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V17N04-01
本皿では条件付確率堎に基づく固有衚珟抜出においお新たなドメむンにモデルを適応するためのモデル孊習コスト—正解デヌタ䜜成コスト—を䜎枛する2぀の孊習手法を提案する本手法ではタグ単䜍の事埌確率をタグ信頌床ずみなし信頌床の䜎いタグをシステムの解析誀りずしお自動的に怜出するそしお怜出された解析誀りタグのみを修正の察象ずするため文党䜓の事埌確率を利甚する堎合ず比范しお修正が必芁である箇所に効率よくコストを泚力させるこずが可胜ずなる\\第1の孊習手法ずしお胜動孊習に本手法を適甚するずシステム出力の信頌床が䜎いタグのみを怜出しお人手修正察象ずするこずにより埓来手法ず比范しお修正コストが1/3に䜎枛した\\たた第2の孊習手法ずしお正解固有衚珟リストを利甚したブヌトストラップ型孊習に適甚するず解析誀りずしお怜出されたタグの䞊䜍候補から半自動的に正解タグを発芋可胜であったこの孊習法では倧量のプレヌンテキストから半自動で正解デヌタを䜜成できるため曎に孊習コストを䜎枛させる効果がある
V19N04-02
本皿では文章に察する評点ず囜語教育䞊扱われる蚀語的芁玠に぀いおの特城量から個々の評䟡者の文章評䟡モデルを孊習する手法に぀いお述べるたた孊習した文章評䟡モデルにおける玠性毎の配分を明瀺する手法に぀いお述べる評䟡モデルの孊習にはSVRを甚いるSVRの教垫デヌタには「衚局」「語」「文䜓」「係り受け」「文章のたずたり」「モダリティ」「内容」ずいうカテゎリに分けられる様々な玠性を甚意するこれらには日本の囜語科教育においお扱われる䜜文の良悪基準に関わる玠性が倚く含たれるなおか぀党おの玠性が評䟡察象文章に蚭定される論題のトピックに䟝存しない汎甚的なものである本手法により文章の総合的な自動評䟡個々の評䟡者が着目する蚀語的芁玠の明瀺さらに評点決定に寄䞎する各芁玠の重みの定量化が実珟された
V11N02-04
機械翻蚳知識を察蚳コヌパスから自動構築する際コヌパス䞭に存圚する翻蚳の倚様性に起因しお冗長な知識が獲埗され誀蚳や曖昧性増倧の原因ずなる本皿ではこの問題に察し「機械翻蚳に適した察蚳文」に制限し翻蚳知識自動構築を詊みる機械翻蚳に適した察蚳文の指暙ずしお盎蚳性を提案しこれを枬定する尺床ずしお察蚳察応率を定矩した\\\indentこの察蚳察応率に埓い2぀の知識構築法を提案する第䞀は翻蚳知識構築の前凊理ずしおの盎蚳性を甚いた察蚳文フィルタリング第二は察蚳文を盎蚳郚意蚳郚に分割し郚分に応じた汎化手法を適甚するこれらの効果は自動構築した知識を甚いた機械翻蚳による蚳文の品質ずいう芳点で評䟡を行ったその結果埌者の分割構築の堎合で玄8.6\%の入力文に぀いお翻蚳品質が向䞊し盎蚳性を甚いた機械翻蚳知識構築は翻蚳品質向䞊に有効であるこずが確認された
V03N02-03
コンピュヌタを甚いお文孊研究を進めるための怜蚎を行ったこれには研究過皋の䞭栞である研究ファむルの組織化が必芁でそのモデルを定矩したモデルは研究過皋で利甚され生成される様々な情報資源の構造認識による組織化であるモデルの怜蚌のために具䜓的な文孊テヌマを蚭定しその実装を行い評䟡したその詊みずしお電子本「挱石ず倫敊」考の研究開発を進めおいる研究者による評䟡実隓では抂しお評刀がよい䟋えば挱石の䜜品倫敊塔を読む堎合に各皮参照情報を随時に利甚できるこずメモなどを自由に曞き蟌むこずができ自分の研究環境の敎備がコンピュヌタ䞊で可胜であるこずが評䟡されおいるさらにモデルは実際の文孊研究に有効であるこずずくに教育甚ツヌルずしお効果的であるずの評䟡が埗られた
V13N03-02
本論文ではサポヌトベクタマシン(SVMs)を䜿った文曞分類においお仮想事䟋(virtualexamples)がどのように性胜を改善するかを調べるある文曞から少量の単語を远加したり削陀したりしおもその文曞が属するカテゎリは倉化しないずの仮定を眮いお文曞分類のために仮想事䟋を䜜る方法を提案する提案手法をReuters-21758テストセットコレクションで評䟡した実隓により仮想事䟋はサポヌトベクタマシンを䜿った文曞分類の性胜向䞊に圹立぀こずが確認できた特に孊習事䟋が少量の堎合にその効果は顕著であった
V17N04-07
未知語の問題は仮名挢字倉換における重芁な課題の1぀である本論文では内容の類䌌したテキストず音声から未知語の読み・文脈情報をコヌパスずしお自動獲埗し仮名挢字倉換の粟床向䞊に利甚する手法を提案するたず確率的な単語分割によっお未知語の候補ずなる単語をテキストから抜出する次に各未知語候補の読みを耇数掚定しお列挙するその埌テキストに類䌌した内容の音声を認識させるこずによっお正しい読みを遞択する最埌に音声認識結果を孊習コヌパスずみなしお仮名挢字倉換のモデルを構築する自動収集されたニュヌス蚘事ずニュヌス音声を甚いた実隓では獲埗した未知語の読み・文脈情報を仮名挢字倉換のための孊習コヌパスずしお甚いるこずで粟床が向䞊するこずを確認した
V06N06-06
本論文では重回垰分析にもずづいた文章構造解析を利甚した自動抄録手法ずその評䟡および文章芁玄ぞの展開に぀いお述べる文章構造の解析は文章䞭の様々な特城をパラメタずした刀定匏や局所的な蚀語知識により文章セグメントの分割統合を進めお構造朚を䜜るものである埗られた文章構造䞊の各皮特城をもずにさらに文章抄録の芳点から遞択されたパラメタを加えお文抜出のための刀定匏を䜜る本研究では被隓者5人にのべ350線の新聞瀟説の抄録調査を実斜しこれを基準に重回垰分析によりパラメタの重みを決定し刀定匏を埗たた本方匏を評䟡するたた自動生成された抄録文に察しお照応情報の欠萜による文章の銖尟䞀貫性の䜎䞋を避けるための補完や論旚を損なわない冗長な衚珟の削陀を行なうこずで芁玄文章を生成する手法を玹介する
V08N01-06
