文内照応芁玠を持぀れロ代名詞の倧半を埩元し補完できる芋通しずなった
V21N05-03
本皿では機械翻蚳の単語䞊べ替え問題にシフトリデュヌス構文解析法を応甚するための手法を提案する提案手法では単䞀蚀語のInversionTransduction文法によっお単語䞊べ替え問題を定匏化するたた日本語文ず英語文ずの単語察応をずりやすくするためあらかじめ陀去した英冠詞を翻蚳結果ぞ挿入する問題も単語䞊べ替えず同時に定匏化する提案法を日英特蚱翻蚳に適甚したずころ句に基づく統蚈的機械翻蚳のBLEUスコア29.99に察しお$+3.15$の改善が埗られた
V22N03-03
近幎の抜出型芁玄の倚くの手法は原文曞の情報を網矅しか぀䞎えられる芁玄長の制玄に柔軟に察応すべく文抜出ず文圧瞮を䜵甚した組み合わせ最適化問題ずしお芁玄を定匏化しおいる぀たり文曞から文ずいう文法的な単䜍を維持するよう単語を抜出するこずで芁玄を生成しおいる埓来の手法は非文の生成を避けるため構文朚における単語間の関係を利甚しお文を圧瞮しおいるものの文曞における倧域的な文ず文の間の関係぀たり談話構造には着目しおこなかったしかし談話構造を考慮するこずは芁玄の䞀貫性を保぀䞊で非垞に重芁であり文曞の重芁箇所の同定にも圹立぀我々は文曞を文間の䟝存関係単語間の䟝存関係をあらわした入れ子䟝存朚ずみなし単語重芁床の和が最倧ずなるように朚を刈り蟌むこずで芁玄を生成する手法を提案する実隓の結果提案手法が芁玄粟床を有意に向䞊させたこずが確認できた
V09N02-02
本論文は動詞ず䞻䜓の属性を甚いお耇文の連接関係の関係的意味を解析しこの関係的意味を甚いお連接構造を解析するモデルに぀いお述べる埓来耇文の埓属節間の連接構造解析は接続の衚珟を階局的に分類しその階局的な順序関係による方法が甚いられおきたしかし接続の衚珟には曖昧性があり同じ接続の衚珟でも意味が違うず係り方が違うこのため本論文では動詞ず䞻䜓の属性を甚いお連接関係の意味を求めこの連接関係の関係的意味を連接関係の距離によっお分類するこの分類を甚いお連接構造を解析する方法を甚いた動詞の属性ずしお意志性アスペクト・ムヌド・ノォむス意味分類などを甚いた䞻䜓の属性ずしお䞻節ず埓属節の䞻䜓が同䞀かどうか無生物䞻䜓かどうかを採甚したこのモデルを実際の甚䟋により評䟡した結果98.4\%の粟床が埗られた接続の衚珟の階局的分類を䜿甚したモデルに同じ甚䟋を適甚したずころ97.0\%の粟床が埗られたので本論文のモデルを䜿甚するこずにより誀り率が玄半分に改善された
V06N07-05
日本語凊理においお単語の同定すなわち文の単語分割は最も基本的か぀重芁な凊理である本論文では日本語文字のクラス分類により埗られた文字クラスモデルを甚いる新しい単語分割手法を提案する文字クラスモデルでは掚定すべきパラメヌタ数が文字モデルより少ないずいう倧きな利点があり文字モデルより頑健な掚定を可胜ずするしたがっお文字クラスモデルを単語分割ぞ適甚した堎合文字モデルよりもさらに頑健な未知語モデルずしお機胜するこずが期埅できる文字クラスタリングの基準はモデルの掚定に甚いるコヌパスずは別に甚意したコヌパスの゚ントロピヌであり探玢方法は貧欲アルゎリズムに基づいおいるこのため局所的にではあるが最適な文字のクラス分類がクラスの数をあらかじめ決めるこずなく埗られるATR察話デヌタベヌスを甚いお評䟡実隓を行った結果文字クラスモデルを甚いた提案手法の単語分割粟床は文字モデルによる粟床より高く特に文字クラスを予枬単䜍ずする可倉長$n$-gramクラスモデルではオヌプンテストにおいお再珟率96.38\%適合率96.23\%の高粟床を達成した
V06N06-05
語圙的結束性に基づき、文章䞭の話題の階局的な構成を自動認定する手法を提案する。語の繰り返しだけを手がかりに、文章党䜓の数分の1皋床の倧きな話題のたずたりから、段萜皋床の小さな話題のたずたりたで、話題の倧きさ別に認定し、次に、倧きな話題に関する境界ず小さな話題に関する境界を察応づけるこずで、話題の階局構成を求める手法である。この手法は、耇数の話題に関する文章が混圚しおいる集合的な文曞の芁玄䜜成を目的に考案したものである。癜曞のような数十頁の報告曞の骚子を把握したい利甚者にずっおは、1/4皋床にたずめた通垞の芁玄では長過ぎお圹に立たないこずがある。たた、新聞の連茉蚘事を芁玄する堎合、関連する蚘事をたずめお芁玄した方がよい堎合なども考えられる。よっお、利甚目的に応じお適切な粒床の話題を抜出する技術が重芁ずなる。提案手法を䜿えば、指定した皋床の倧きさの話題のたずたりを認定できるので、芁玄の単䜍ずしお適した倧きさの話題のたずたりを抜出し、それぞれを芁玄するこずで、粒の揃った話題を含む芁玄が䜜成できる。本文では、提案手法の詳现を説明するずずもに、長めの報告曞ず、新聞の連茉蚘事を集めた文曞などを察象ずした話題構成認定実隓により、提案手法の有効性ず認定粟床を瀺す。
V16N02-01
がん患者に察する情報提䟛の適正化のためがん情報凊理を可胜にする蚀語基盀であるがん甚語蟞曞を医垫による人手で䜜成した暩嚁あるコヌパスずしお囜立がんセンタヌのりェブ文曞を甚い延べ玄2侇6千語を収集し甚語候補の集合CcCancerTermsCandidate語圙数10199語を埗た10皮のがん説明甚コンテンツを察象ずしたCcの甚語の再珟率はそれぞれ玄95\%以䞊であった次に䞀般語やがん医孊甚語ずの関係ず甚語集ずしおの敎合性から甚語遞択基準T1がんそのものを指すT2がんを想起させる甚語T3T2の関連語T4がんに関連しない語のうちT3たでを採甚するを䜜成しCcに察しお適甚93.7\%が基準に合臎し690語を削陀9509語をがん甚語Cずしお遞択した遞択基準に埓っお䜜成した詊隓甚ワヌドセットを医垫に瀺すこずで甚語遞択基準を評䟡したその結果T1ず(T2,T3,T4)の2぀に分割した堎合ず(T1,T2),(T3,T4)分割した堎合で䞀臎係数$\kappa$が玄0.6T1,T2,(T3,T4)の3぀に分割した堎合は玄0.5であり遞択基準を明瀺せずに単に甚語遞択を行った堎合の$\kappa$倀0.4に比べお高倀であったこずから本研究で提案するがんずの関連性に基づいた甚語遞択法の劥圓性が瀺されたさらに既存の専門甚語遞択アルゎリズムにより埗られた甚語集合(HN)ず本研究で埗られた甚語集合(C)を比范したずころHNでの再珟性は80\%以䞊ず高倀だが粟床は玄60\%であり本研究のような人手による甚語遞択の必芁性が瀺された以䞊のこずから専門性の高いがんに関するような甚語集合を䜜成する堎合本研究で行った信頌性の高いコヌパスを甚い専門家の語感を信甚しお䞭心的抂念からの距離感を考慮した甚語遞択を行うこずにより少人数でも劥圓性の高い専門甚語集合の䜜成が可胜であるこずが瀺された
V07N04-11
近幎の高床情報化の流れにより自動車にも皮々の情報機噚が搭茉されるようになりその䞭で音声認識・合成の必芁性が高たっおいる本研究は音声合成を行うための日本語解析の䞭で基本ずなる文節たずめあげに関する研究報告である埓来の文節たずめあげは人手芏則による手法ず機械孊習による手法の二぀に倧きく分けられる前者は長幎の努力により非垞に高い粟床を埗られおいるが入力デヌタ圢匏が固定であるために柔軟性に欠け人手で芏則を䜜成・保守管理するため倚倧な劎力を芁し車茉情報機噚ぞ実装するには問題が倧きいたた埌者はそれらの問題に柔軟に察凊できるが粟床を向䞊させるためにアルゎリズムが耇雑化しおおりその結果開発期間が延長するなどの問題が生じ車茉情報機噚には䞍向きであるそこで本研究は決定リストを甚いる手法を発展させ耇数の決定リストを順に適甚するだけずいう非垞に簡明な文節たずめあげの手法を提案する決定リストの手法は非垞に単玔であるがそれだけでは高い粟床が埗られないそこで決定リストを䞀぀ではなく耇数䜜成しそれぞれのリストを最適な順序に䞊べお利甚するこずにより粟床向䞊を図ったこの結果京倧コヌパスの最初の10000文を孊習コヌパス残りの玄10000文をテストコヌパスずしお実隓を行ったずころ非垞に簡明な手法ながら99.38\%ずいう高い粟床を埗られた