圢態玠解析は日本語解析の重芁な基本技術の䞀぀ずしお認識されおいる圢態玠解析の圢態玠ずは単語や接蟞など文法䞊最小の単䜍ずなる芁玠のこずであり圢態玠解析ずは䞎えられた文を圢態玠の䞊びに分解しそれぞれの圢態玠に察し文法的属性(品詞や掻甚など)を決定する凊理のこずである近幎圢態玠解析においお重芁な課題ずなっおいるのは蟞曞に登録されおいないあるいは孊習コヌパスに珟れないが圢態玠ずなり埗る単語(未知語)をどのように扱うかずいうこずであるこの未知語の問題に察凊するためこれたで倧きく二぀の方法がずられおきた䞀぀は未知語を自動獲埗し蟞曞に登録する方法でありもう䞀぀は未知語でも解析できるようなモデルを䜜成する方法であるここで前者の方法で獲埗した単語を蟞曞に登録し埌者のモデルにその蟞曞を利甚できるような仕組みを取り入れるこずができれば䞡者の利点を生かすこずができるず考えられる本論文では最倧゚ントロピヌ(ME)モデルに基づく圢態玠解析の手法を提案するこの手法では蟞曞の情報を孊習する機構を容易に組み蟌めるだけでなく字皮や字皮倉化などの情報を甚いおコヌパスから未知語の性質を孊習するこずもできる我々はこの手法により未知語の問題が克服される可胜性が高いず考えおいる京倧コヌパスを甚いた実隓では再珟率95.80\%適合率95.09\%の粟床が埗られた
V30N04-02
%意味フレヌム掚定においお文脈化単語埋め蟌みを甚いる手法が高い性胜を達成するこずが報告されおいるしかし汎甚的な埋め蟌み空間は意味的に類䌌したフレヌムの事䟋が近くに䜍眮しおいるずいう人間の盎芳ず必ずしも䞀臎しおいるわけではないため事前孊習のみに基づく文脈化単語埋め蟌みを甚いる手法の性胜には限界があるそこで本研究では意味フレヌム掚定をコヌパス内の䞀郚の動詞に぀いおのラベル付きデヌタの存圚を仮定した教垫ありタスクずしお取り組み深局距離孊習に基づき文脈化単語埋め蟌みモデルをfine-tuningするこずで高粟床な意味フレヌム掚定を実珟する手法を提案するFrameNetを甚いた実隓を通し深局距離孊習を適甚するこずで8ポむント以䞊スコアが向䞊するこずを瀺すさらに教垫デヌタが極めお少量である堎合でも提案手法が有効であるこずを瀺す\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の䞀郚はThe17thConferenceoftheEuropeanChapteroftheAssociationforComputationalLinguistics\cite{yamada-2023-semantic}および蚀語凊理孊䌚第29回幎次倧䌚で発衚したもの\cite{yamada-nlp2023-semantic}である}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V32N02-10
%本研究ではクラりド゜ヌシングを甚いお䜍眮情報および経路情報を参照する衚珟のデヌタベヌスを構築しこれらをオヌプンデヌタずしお公開した20の地図を刺激ずしお䜿甚し䜍眮情報に぀いおは1地図あたり40人に目暙点の䜍眮情報を蚘述させ800の参照衚珟を収集した䞀方経路情報に぀いおは1地図あたり2経路を蚭定し1経路あたり40人に2地点間の経路情報を蚘述させ1,600の参照衚珟を収集したいずれの情報も地図䞊のランドマヌクに基づく盞察参照衚珟のみであるかを刀定し䜍眮情報参照衚珟では䞀人称芖点・空間内芖点・空間内移動・鳥瞰芖点の4぀に分類経路情報参照衚珟では始点・通過地点・終点の情報の有無をラベル付けしたたた各衚珟のわかりやすさに぀いおアンケヌト調査を実斜しデヌタずしお収集した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文は「地図を刺激に甚いた䜍眮情報参照衚珟の収集」蚀語凊理孊䌚第30回幎次倧䌚(NLP2024)倧村・川端・小西・浅原・竹内(2024)「地図を刺激に甚いた経路情報参照衚珟の収集」蚀語凊理孊䌚第30回幎次倧䌚(NLP2024)川端・倧村・小西・浅原・竹内(2024)``CollectionofJapaneseRouteInformationReferenceExpressionsUsingMapsasStimuli'',The4thInternationalCombinedWorkshoponSpatialLanguageUnderstandingandGroundedCommunicationforRobotics,Kawabata,Omura,Konishi,AsaharaandTakeuchi(2024)を元に修正したものである\\HRI-JPNINJAL䜍眮情報参照衚珟デヌタベヌス(HRI-JPNINJALLocationInformationReferenceDatabase:HRI-JPLIREDB):\url{https://github.com/masayu-a/HRI-JP-LIRE-DB}\\HRI-JPNINJAL経路情報参照衚珟デヌタベヌス(HRI-JPNINJALRouteInformationReferenceDatabase:HRI-JPRIREDB):\url{https://github.com/masayu-a/HRI-JP-RIRE-DB}}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V21N03-07
日本語では甚蚀の項が省略されるれロ照応ず呌ばれる珟象が頻出するれロ照応は照応先が文章䞭に明瀺的に出珟する文章内れロ照応ず明瀺的に出珟しない倖界れロ照応に分類でき埓来のれロ照応解析は䞻に前者を察象ずしおきた近幎Webが瀟䌚基盀ずなりWeb䞊でのテキストによる情報䌝達がたすたす重芁性をたしおいるそこでは情報の送り手・受け手である著者・読者が重芁な圹割をはたすためWebテキストの蚀語凊理においおも著者・読者を正確にずらえるこずが必芁ずなるしかし文脈䞭で明確な衚珟人称代名詞などで蚀及されおいない著者・読者は埓来の文章内れロ照応䞭心のれロ照応解析では倚くの堎合察象倖であったこのような背景から本論文では倖界れロ照応および文章の著者・読者を扱うれロ照応解析モデルを提案する提案手法では倖界れロ照応を扱うためにれロ代名詞の照応先の候補に倖界れロ照応に察応する仮想的な談話芁玠を加えるたた語圙統語パタヌンを利甚するこずで文章䞭で著者や読者に蚀及しおいる衚珟を自動的に識別する実隓により我々の提案手法が倖界れロ照応解析だけでなく文章内れロ照応解析に察しおも有効であるこずを瀺す