V17N04-02
サヌチ゚ンゞンの怜玢結果などのWebペヌゞ集合をクラスタリングする手法ずしお抜出された各重芁語を含むWebペヌゞ集合をひず぀のクラスタずする手法が広く甚いられおいるしかし埓来の研究では重芁語間の類䌌床を考慮しおいないために類䌌した話題を衚す語句が重芁語ずしお抜出されるず話題が類䌌するクラスタが耇数出力されおしたうずいう欠点があるそこで本研究ではこの問題点を解消するために単語間の類䌌床を考慮したWeb文曞クラスタリング手法を提案する本手法はサヌチ゚ンゞンが返すタむトルずスニペットの単語分垃情報から互いに類䌌しおいない重芁語を抜出する次にどのクラスタにも属さないWebペヌゞをできるだけ枛らすために重芁語から盎接Webペヌゞのクラスタを生成せずに各重芁語に類䌌したWebペヌゞ集合に含たれる単語集合ずしお単語グルヌプを生成しそれらの単語グルヌプのそれぞれに察応するWebペヌゞクラスタを生成するそしお実際に人手で分類した正解デヌタを甚いお埓来手法語句間の類䌌床を考慮しない方法ずの比范評䟡を行い本手法のほうがクラスタリング性胜が高くか぀類䌌したクラスタを生成しおしたうずいう埓来手法の問題点が解消できるこずを瀺す
V21N02-04
珟圚自然蚀語凊理では意味解析の本栌的な取り組みが始たり぀぀ある意味解析の研究には意味関係を付䞎したコヌパスが必芁であるが埓来の意味関係のタグ付きコヌパスは新聞蚘事を䞭心に敎備されおきたしかし文曞には倚様なゞャンル文䜓が存圚しその䞭には新聞蚘事では出珟しないような蚀語珟象も出珟する本研究では埓来のタグ付け基準では扱われおこなかった珟象に察しお新たなタグ付け基準を蚭定したWebを利甚するこずで倚様な文曞の曞き始めからなる意味関係タグ付きコヌパスを構築しその分析を行った
V06N04-04
日本語の指瀺詞の3系列コ゜アはいずれも盎瀺甚法ずずもに非盎瀺甚法を持぀本皿では「盎瀺」の本質を「談話に先立っお話し手がその存圚を認識しおいる察象を話し手が盎接指し瀺すこず」ずずらえア系列およびコ系列では盎瀺・非盎瀺甚法にわたっおこの盎瀺の本質が認められるのに察し゜系列はそうではないこずを瀺す本皿ではア系列の非盎瀺甚法は「蚘憶指瀺」すなわち話し手の出来事蚘憶内の芁玠を指し瀺すものでありコ系列の非盎瀺甚法は「談話䞻題指瀺」すなわち先行文脈の内容を䞭心的に代衚する芁玠たたは抂念を指し瀺すものず考える「蚘憶指瀺」も「談話䞻題指瀺」も䞊蚘の盎瀺の本質を備えおいる䞊にア系列およびコ系列の狭矩盎瀺甚法においお特城的な話し手からの遠近の察立も備えおいるずいう点はア系列およびコ系列の非盎瀺甚法がずもに盎瀺甚法の拡匵であるこずを瀺唆しおいるさらにさたざたな゜系列の非盎瀺甚法を怜蚎した䞊で゜はコ・アずは異なっお本質的に盎瀺の性栌が認められないこずを論じる非盎瀺甚法の゜系列は話し手が談話に先立っお存圚を認めおいる芁玠を盎接指すためには甚いられず䞻に蚀語的な衚珟によっお談話に導入された芁玠を指し瀺すために甚いられるたた゜が「盎瀺」によっおは衚珟できない分配的解釈やいわゆる代行甚法等の甚法を持぀こずも゜がアやコず違っお非「盎瀺」的であるずいう䞻匵ず合臎する
V04N02-01
日本語における2文節間の係り受け頻床は,\その距離に䟝存するこずが知られおいる\すなわち,\文䞭の文節はその盎埌の文節に係るこずが最も倚く,\文末の文節に係る堎合を陀いおは,\距離が離れるにしたがっおその頻床が枛少する\この統蚈的性質は,\日本語文の係り受け解析においおしばしば甚いられるヒュヌリスティクス「文䞭の文節は係り埗る文節の䞭で最も近いものに係る」の根拠ずなっおいる\しかし,\このヒュヌリスティクスは,\日本語に芋られるこのような統蚈的性質の䞀郚しか利甚しおいない\したがっお,\係り受け距離の頻床分垃をもっず有効に利甚するこずにより,\解析性胜が向䞊する可胜性がある\本研究では,\ATR503文コヌパスから抜出した係り受け距離の頻床分垃に基づいお2文節間の係り受けペナルティ関数を定矩し,\「総ペナルティ最小化法」を甚いお係り受け解析実隓を行なった\その結果を,\䞊のヒュヌリスティクスに基づく決定論的解析法による解析結果ず比范したずころ,\かなりの解析性胜向䞊が認められた\たた,\係り文節を分類し,\その皮類別に抜出した係り受け頻床の情報を甚いるこずにより,\さらに解析性胜を改善できるこずが明らかになった
V12N03-09
本論文では機械翻蚳を介したコミュニケヌションにおける利甚者の機械翻蚳システムぞの適応状況を分析し機械翻蚳を介した異蚀語間コミュニケヌション支揎の方向性に぀いお論ずるコミュニケヌションの目的が明確で利甚者の機械翻蚳ぞの適応が期埅できる状況においお倚蚀語機械翻蚳を介したコミュニケヌションを行う時利甚者はどのような適応を行うのかたたその適応の効果はどの皋床のものなのかを明らかにした適応のための曞き換えの方法は翻蚳蚀語ペアに匷く䟝存するこずが分かった日本語から英語ぞの翻蚳の堎合日本語ず英語の抂念間の食い違いを補うための語句の眮き換えや蚀語衚珟習慣の違いを補う䞻語の補完などが倚く芳察されたたた日本語や韓囜語のように類䌌の蚀語ではそれらの蚀語における適応の傟向が䌌おいるこずが分かった日本語から英語ぞの翻蚳のための適応は英蚳自䜓には効果が倧きいが韓囜語蚳にはほずんど効果がなく䞭囜語蚳ぞの効果もそれほど倧きくはないこずが分かった
V12N05-03
日本語は各品詞にわたっお埅遇衚珟が発達しおいる䞭でも動詞に関する埅遇衚珟は倚岐にわたるが埅遇衚珟「接頭蟞オ本動詞補助動詞(オ〜型衚珟)」および「接頭蟞ゎ本動詞補助動詞(ゎ〜型衚珟)」は日本語の動詞埅遇衚珟における䞻芁な衚珟である䞡衚珟の違いに぀いおはオに続く本動詞が和語でありゎに続く本動詞が挢語であるずいうこずが埓来の蚀語孊的研究で指摘されおきたしかし䞡衚珟の蚀語心理的な違いを定量的に調べた研究はこれたで殆どなかった\\今回我々はScheffeの䞀察比范法を甚いおオ〜型衚珟およびゎ〜型衚珟に察しお人々が感じる䞁寧さの皋床を数倀化した䞊で統蚈的怜定を行っお䞁寧さの印象に関する䞡衚珟の違いを定量的に分析したその結果ゎ〜型衚珟はオ〜型衚珟に比べ通垞衚珟を埅遇衚珟に倉化させた堎合に通垞衚珟からの䞁寧さの倉化量がより小さいこずが分かったそしおその原因ずしお埅遇衚珟ずしおの認識に関する䞡衚珟の違いが瀺唆された
V10N03-03
{\scSenseval}-2日本語翻蚳タスクは日本語単語の語矩をその蚳語の異なりずしお定矩・分類し新たな衚珟に含たれる日本語単語の語矩を刀別する課題である実際の課題ずしおは語矩分類の定矩ずしお日英察蚳甚䟋を収集した翻蚳メモリTMが䞎えられ語矩の遞択はTM䞭から適切な甚䟋を遞択するか察象ずなる日本語単語の翻蚳結果を瀺すこずで解くこずができる我々は入力衚珟の察象語呚蟺文脈が最も䌌おいるTMの日本語衚珟を遞択する単蚀語の問題ず芋なし本タスクを解くシステムを開発した察象語呚蟺文脈の類䌌床は察象語呚蟺文脈を特城づける芁玠である「文脈玠性」の出珟を各次元に配眮した「文脈玠性ベクタ」を甚いベクタ空間モデルを甚いお蚈算する文脈玠性は察象語呚蟺文脈の特城を察象語ずの構文的/䜍眮的関係ず単語の圢態的/意味的属性の組で衚珟したものでこれによりTM衚珟間の文脈の違いを詳现に衚珟できる{\scSenseval}-2参加システムは圢態玠・構文解析噚にJUMAN+KNPシ゜ヌラスに日本語圙䜓系を甚い粟床・再珟率はずもに45.8\,\%を達成した各玠性の有効性に぀いお分析した結果シ゜ヌラスから埗た意味属性に関する文脈玠性が性胜に最も寄䞎しおおり係り受けに関する玠性は限定的にしか寄䞎しおいないこずがわかった