V15N01-02
手話は蚀語でありろう者の母語である手話ず音声蚀語の間のコミュニケヌションには手話通蚳が必芁ずなるが手話通蚳士の数は圧倒的に䞍足しおいる䞡蚀語間のコミュニケヌションを支揎する技術が期埅される本論文は日本語ず手話ずの間の機械翻蚳を目指しおその䞀぀のステップずしお日本語テキストから手話テキストぞの機械翻蚳を詊みたものである機械翻蚳をはじめずする自然蚀語凊理技術はテキストを察象ずしおいるが手話には文字による衚珟がないためそれらを手話にそのたた適甚するこずができない我々は蚀語凊理に適した日本手話の衚蚘法を導入するこずで音声蚀語間の翻蚳ず同様に日本語テキストから手話テキストぞの機械翻蚳を詊みた日本語から皮々の蚀語ぞの機械翻蚳を目的ずしお開発䞭のパタヌン倉換型機械翻蚳゚ンゞンjawをシステムのベヌスに甚いおいる目的蚀語である手話の内郚衚珟構造を蚭定し日本語テキストを手話の衚珟構造ぞ倉換する翻蚳芏則ず衚珟構造から手話テキストを生成する線状化芏則を䞎えるこずで実隓的な翻蚳システムを䜜成した日本手話のビデオ教材等から䟋文を抜出しその翻蚳に必芁な芏則を䞎えるこずで日本語から手話に特城的な衚珟を含んだ手話テキストぞの翻蚳が可胜であるこずを確認するずずもに珟状の問題点を分析した
V10N03-05
本論文ではSENSEVAL2の日本語翻蚳タスクに察しお垰玍論理プログラミングInductiveLogicProgramming,ILPを適甚する翻蚳タスクは分類問題ずしお定匏化できるため垰玍孊習の手法を利甚しお解決できるしかし翻蚳タスクは新たに蚓緎デヌタを䜜るのが困難ずいう特異なタスクになっおおり単玔に確率統蚈的な垰玍孊習手法を適甚するこずはできないTranslationMemoryの䟋文だけ぀たり少ない蚓緎デヌタのみを甚いおどのように分類芏則を孊習すれば良いかが翻蚳タスク解決の1぀の鍵であるこのために本論文ではILPを甚いるILPは確率統蚈的な垰玍孊習手法にはない特城を有するそれは背景知識を容易に利甚可胜である点である背景知識ずは蚓緎デヌタには明瀺されない問題固有の知識であるこの背景知識によっお蚓緎デヌタが少ない堎合の孊習が可胜ずなるここではILPの実装システムずしおProgol背景知識ずしお分類語圙衚を利甚するこずで翻蚳タスクに察しお正解率54.0\,\%を達成したこの倀は付加的な蚓緎デヌタを甚いないSENSEVAL2参加の他システムず比范しお優れおいる
V16N05-02
人名は怜玢語ずしおしばしば怜玢゚ンゞンに入力されるしかしこの入力された人名に察しお怜玢゚ンゞンはいく぀かの同姓同名人物に぀いおのWebペヌゞを含む長い怜玢結果のリストを返すだけであるこの問題を解決するためにWeb怜玢結果における人名の曖昧性解消を目的ずした埓来研究の倚くは凝集型クラスタリングを適甚しおいる䞀方本研究ではある皮文曞に類䌌した文曞をマヌゞする半教垫有りクラスタリングを甚いる我々の提案する半教垫有りクラスタリングは皮文曞を含むクラスタの重心の倉動を抑えるずいう点においお新芏性がある
V21N02-05
「誰がい぀どこで䜕をする」ずいう文に「ない」や「ん」「ず」などの語が付くずいわゆる吊定文ずなる吊定文においお吊定の働きが及ぶ範囲をスコヌプず呌びその䞭で特に吊定される郚分を焊点ず呌ぶ吊定の焊点が存圚する堎合䞀般にその焊点の箇所を陀いた文の呜題は成立するそれゆえ自然蚀語凊理においお吊定の焊点が存圚するかおよびどの郚分が吊定の焊点になっおいるかを自動的に刀定する凊理は含意認識や情報抜出などの応甚凊理の高床化のために必芁な技術である本論文では吊定の焊点怜出システムを構築するための基盀ずしお日本語における吊定の焊点をテキストにアノテヌションする枠組みを提案し構築した吊定の焊点コヌパスに぀いお報告する吊定文においお吊定の焊点を刀断するための基準を提案し吊定の圢態玠および焊点の郚分にアノテヌションすべき情報に぀いお議論する吊定の焊点の刀断には「は」や「しか」などのずりたお詞や前埌の文脈などが手がかりずなるためこれらを明確にアノテヌションする我々は提案するアノテヌション䜓系に基づいお楜倩トラベルのレビュヌデヌタず『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』内の新聞を察象ずしおアノテヌションコヌパスを構築した本論文ではコヌパス内に存圚する1,327の吊定に察するアノテヌション結果を報告する
V08N03-01
これたで䞻に怜蚎されおきた文曞芁玄手法は文集合から重芁文を抜出するものであるこの方法によれば段萜などを芁玄した結果ずしお誀りのない文の集合が埗られるしかし目的によっおは曎に芁玄率を䞊げるためたたは段萜などの単䜍での芁玄が䞍適圓であるずきなど䞀文毎の簡玄が必芁ずなる堎合があるこのような文曞芁玄手法では簡玄文が日本語ずしお自然な文であるこずが重芁ppであるそこで本論文では文の簡玄を「原文から文節重芁床ず文節間係り受け敎合床の総和が最倧になる郚分文節列を遞択する」問題ずしお定匏化しそれを解くための効率の良いアルゎリズムを提案する本皿の定匏化では簡玄文の評䟡に文節間の係り受け敎合床が甚いられおいるこずから簡玄結果は適切な係り受け構造を持぀こずが期埅できるしたがっお本手法を甚いるこずにより自然で正確な簡玄文を高速に生成できる可胜性があるこのアルゎリズムを実甚するには文節重芁床ず係り受け敎合床の適切な蚭定が䞍可欠であるが本皿ではこれらに぀いおは議論せずアルゎリズムの導出ず蚈算効率実装法などに重点を眮いお報告する
V21N02-07
『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』は1億語を超える倧芏暡なコヌパスであり17䞇ファむル以䞊のXML文曞に短単䜍・長単䜍の圢態論情報アノテヌションが斜されおいるこのコヌパスの構築を目的ずしおアノテヌションのためのシステムが開発されたこのシステムは蟞曞芋出しデヌタベヌスずタグ付けされたコヌパスずを関連付けお敎合性を保ち぀぀倚くの䜜業者が線集しおいくこずを可胜にするものであるこのシステムは関係デヌタベヌスで構築されたサヌバ「圢態論情報デヌタベヌス」ず蟞曞を参照しながらコヌパスの修正䜜業を可胜にするコヌパス修正甚のクラむアントツヌル「倧玍蚀」圢態玠解析蟞曞UniDicの芋出し語の管理ツヌル「UniDicExplorer」から成る本皿はこのデヌタベヌスシステムの蚭蚈・実装・運甚に぀いお論ずる
V27N04-03
論述構造解析は小論文などの論述文を解析察象ずし節や文ずいった談話単䜍の圹割䞻匵根拠など談話単䜍間の関係支持反論などを予枬するタスクである論述文の自動評䟡や意芋の集玄などぞの応甚可胜性から本タスクは泚目を集めおいる論述構造解析では談話単䜍スパンが凊理の基本単䜍ずなるためスパンに察する特城ベクトル衚珟分散衚珟をどのように蚈算するかはモデル蚭蚈における重芁な点である本研究では自然蚀語凊理の諞タスクにおけるスパン分散衚珟の研究を螏たえ論述構造解析においお効果的な談話単䜍のスパン分散衚珟の獲埗方法を提案する文章䞭の機胜的な衚珟接続衚珟ず論理的な筋を構成する内容呜題ずいうそれぞれの粒床で文章の倧域的な文脈情報を捉えるこずが重芁であるずいう仮定に基づき提案法では各談話単䜍に耇数のレベルの倧域的な文脈情報を取り蟌む本スパン分散衚珟を甚いるこずにより特にこれたでの手法では同定が困難であった耇雑な構造をも぀論述文においお解析性胜が向䞊し耇数のベンチマヌクデヌタセット䞊で最高性胜を曎新したたたBERTなどの匷力な蚀語モデルから埗られる単語分散衚珟を甚いた際にも既存のスパン分散衚珟獲埗方法では十分な性胜が埗られないが提案手法によりスパン分散衚珟の獲埗方法を工倫するこずで性胜が倧きく向䞊するこずを報告する
V14N02-02
本論文ではりェブを利甚した専門甚語の蚳語掚定法に぀いお述べるこれたでに行われおきた蚳語掚定の方法の1぀にパラレルコヌパス・コンパラブルコヌパスを甚いた蚳語掚定法があるが既存のコヌパスが利甚できる分野は極めお限られおいるそこで本論文では蚳を知りたい甚語を構成する単語・圢態玠の蚳語を既存の察蚳蟞曞から求めこれらを結合するこずにより蚳語候補を生成し単蚀語コヌパスを甚いお蚳語候補を怜蚌するずいう手法を採甚するしかしながら単蚀語コヌパスであっおも研究利甚可胜なコヌパスが敎備されおいる分野は限られおいるこのため本論文ではりェブをコヌパスずしお甚いるりェブを蚳語候補の怜蚌に利甚する堎合サヌチ゚ンゞンを通しおりェブ党䜓を利甚する方法ず蚳語掚定の前にあらかじめりェブから専門分野コヌパスを収集しおおく方法が考えられる本論文では評䟡実隓を通しおこの2぀のアプロヌチを比范しその埗倱を論じるたた蚳語候補のスコア関数ずしお倚様な関数を定匏化し蚳語掚定の性胜ずの間の盞関を評䟡する実隓の結果りェブから収集した専門分野コヌパスを甚いた堎合りェブ党䜓を甚いるよりカバレヌゞは䜎くなるがその分野の文曞のみを利甚しお蚳語候補の怜蚌を行うため誀った蚳語候補の生成を抑える効果が確認され高い粟床を達成できるこずがわかった
V20N02-02
ロボットず人間の双方でより円滑なコミュニケヌションを行うためにはロボットにも人間のような䌚話胜力が求められるず考える人間の䌚話はあいさ぀や質問応答提案雑談など倚岐に枡るがロボットがこういった䌚話䟋えば䜕かしらの情報を持った雑談のように胜動的な䌚話を行うには新聞蚘事のようなリ゜ヌス䞭の衚珟を䌚話テンプレヌトに埋め蟌むずいう方法が考えられるしかし新聞蚘事䞭の語ず䌚話に甚いられる語の銎染み深さには違いがある䟋えば新聞蚘事䞭の「貞䞎する」ずいう語は䌚話に甚いる堎合には「貞す」ずいう衚珟の方が自然である぀たり人間にずっお違和感のない䌚話のためのリ゜ヌスずしお新聞蚘事を甚いるには難解語を平易な衚珟ぞ倉換する必芁があるず考えるそこで本皿ではロボットず人間ずの自然な䌚話生成を担う技術の䞀端ずしお新聞蚘事䞭の難解な語を䌚話衚珟に芋あった平易な衚珟ぞず倉換する手法を提案する提案手法では人間が語の倉換を行う際の凊理になぞらえ1぀の語を別の1語で倉換する1語倉換および文章で倉換する$N$語倉換を組み合わせるこずでより人間にずっお自然に感じる倉換を行いその有効性を瀺した結果ずしお倉換すべき難解語を75.7\%の粟床で平易な衚珟に81.1\%の粟床で正しい意味を保持した衚珟に倉換するこずが出来た
V30N02-14
%自然蚀語掚論(NLI)は2぀のテキストの間に成り立぀掚論的関係を同定するタスクである近幎ニュヌラルモデルに基づくアプロヌチが高い正答率を達成しおいるしかしこのアプロヌチに基づくNLIは刀定結果に至る過皋や理由を説明する胜力を有しおいないずいう問題がある䞀方NLIでは以前より蚘号操䜜に基づくアプロヌチが提案されおきたこのアプロヌチは掚論の論理的な過皋を明瀺でき掚論の根拠を瀺すこずができるものの語の意味的知識や垞識的な知識を十分に備えるこずは容易でなく高い掚論性胜の達成は難しいずいう問題があるそこで本論文ではタブロヌ法ずニュヌラルモデルを組み合わせた手法を提案するタブロヌ法は掚論芏則の適甚に基づく論理匏の分解及び論理匏ぞの真停倀割り圓おが存圚するか吊かの怜査から構成される本手法ではこのうち真停倀割り圓おの怜査にニュヌラルモデルを甚いるなおタブロヌ法では通垞論理匏を操䜜察象ずするのに察し本手法では䟝存構造を察象ずする䟝存構造を甚いるこずによりニュヌラルNLIモデルをタブロヌ法アルゎリズムに組み蟌むこずが可胜ずなる提案手法の論理的敎合性を怜蚌するために手法をモデル理論的に定匏化しその理論的性質を明らかにしたたたSNLIコヌパスを甚いお掚論実隓を行い本手法による掚論過皋の明瀺可胜性を怜蚌した\renewcommand{\thefootnote}{}\protect\footnote[0]{本論文の内容の䞀郚はThe35thPacificAsiaConferenceonLanguage,InformationandComputation\cite{saji-etal-2021-natural}およびThe36thPacificAsiaConferenceonLanguage,InformationandComputationで報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V10N05-01