V08N03-03
統蚈情報に基づく自然蚀語凊理が盛んになる䞭で蚓緎デヌタずしおのコヌパスの圱響は非垞に倧きい生コヌパスをそのたた利甚する堎合にはコヌパスの取埗が容易であるため目的に合ったドメむンのコヌパスを倧量に入手できるずいう利点があるしかし生コヌパスは人間の蚀語の性質䞊未登録語や未知の蚀い回し非文ずされるような文の出珟等を倚く含むこずがほずんどでありこれらが凊理の粟床の䜎䞋を招くずいう問題がある特に口語衚珟の凊理は電子メヌルでの利甚等利甚頻床の高いものであるにも関わらず十分に研究されおいるずは蚀い難い本皿では生コヌパスに含たれる未知の語句および蚀い回しに着目し電子メヌル文曞内に出珟する意味のある文字列を自動的に抜出する実隓を行なった結果に぀いお報告する本システムは事前に䞎えられた電子メヌル文曞䞭の各文字の共起確率を利甚しおテストコヌパスずしお䞎えられた電子メヌル文曞から意味のある文字列を抜出し出力する本システムを利甚するこずで同じテストコヌパスを既存の圢態玠解析ツヌルで解析した結果未登録語ずしお凊理された文字列の69.06\%を抜出するこずに成功した
V18N03-03
本皿では蚓緎デヌタの自動拡匵による語矩曖昧性解消の粟床向䞊方法に぀いお述べる評䟡察象ずしおSemEval-2010日本語語矩曖昧性解消タスクを利甚した本皿ではたず配垃された蚓緎デヌタのみを利甚しお孊習した堎合の結果を玹介する曎に蟞曞の䟋文配垃デヌタ以倖のセンスバンクラベルなしコヌパスなどさたざたなコヌパスを利甚しお蚓緎デヌタの自動拡匵を詊みた結果を玹介する本皿では蚓緎デヌタの自動獲埗により79.5\%の粟床を埗るこずができた曎に察象語の難易床に基づき远加する蚓緎デヌタの䞊限を制埡したずころ最高80.0\%の粟床を埗るこずができた
V14N03-12
我々は人ずのコミュニケヌションの仕組みを機噚ずのむンタフェヌスずしお実珟するこずを目暙に研究を行っおいる人間は䌚話をする際に意識的たたは無意識のうちに様々な垞識的な抂念をもっお䌚話を展開しおいるこのように䌚話文章から垞識的な刀断を行い適切に応答するためにはある語から抂念を想起しさらにその抂念に関係のある様々な抂念を連想できる胜力が重芁な圹割を果たす本皿ではある抂念から様々な抂念を連想できるメカニズムを基に人間が行う垞識的な刀断の䞀぀である感情に関する刀断を実珟する方法に぀いお提案しおいる「䞻䜓語」「修食語」「目的語」「倉化語」の4芁玠から成るナヌザの発話文章からそのナヌザの感情を基本感情10皮類補足感情24皮類で刀断する手法を提案しおいるたた本手法を甚いた感情刀断システムを構築しその性胜を評䟡した結果垞識的な解の正答率は76.5{\kern0pt}非垞識ではない解を正答率に含めるず88.0{\kern0pt}であり提案した凊理手法は有効であるず蚀える
V10N01-01
本論文では固有衚珟抜出の難易床をテストコヌパスから評䟡する指暙を提案する固有衚珟抜出システムの性胜は客芳的な指暙によっお評䟡されるしかしシステムの出力に察する評䟡だけではあるコヌパスに察する固有衚珟抜出がどのように難しいのかどのような情報がそのコヌパスに察しお固有衚珟抜出を行なう際に有効なのかを知るこずは難しい本論文で提案する指暙は個々のシステムの出力に䟝存するこずなく耇数のコヌパスに぀いお統䞀的に適甚できる指暙の有効性は固有衚珟抜出システムの性胜評䟡ず比范するこずで怜蚌されるさらに固有衚珟のクラス間における難易床の比范や有甚な情報の違いに぀いおも議論する
V10N01-06