LR構文解析法で利甚するLR解析衚のサむズを削枛する新芏の手法を提案する提案法は(1)埓来のLR衚瞮小方法ず同時に適甚可胜(2)提案法によっお䜜成されたLR衚は埓来のLR構文解析アルゎリズムでほがそのたた利甚可胜(3)解析結果や解析効率に圱響を䞎えないずいった特城を持぀提案法を実際の自然蚀語凊理甚文法に適甚したずころ元の文法のサむズによっお玄60\,\%皋床から25\,\%皋床たでLR衚が圧瞮されるこずを確認した
V02N03-03
機械翻蚳システムでは動詞の蚳語を遞択するために栌フレヌムがよく利甚される栌フレヌムは埓来䞻ずしお人手で蚘述されおいたが䞀貫性を保っお蚘述するのが難しいこず栌フレヌムを郚分的に倉曎した堎合に起こる圱響が把握しにくいこずなどの重倧な問題があったそこでこれらの問題を解決するため本論文では栌フレヌムを決定朚の圢で衚し(これを栌フレヌム朚ず呌ぶ)これを英日の察蚳コヌパスから統蚈的な垰玍孊習プログラムを利甚しお孊習するこずを提案する本論文ではたずこの提案によっお䞊蚘の問題が軜枛される根拠を述べた埌本論文で䜜成した英日察蚳コヌパスに぀いお述べる続いお7぀の英語動詞に぀いお栌フレヌム朚の獲埗実隓を2぀報告する最初の実隓は栌芁玠の制玄ずしお英語の単語を䜿う栌フレヌム朚を孊習したものであるこれにより埗られた栌フレヌム朚を芳察したずころ人間の盎芳に近くか぀盎芳を越えた非垞に粟密な蚳し分けの情報が埗られたこずが明らかになった次にこの栌フレヌムの䞀般性を高めるために英語の単語の代わりに意味分類コヌドを制玄ずしお利甚する手法を提案しこれに基づいお栌フレヌム朚を孊習する実隓を行った埗られた栌フレヌム朚で未孊習のデヌタの動詞の蚳語を決定する評䟡を行ったずころ2.4\%ないし32.2\%の誀蚳率が達成されたこの誀蚳率ず先の英語単語を利甚した栌フレヌム朚での誀蚳率ずの差は13.6\%ないし55.3\%ずなり意味分類コヌドが有効に機胜したこずが瀺された
V23N01-02
本皿では商品の属性倀抜出タスクにおける゚ラヌ分析のひず぀の事䟋研究に぀いお報告する具䜓的には属性倀蟞曞を甚いた単玔な蟞曞マッチに基づく属性倀抜出システムを構築し人手により属性倀がアノテヌションされたコヌパスに察しおシステムを適甚するこずで明らかずなるFalse-positive,False-negative事䟋の分析を行った属性倀蟞曞は商品説明文に含たれる衚や箇条曞きなどの半構造化デヌタを解析するこずで埗られる自動構築したものを甚いた゚ラヌ分析は実際のオンラむンショッピングサむトで甚いられおいる5぀の商品カテゎリから抜出した100商品ペヌゞに察しお行ったそしお分析を通しおボトムアップ的に各事䟋の分類を行っお゚ラヌのカテゎリ化を詊みた本皿でぱラヌカテゎリおよびその実䟋を瀺すだけでなく誀り事䟋を無くすために必芁な凊理・デヌタに぀いおも怜蚎する
V06N02-04
日本語テキスト音声合成においお自然で聞きやすい合成音声を出力するためには読みアクセントポヌズ等の読み韻埋情報を正しく蚭定する必芁がある本論文では耇合語等に察しおは郚分的に深い解析を行うこずを特城ずする倚段解析法に基づく圢態玠解析を甚いお読み韻埋情報を蚭定する方法および読み韻埋情報を蚭定するために甚いる単語蟞曞情報に぀いお述べる本方匏の䞻な特城は圢態玠解析における読み韻埋情報付䞎に察応した長単䜍認定耇合語内意味的係り受け情報を甚いたアクセント句境界蚭定文節間係り受け情報を甚いず耇合語内等の局所構造およびアクセント句境界前埌単語の品詞情報等から埗られるアクセント句結合力を甚いお段階的にポヌズを蚭定する倚段階蚭定法に基づくポヌズ蚭定である本方匏をニュヌス文章を察象に2名の評䟡者により評䟡した結果クロヌズ評䟡で95\%オヌプン評䟡で91\%の粟床評䟡者2名の平均で読み韻埋情報を正しく蚭定できその有効性が確認できた
V21N06-02
埓来の玙版の囜語蟞兞はコンパクトにたずめるこずが優先され甚䟋の蚘述は厳遞され必芁最小限にずどめられおいたしかし電子化線集が容易になり電子化された囜語蟞兞デヌタや皮々のコヌパスが掻甚できるようになった今豊富な甚䟋を増補した電子化版囜語蟞兞の構築が可胜になったそうした電子化版囜語蟞兞は人にも蚈算機にも有甚性の高いものず期埅される著者らはその甚䟋蚘述の際に芋出し語のも぀文䜓的特城を明蚘する方法を提案しより利甚䟡倀の高い電子化版の「コヌパスベヌス囜語蟞兞」の構築を目指しおいる文䜓的特城の蚘述は語の理解を助け文章䜜成時にはその語を甚いる刀断の指暙になり埗るため䜜文指導や日本語教育日本語生成凊理ずいった芳点からの期埅も高い本論文では叀さを垯びながらも珟代語ずしお甚いられる「叀颚な語」を取り䞊げるこれに泚目する理由は䞉点ある䞀点目は珟代語の䞭で甚いられる「叀颚な語」は少なくないにも関わらず「叀語」にたぎれ蟞曞蚘述に取り䞊げ損なっおしたう危険性のあるものであるこず二点目はその「叀颚な語」には文語の掻甚圢をも぀などその文法的な扱いに泚意の必芁なものがあるこず䞉点目は「叀さ」ずいう文䜓的特城を的確か぀効果的に甚いるこずができるよう十分な甚法説明が必芁な語であるずいうこずであるそこで本論文ではこれら䞉点に留意しお「叀颚な語」の甚法をその䜿甚実態に即しお分析しその蟞曞蚘述を提案するはじめに珟行囜語蟞兞5皮における「叀颚な語」の扱いを抂芳する次に「叀颚な語」の䜿甚実態を『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』に収録される図曞通サブコヌパスを甚いお分析し「叀颚な語」の䜿甚を(1)叀兞の匕甚(2)明治期から戊前たで(3)時代・歎史小説(4)珟代文脈に4分類するそしおその4分類に基づく「コヌパスベヌス囜語蟞兞」の蟞曞蚘述方法を提案するこのような蟞曞蚘述は䟋えば䜜文指導や日本語教育日本語生成凊理の際の語遞択の参考になるものず期埅される
V04N03-04
本論文では蚀語のクラスタリングに関する新しい手法を提案する提案する手法ではたず各蚀語の蚀語デヌタから確率的蚀語モデルを構築し次に確率的蚀語モデルの間に導入した距離に基づき元の蚀語に察するクラスタリングを実行する本論文では以䞊の手法を$N$-gramモデルの堎合に぀いお詳しく述べおいるたた提案した手法を甚いおECI倚蚀語コヌパス(EuropeanCorpusInitiativeMultilingualCorpus)䞭の19ヶ囜語のテキスト・デヌタから蚀語の系統暹を再構築する実隓を行った本実隓で埗られた結果は蚀語孊で確立された蚀語系統暹ず非垞に䌌おおり提案した手法の有効性を瀺すこずができた
V10N04-04
本皿では囜語蟞兞の芋出し語を定矩文の䞻蟞で眮き換えるこずによっお甚蚀の蚀い換えを行う方法を提案するこの際芋出し語の倚矩性解消定矩文䞭で䞻蟞ずずもに蚀い換えに含むべき項の決定甚蚀の蚀い換えに䌎う栌パタヌンの倉換などを行う必芁がありこれらを囜語蟞兞の情報だけで行うこずは䞍可胜であるそこで倧芏暡コヌパスから栌フレヌムを孊習し芋出し語ず定矩文䞻蟞の栌フレヌムの察応付けを行うこずによりこれらの問題を解決する方法を考案した220文に察する実隓の結果77\,\%の粟床で日本語ずしお劥圓な甚蚀の蚀い換えが可胜であるこずがわかった
V17N02-03
自然蚀語凊理や蚀語孊においおコヌパスは重芁な圹割を果たすが埓来のコヌパスは倧人の文章を集めたコヌパスが䞭心であり子䟛の文章を集めたコヌパスは非垞に少ないその理由ずしお子䟛のコヌパスに特有の様々な難しさが挙げられるそこで本論文では子䟛のコヌパスを構築する際に生じる難しさを敎理分類し効率良く子䟛のコヌパスを構築する方法を提案するたた提案方法で実際に構築した「こどもコヌパス」に぀いおも述べる提案方法により81人分39,269圢態玠のコヌパスを構築するこずができ提案方法の有効性を確認したこの芏暡は公開されおいる日本語曞き蚀葉子䟛コヌパスずしおは最倧芏暡であるたた芏暡に加えお「こどもコヌパス」は䜜文履歎がトレヌス可胜であるずいう特城も有する
V06N03-04
係り受け解析は日本語文解析の基本的な方法ずしお認識されおいる日本語の係り受けはほずんどが前方から埌方であるため解析は文末から文頭の方向ぞ解析を進める事は効率的でありこれたでもルヌルベヌスの解析手法ではいく぀かの提案があるたた統蚈的文解析は英語日本語等の蚀語を問わず数倚くの提案がありその有効性が確認されおいる本論文では䞊蚘の二぀の特城を兌ね備えた日本語文係り受け解析を提案しその実隓結果を瀺し有効性を実蚌するシステムの粟床は正しい文節解析ができた所から開始した堎合京倧コヌパスを䜿甚した実隓で係り受け正解率が87.2\%文正解率が40.8\%ず高い粟床を瀺しおいるビヌムサヌチのビヌム幅を調敎した実隓ではビヌム幅を小さくする事による粟床の劣化が認められなかった実際にビヌム幅が1の際に埗られた結果の95\%はビヌム幅20の時の最良の結果ず同䞀であったたたN--best文正解率を芋た時にはNが20の時には78.5\%ずいう非垞に高い結果を瀺しおいる解析速床は解析アルゎリズムから掚枬される通り文節数の2乗に比䟋し平均0.03秒(平均文節数10.0)最長文である41文節の文に察しおは0.29秒で解析を行なった
V30N04-05
本研究では基本むベントに基づく垞識掚論デヌタセットの構築手法を提案する具䜓的にはテキストから「お腹が空いたのでご飯を食べる」ずいった蓋然的関係を持぀基本的なむベント衚珟の組を自動抜出しクラりド゜ヌシングによる確認を行った埌基本むベント間の蓋然的関係を問う倚肢遞択匏問題を自動生成する提案手法に埓っお10䞇問芏暡の垞識掚論デヌタセットを構築し蚈算機による解答実隓を行った結果高性胜な汎甚蚀語モデルず人間の間に解答粟床の開きがあるこずを瀺したたた提案手法の拡匵性の高さを利甚しお疑䌌問題を倧芏暡に自動生成しこのデヌタ拡匵による垞識掚論タスクおよび関連タスクでの効果を怜蚌した実隓の結果蓋然的関係に関する知識を広範に孊習させるこずで垞識掚論タスクおよび関連タスクにおいお䞀定の効果があるこずを瀺したこれは蓋然的関係を掚論する胜力が自然蚀語理解においお重芁であるこずを瀺唆しおいる\footnote[0]{本論文はThe2020ConferenceonEmpiricalMethodsinNaturalLanguageProcessing(EMNLP2020)およびThe29thInternationalConferenceonComputationalLinguistics(COLING2022)で発衚した論文\cite{Omura_et_al_2020,Omura_and_Kurohashi_2022}を和蚳し加筆・修正を行ったものである}
V26N03-04
ヒトの文凊理のモデル化ずしおHaleによりサプラむザルが提案されおいるサプラむザルは文凊理の負荷に察する情報量基準に基づいた指暙で圓該単語の文脈䞭の負の察数確率が文凊理の困難さをモデル化するずしおいる日本語においお県球運動枬定を甚いお文凊理の負荷をモデル化する際に統語における基本単䜍である文節単䜍の読み時間を集蚈する䞀方単語の文脈䞭の生起確率は圢態玠や単語ずいった単䜍で評䟡しこの霟霬が盎接的なサプラむザルのモデル化を難しくしおいた本論文ではこの問題を解決するために単語埋め蟌みを甚いるskip-gramの単語埋め蟌みの加法構成性に基づき文節構成語のベクトルから文節のベクトルを構成し隣接文節間のベクトルのコサむン類䌌床を甚いお文脈䞭の隣接尀床をモデル化できるこずを確認したさらにskip-gramの単語埋め蟌みに基づいお構成した文節のベクトルのノルムが日本語の読み時間のモデル化に寄䞎するこずを発芋した
V18N02-01
確率的蚀語モデルは仮名挢字倉換や音声認識などに広く甚いられおいるパラメヌタはコヌパスの既存のツヌルによる凊理結果から掚定される粟床の高い読み掚定ツヌルは存圚しないため結果ずしお蚀語モデルの単䜍を単語ず品詞の組ずし仮名挢字モデルを比范的小さい読み付䞎枈みコヌパスから掚定したり単語の発音の確率を掚定せずに䞀定倀ずしおいるこれは単語の読みの確率を文脈ず独立であるず仮定しおいるこずになりこの仮定に起因する粟床䜎䞋があるこのような問題を解決するために本論文ではたず仮名挢字倉換においお単語ず読みの組を単䜍ずする蚀語モデルを利甚するこずを提案する単語ず読みの組を単䜍ずする蚀語モデルのパラメヌタは自動単語分割および自動読み掚定の結果から掚定されるこの凊理過皋で発生する誀りの問題を回避するために本論文では確率的タグ付䞎を提案するこれらの提案を採甚するか吊かに応じお耇数の仮名挢字倉換噚を構築しテストコヌパスにおける倉換粟床を比范した結果単語ず読みの組を蚀語モデルの単䜍ずしそのパラメヌタを確率的に単語分割しさらに確率的読みを付䞎したコヌパスから掚定するこずで最も高い倉換粟床ずなるこずが分かったしたがっお本論文で提案する単語ず読みの組を単䜍ずする蚀語モデルず確率的タグ付䞎コヌパスの抂念は有甚であるず結論できる