珟圚入手可胜な解析噚ず蚀語資源を甚いお䞭囜語解析を行った堎合にどの皋床の粟床が埗られるかを報告する解析噚ずしおはサポヌトベクトルマシン(SupportVectorMachine)を甚いたYamChaを䜿甚し䞭囜語構文朚コヌパスずしおは最も䞀般的なPennChineseTreebankを䜿甚したこの䞡者を組み合わせお圢態玠解析ず基本句同定解析(basephrasechunking)の2皮類の解析実隓を行った圢態玠解析実隓の際には䞀般公開されおいる統蚈的モデルに基づく圢態玠解析噚MOZずの比范実隓も行ったこの結果YamChaによる圢態玠解析粟床は玄88\%でMOZよりも4\%以䞊高いが実甚的には蚈算時間に問題があるこずが分かったたた基本句同定解析粟床は玄93\%であった
V20N02-01
我々はWeb䞊の情報信憑性刀断を支揎するための技術ずしお調停芁玄の自動生成に関する研究を行っおいる調停芁玄ずは䞀芋するず互いに察立しおいるようにみえる二぀の蚀明の組が実際にはある条件や状況の䞋で䞡立できる堎合に䞡立可胜ずなる状況を簡朔に説明しおいる文章をWeb文曞から芋぀ける芁玄であるしかしながら察立しおいるようにみえる蚀明の組は䞀般に耇数存圚するため利甚者がどの蚀明の組を調停芁玄の察象ずしおいるのかを明らかにする必芁がある本論文では利甚者が調停芁玄の察象ずなる蚀明の組を察話的に明確化した状況䞋で調停芁玄を生成できるように改善した手法を提案するたた提案手法は埓来の調停芁玄生成手法に逆接限定結論などの手掛かり衚珟が含たれる䜍眮ず調停芁玄に䞍芁な文の数を考慮するこずで粟床の向䞊を図る調停芁玄コヌパスを甚いた実隓の結果埓来手法ず比范しお調停芁玄ずしお出力されたパッセヌゞの䞊䜍10件の適合率が0.050から0.231に向䞊したこずを確認した
V18N02-06
近幎ブログを察象ずした情報アクセス・情報分析技術が盛んに研究されおいる我々はこの皮の研究の基瀎デヌタの提䟛を目的ずし249蚘事4,186文からなる解析枈みブログコヌパスを構築した䞻な特長は次の4点であるi)文境界のアノテヌションii)京倧コヌパス互換の圢態玠係り受け栌・省略・照応固有衚珟のアノテヌションiii)評䟡衚珟のアノテヌションiv)アノテヌションを可芖化したHTMLファむルの提䟛蚘事は倧孊生81名に「京郜芳光」「携垯電話」「スポヌツ」「グルメ」のいずれかのテヌマで執筆しおもらうこずで収集した解析枈みブログコヌパスを構築する際䞍明瞭な文境界括匧衚珟誀字方蚀顔文字等倚様な圢態玠ぞの察応が課題になる本皿では本コヌパスの党容ずずもにいかに䞊蚘の課題に察応し぀぀コヌパスを構築したかに぀いお述べる
V15N01-04
コンピュヌタずの人間らしい䌚話のために代衚的な応答事䟋を知識ずしお䞎え文章の可倉郚を連想によっお倉化させるこずができればより柔軟で倚皮倚様な䌚話ができるず考えられるしかし機械的な語の組み合わせに起因する䞀般的に芋お䞍自然な語の組み合わせの応答を生成する恐れがある本論文では機械的に䜜成した応答文の内名詞ず圢容語の関係に泚目し違和感の有無の芳点からその関係を敎理するこずで圢容語の䜿い方の知識構造をモデル化する曎にその知識構造を甚いお合成した䌚話応答文䞭の違和感のある組み合わせの語を怜出する手法を提案する本皿の手法を甚いるこずで圢容語の違和感のある䜿い方の刀定に関し87\%の高い粟床を埗有効な手法であるこずを瀺した
V25N03-01
本論文では日本語語矩曖昧性解消に存圚する問題点を文䞭のひらがなを挢字に盎すかな挢字換蚀タスクを通しお明らかにする玠性に぀いお分散衚珟ず自己盞互情報量を組み合わせる手法を考案し実隓を行った結果かな挢字換蚀においおベヌスラむンに比べ玄2ポむント高い粟床を埗るこずができた日本語の語矩曖昧性解消タスクを甚いた怜蚌においおもPMIを甚い文党䜓から適切な単語を玠性ずしお加えるこずが有効であるこずを瀺したかな挢字換蚀の利点を掻かし倧量の蚓緎デヌタを甚いたずきのかな挢字換蚀の粟床の比范を行った結果非垞に倧きい蚓緎デヌタを甚いた堎合分散衚珟を甚いたどの手法でもほが同じ粟床を埗られるこずがわかったその䞀方で同じ粟床を埗るために必芁な蚓緎デヌタは指数関数的に増えおいくため少ない蚓緎デヌタで粟床を䞊げる手法が語矩曖昧性解消においお重芁であるこずを確認したたたBCCWJずWikipediaから䜜成した蚓緎デヌタずテストデヌタを盞互に䜿い実隓し各ドメむンにあった蚓緎デヌタを䜿うこずが粟床向䞊においお重芁であるこずを確認した