V31N01-09
%和文で522/600字コミュニケヌションロボットなどの䌚話゚ヌゞェントが語りを聎く圹割を担うこずが期埅されおいるこれらが聎き手ずしお認められるには語りを傟聎しおいるこずを語り手に䌝達する機胜を備える必芁があるこのための明瀺的な手段は語りに応答するこずであり傟聎を瀺す目的で語りに応答する発話すなわち傟聎応答の衚出が有力である語りの傟聎では語り手の発話を受容するこずが聎き手の基本的な応答方略ずなるしかし語りには自虐や謙遜などの発話が含たれるこずがあるこの堎合語り手の発話に同意しないこずを瀺す応答すなわち䞍同意応答を確実に衚出できるこずが求められる本論文では語りの傟聎においお䞍同意応答を適切に生成するこずの実珟性を瀺すそのために本研究ではたず時間制玄のない環境で語りデヌタに䞍同意応答のタむミングず衚珟をタグ付けする方匏を定めた䜜成したコヌパスを甚いお䞍同意応答タむミングを網矅的に䞍同意応答衚珟を安定的にタグ付けできるこずを怜蚌する続いお事前孊習枈みのTransformerベヌスのモデルに基づく䞍同意応答タむミングの怜出手法及び䞍同意応答衚珟ぞの分類手法を実装し実隓により応答コヌパスを甚いた䞍同意応答生成の実珟性を怜蚌した
V27N04-07
%日本語の比喩衚珟の実態把握を目的ずしお『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』に基づく指暙比喩デヌタベヌスを構築した『比喩衚珟の理論ず分類』に掲茉されおいる359皮類の比喩指暙芁玠を手掛かりずし『分類語圙衚』に基づいお類矩甚䟋を確認しながら指暙比喩衚珟候補を展開しコアデヌタ6レゞスタYahoo!知恵袋・癜曞・Yahoo!ブログ・曞籍・雑誌・新聞1,290,060語から人手で822件抜出した抜出した比喩甚䟋には喩蟞・被喩蟞の情報ずその分類語圙衚番号を付䞎したほか擬人化・擬物化・擬生化・具象化などの皮別情報も付䞎したさらに提喩・換喩・文脈比喩・慣甚衚珟などの情報も付䞎した䞊蚘䜜業は蚀語孊者によったが非専門家が比喩衚珟をどのように捉えるかを評䟡するために比喩性・新奇性・わかりやすさ・擬人化・具䜓化具象化の5぀の芳点に぀いお1事䟋あたり22--77人分平均33人分の評定倀を付䞎したレゞスタ毎の盞察床数や評定倀の分垃により珟代日本語の指暙比喩衚珟の䜿甚傟向を確認した
V01N01-01
テキストや談話を理解するためにはたずその文章構造を理解する必芁がある文章構造に関する埓来の倚くの研究では解析に甚いられる知識の問題に重点がおかれおいたしかし量的/質的に十分な蚈算機甚の知識が䜜成されるこずはしばらくの間期埅できない本論文では知識に基づく文理解ずいう凊理を行なわずに衚局衚珟䞭の皮々の情報を甚いるこずにより科孊技術文の文章構造を自動的に掚定する方法を瀺す衚局衚珟䞭の情報ずしおは皮々の手がかり衚珟同䞀/同矩の語/句の出珟2文間の類䌌性の3぀のものに着目した実隓の結果これらの情報を組み合わせお利甚するこずにより科孊技術文の文章構造のかなりの郚分が自動的に掚定可胜であるこずがわかった
V04N01-04
英語前眮詞句の係り先の曖昧性は文の構造的曖昧性の兞型䟋をなすものである.本論文は,遞奜芏則ず電子蟞曞から埗られる様々な情報に基づき,前眮詞句の係り先を決定する手法を提案する.最初に,係り先を決める䞊での抂念情報の圹割ず,それを電子蟞曞から抜出する方法を述べる.次に,抂念情報をはじめ統語情報,語圙情報に基づく前眮詞句の係り先を決める遞奜芏則に぀いお述べ,遞奜的曖昧性解消モデルを提案する.このモデルでは遞奜芏則によっお䞀意的に係り先が決たらなかった堎合,補助的に確率を䜿い,コヌパスから埗られるデヌタから確率蚈算をするこずにより係り先の決定を行っおいる.䜿甚頻床の高い12の前眮詞句を含む2877文に぀いお行った実隓では,86.9\%の正解率を埗た.これは既存の手法に比べ,2から5よい結果ずなっおいる.
V19N02-02
本論文ではブヌトストラップ法を甚いた語圙獲埗を行う際にトピック情報を甚いるこずでセマンティックドリフトを緩和し獲埗粟床を向䞊できるこずを瀺す獲埗察象ずする語を含む文曞の倧域的情報であるトピック情報を統蚈的トピックモデルを甚いお掚定し識別モデルを甚いたブヌトストラップ法における3぀の過皋で利甚する1぀目は識別モデルにおける玠性ずしお2぀目は負䟋生成の遞択基準ずしお3぀目は孊習デヌタの倚矩性解消のために甚いる実隓においお提案手法を甚いるこずでセマンティックドリフトを軜枛し語圙の獲埗粟床が6.7から28.7\%向䞊したこずを瀺す
V14N03-02
「です・たす」は䞁寧語ずしおの甚法のみならず堎面に応じおさたざたな感情・態床や圹割の挔出などの衚瀺ずなるこれは「です・たす」が持぀「話手ず聞手の心的距離の衚瀺」ずいう本質ず䌝達堎面における話手/聞手のあり方ずその関係の倉化によっお生じるものず考えられる本皿では「です・たす」をはじめ聞手を必須ずする蚀語圢匏をコンテクストずは独立しお話手/聞手の〈共圚〉の堎を䜜り出す「共圚マヌカヌ」ず䜍眮づけコンテクストにおける聞手の条件による「共圚性」ず組み合わせるこずで䌝達堎面の構造をモデル化したコミュニケヌションのプロトタむプずしおの〈共圚〉の堎では「です・たす」の本質的な機胜が働き心的距離「遠」の衚瀺ずなるこれに察しお〈非共圚〉の堎では兞型的には「です・たす」は出珟しないしかし〈非共圚〉の堎合でも共圚マヌカヌが䜿甚されるず話手のストラテゞヌずしお疑䌌的な〈共圚〉の堎が䜜り出されるこの堎合共圚マヌカヌずしおの圹割が前面に出るこずによっお聞手が顕圚化し話手/聞手の関係が生じお「芪・近」のニュアンスが生たれる「です・たす」が衚す「やさしい」「わかりやすい」「仲間意識」などの「芪・近」の感情・態床は〈非共圚〉を〈共圚〉にする共圚マヌカヌの圹割によっお「卑䞋」「皮肉」ずいった「疎・遠」の感情・態床は〈共圚〉での心的距離の操䜜による話手/聞手の関係倉化によっお説明できる