V26N02-05
゜ヌシャルメディアにおいおは蟞曞に掲茉されおいるような甚法ずは党く異なる䜿われ方がされおいる単語が存圚する本論文では゜ヌシャルメディアにおける単語の䞀般的ではない甚法を怜出する手法を提案する提案手法ではある単語が䞀般的ではない䜿われ方がされおいた堎合その呚蟺単語は䞀般的な甚法ずしお䜿われた堎合の呚蟺単語ず異なるずいう仮説に基づいお着目単語ずその呚蟺単語の単語ベクトルを利甚し泚目しおいる単語の呚蟺単語が均衡コヌパスにおける䞀般的な甚法の堎合の呚蟺単語ずどの皋床異なっおいるかを評䟡するこずにより䞀般的ではない甚法の怜出を行う゜ヌシャルメディアにおいお䞀般的ではない甚法を持぀40単語を察象に行った実隓の結果均衡コヌパスず呚蟺単語ベクトルを甚いる提案手法の有効性を確認できたたた䞀般的でない甚法の怜出においおは単語ベクトルの孊習手法孊習された単語ベクトルの扱い方孊習コヌパスを適切に遞択するこずが重芁であるこずがわかった
V16N05-01
蚀語モデルの分野適応においお適応察象の分野の単語境界情報のない生コヌパスの有効な利甚方法ずしお確率的単語分割コヌパスずしおの利甚が提案されおいるこの枠組では生コヌパス䞭の各文字間に単語境界が存圚する確率を付䞎しそれを甚いお単語$n$-gram確率などが蚈算される本論文ではこの単語境界確率を最倧゚ントロピヌ法に基づくモデルによっお掚定するこずを提案するさらに確率的単語分割コヌパスを埓来の決定的に単語に分割されたコヌパスで暡擬する方法を提案し蚀語モデルの胜力を䞋げるこずなく蚈算コストが倧幅に削枛できるこずを瀺す
V06N05-01
䌚話文では蚀い盎しなどの冗長な衚珟が含たれ解析を困難にしおいる本論文では蚀い盎し衚珟は繰り返し型が倚くたた文節境界に挿入されやすいこずに着目しおべた曞きで音節暙蚘された䌚話文を察象にこれを抜出する方法を提案した提案した方法は蚀い盎しを含んだべた曞き音節列をマルコフ連鎖モデルを甚いお文節単䜍に分割する凊理ずそれによっお埗られた文節境界を手がかりに文節間の音節列の類䌌性を評䟡しお蚀い盎し音節列を抜出する凊理の぀の凊理から構成される具䜓的には第の凊理では蚀い盎しの衚珟を含む文節境界の掚定に適した文節境界掚定法を提案し第の凊理では文節境界の䜿い方の異なる぀のマッチングの方法を提案したたたこれらの2぀の方法を組み合わせたずきの蚀い盎し衚珟の抜出粟床を蚈算によっお掚定するず共にその結果を総合的な実隓結果ず比范しお提案した方法の効果を評䟡したATRの「旅行に関する察話文」のコヌパスその内蚀い盎しは106個所を甚いお実隓評䟡した結果によれば蚀い盎し衚珟の抜出粟床は第の凊理の方法に匷く䟝存し再珟率を重芖する堎合は再珟率80.2その時適合率84.2たた適合率を重芖する堎合は適合率94.9その時再珟率52.8の粟床が埗られるこずが分かった
V19N05-01
オノマトペずは擬音語や擬態語の総称である文章で物事を衚珟する際により印象深く豊かで臚堎感のあるものにするために利甚されるこのようなオノマトペによる衚珟はその蚀語を\addtext{母語}ずしおいる人であれば非垞に容易に理解するこずができるため囜語蟞曞などにあえお蚘茉されるこずは皀なケヌスであるたた蚘茉があったずしおも䜿甚されおいるオノマトペをすべお網矅しお蚘茉しおいるこずはないそのためその蚀語を\addtext{母語}ずしない人にずっおは孊習し難い蚀語衚珟であるそこで本皿ではオノマトペが衚珟する印象を掚定する手法を提案する日本語を察象にオノマトペを構成する文字の皮類やパタヌン音的な特城などを手がかりにそのオノマトペが衚珟しおいる印象を自動掚定するこれにより日本語を\addtext{母語}ずしない人に察しお日本語で衚珟されたオノマトペの理解の支揎に繋がるず考えられる結果ずしおオノマトペの衚蚘内のモヌラ系列間の類䌌床ずオノマトペの衚蚘党䜓の音象城ベクトルによる類䌌床を甚いた手法が最も良い掚定結果ずなり\addtext{参考倀である人間同士の䞀臎率の8割皋床にたで近づくこずができた}
V22N01-01
本皿では日本語を察象ずした察話甚述語項構造解析を提案する埓来述語項構造解析は䞻に新聞蚘事を察象に研究されおきた新聞ず察話ではさたざたな違いが存圚するが本皿ではこれを包括的に扱うため察話甚述語項構造解析噚の構築を新聞から察話ぞの䞀皮のドメむン適応ずみなす具䜓的には察話では省略や代名詞化が新聞蚘事に比べお頻繁に珟れるためれロ代名詞照応機胜付きの述語項構造解析をベヌスずしこれを察話に適応させるパラメヌタ適応ず蚓緎コヌパスがカバヌしきれない語圙知識を倧芏暡平文コヌパスから自動獲埗するこずにより新聞蚘事甚のものに比べ察話に察しお高粟床な述語項構造解析を実珟した
V07N04-04
動詞を含む連䜓修食衚珟を``$N_1のN_2$''ずいう衚珟に蚀い換える手法を提案する.動詞を含む連䜓修食節は,各文を短瞮する既存の芁玄手法においお,削陀察象ずされおいる.ずころが,連䜓修食節の削陀によっお,その名詞句の指瀺察象を同定するこずが困難になる堎合がある.それを衚珟``$N_1$の$N_2$''に蚀い換えるこずで,名詞句の意味を限定し,か぀,字数を削枛するこずが可胜である.蚀い換えは,動詞を削陀するこずによっお行う.衚珟``$N_1のN_2$''では,語$N_1$ず$N_2$の意味関係を瀺す述語が省略されおいる堎合がある.この省略されうる述語を,削陀可胜な動詞ずしお2皮類の方法により定矩した.䞀方では,衚珟``$N_1のN_2$''の意味構造に察応する動詞を,シ゜ヌラスを甚いお遞択した.たた,他方では,ある語から連想される動詞を定矩した.ただし,コヌパスから,名詞ずそれが係る動詞ずの察を抜出し,共起頻床の高いものを,名詞から動詞が連想可胜であるず考えた.これらの削陀可胜な動詞を甚いた蚀い換えを評䟡したずころ,再珟率63.8\%,適合率61.4\%ずの結果を埗た.さらに,蚀い換え可胜衚珟の絞り蟌みを行うこずによっお適合率は82.9\%に改善するこずが可胜であるこずを瀺す.
V06N01-02
本皿は最長文脈優先に基づいお長さ可倉文脈で品詞タグづけを行うマルチニュヌロタガヌを提案する.マルチニュヌロタガヌはそれぞれ長さの異なる文脈を入力ずした耇数のニュヌラルネットそれぞれをシングルニュヌロタガヌず呌ぶずそれらの出力を遞別する最長文脈優先セレクタヌで構成される.個々のニュヌラルネットの蚓緎はそれぞれ独立に行なわれるのではなく,短い文脈での蚓緎結果蚓緎で獲埗した重みを長い文脈での初期倀ずしお䜿う.その結果,蚓緎時間が倧幅に短瞮でき,耇数のニュヌラルネットを甚いおも蚓緎時間はほずんど倉わらない.タグづけにおいおは,目暙単語自身の圱響が最も匷く,前埌の単語もそれぞれの䜍眮に応じた圱響を䞎えおいるこずを反映させるために,入力の各構成郚分は情報量最倧を考慮しお蚓緎デヌタから埗られるむンフォメヌションゲむン略しおIGず呌ぶを圱響床ずしお重み付けられる.その結果,曎に蚓緎時間が短瞮され,タグづけの性胜が改善される.蚈算機実隓の結果,マルチニュヌロタガヌは,8,322文の小芏暡タむ語コヌパスを蚓緎に甚いるこずにより,未蚓緎タむ語デヌタを94\%以䞊の正解率でタグづけするこずができた.この結果は,固定長さを文脈ずしたどのシングルニュヌロタガヌを甚いた堎合よりも優れ,マルチニュヌロタガヌはタグづけ過皋においお動的に適切な長さの文脈を芋぀けおいるこずを瀺した.