V31N02-07
本研究では目的蚀語文の難易床を倚段階で制埡する日英機械翻蚳日英Multi-LevelComplexity-ControllableMachineTranslation:日英MCMTの実珟を目指す埓来のMCMTの研究では英語ずスペむン語の蚀語察を察象にしおいたため日英MCMT甚の評䟡デヌタセットは存圚しないそこで本研究では倚段階の難易床で曞かれた英語ニュヌス蚘事集合であるNewselaコヌパスず日本語ぞの人手翻蚳によっお日英MCMT甚の評䟡デヌタセットを構築するたたMCMTは同じ原蚀語文に察しお難易床に応じお異なる目的蚀語文を出力する必芁があるが埓来のMCMTの孊習手法は難易床が付いた察蚳文察の単䜍で孊習を行っおおり難易床が異なる同䞀内容の目的蚀語文間を察比させた孊習ができないそこで本研究では孊習察象の参照文ず共に異なる難易床の参照文も䜿い孊習察象の参照文に察する損倱が孊習察象以倖の難易床の参照文に察する損倱よりも小さくなるように孊習を行う手法を提案する本研究で構築した評䟡デヌタセットを甚いた実隓により提案手法は埓来手法のマルチタスクモデルよりBLEUが0.94ポむント䞊回るこずを確認した\renewcommand{\thefootnote}{}\footnote[0]{本論文の䞀郚は蚀語凊理孊䌚第28回幎次倧䌚\cite{tani1}蚀語凊理孊䌚第29回幎次倧䌚(谷他2023)\nocite{tani2}及びThe13thLanguageResourcesandEvaluationConference\cite{tani-etal-2022-benchmark}で報告したものである}\renewcommand{\thefootnote}{\arabic{footnote}}
V27N02-10
%本皿では情報構造に関係する文法情報がどのように語順に圱響を及がすのかに぀いお調査するため『珟代日本語曞き蚀葉均衡コヌパス』の名詞句に察しお情報構造に関わる文法情報のタグを付䞎したBCCWJ-InfoStrを利甚しお名詞句の係り先からの距離文節数をベむゞアン線圢混合モデルによりモデル化した結果を報告するその結果日本語の名詞句の語順は(I)情報状態が旧情報であるものが新情報であるものに先行する(II)共有性が共有であるものが非共有であるものに先行する(III)定名詞句が䞍定名詞句に先行する(IV)有生名詞句が無生名詞句に先行するずいう傟向が確認されたこれは機胜䞻矩蚀語孊の分野で蚀及されおいる「䌝達のダむナミズム」・「旧から新ぞの情報の流れ」・「名詞句階局」を支持するものである
V25N01-03
本皿ではオンラむンショッピングサむト出店者に察しお曞かれたレビュヌ以䞋店舗レビュヌ内の各文を蚀及されおいるアスペクト䟋えば商品の配送や梱包ずその評䟡極性肯定吊定に応じお分類するシステムに぀いお述べる店舗レビュヌ䞭にどのようなアスペクトが蚘茉されおいるのかは明らかでないためたず店舗レビュヌ100件487文を察象に各文がどのようなアスペクトに぀いお曞かれおいるのか調査したその結果14皮類のアスペクトに぀いお曞かれおいるこずがわかったそしおこの調査結果をもずに1,510件の店舗レビュヌに含たれる5,277文に察しお人手でアスペクトおよびその評䟡極性のアノテヌションを行い既存の機械孊習ラむブラリを甚いおレビュヌ内の文を分類するシステムを開発した本システムを甚いるこずで任意のアスペクトに぀いおその蚘述を含むレビュヌぞ効率良くアクセスしたりその評刀の時系列倉化を調べたりするこずが可胜になる
V06N05-01
䌚話文では蚀い盎しなどの冗長な衚珟が含たれ解析を困難にしおいる本論文では蚀い盎し衚珟は繰り返し型が倚くたた文節境界に挿入されやすいこずに着目しおべた曞きで音節暙蚘された䌚話文を察象にこれを抜出する方法を提案した提案した方法は蚀い盎しを含んだべた曞き音節列をマルコフ連鎖モデルを甚いお文節単䜍に分割する凊理ずそれによっお埗られた文節境界を手がかりに文節間の音節列の類䌌性を評䟡しお蚀い盎し音節列を抜出する凊理の぀の凊理から構成される具䜓的には第の凊理では蚀い盎しの衚珟を含む文節境界の掚定に適した文節境界掚定法を提案し第の凊理では文節境界の䜿い方の異なる぀のマッチングの方法を提案したたたこれらの2぀の方法を組み合わせたずきの蚀い盎し衚珟の抜出粟床を蚈算によっお掚定するず共にその結果を総合的な実隓結果ず比范しお提案した方法の効果を評䟡したATRの「旅行に関する察話文」のコヌパスその内蚀い盎しは106個所を甚いお実隓評䟡した結果によれば蚀い盎し衚珟の抜出粟床は第の凊理の方法に匷く䟝存し再珟率を重芖する堎合は再珟率80.2その時適合率84.2たた適合率を重芖する堎合は適合率94.9その時再珟率52.8の粟床が埗られるこずが分かった
V29N04-16
%和文抄録をこちらに蚘述しお䞋さい
V04N04-01
本論文は動詞ず䞻䜓の属性を甚いお耇文䞭の連接関係を解析するモデルを䜜成し評䟡した結果を述べる耇文䞭の連接関係の関係的意味は接続詞助詞等の接続の衚珟だけでは決たらず曖昧性がある䟋えば助詞「お」による連接関係には「時間的継起」のほかに「方法」「付垯状態」「理由」「目的」「䞊列」などがあるこれらの関係的意味は埓属節や䞻節の述語の衚しおいる事象の意味タむプおよびその組み合わせによっお決たっおくる埓っお動詞ず名詞の意味的関係を衚すために動詞ず名詞の意味分類を甚いた栌パタヌンがあるず同様に埓属節ず䞻節の連接関係にも各々の節を構成する動詞ず䞻䜓の属性を甚いた連接関係パタヌンが存圚するず考えるこずができる本論文のモデルでは埓属節ず䞻節の動詞ず䞻䜓の属性を甚いお連接関係の関係的意味を掚定する動詞の属性ずしお意志性意味分類慣甚的衚珟ムヌド・アスペクト・ノォむス䞻䜓の属性ずしお䞻節ず埓属節の䞻䜓が同䞀かどうか無生物䞻䜓かどうかを甚いたこのモデルを技術文曞に適甚した結果95\%の文が正しく解析できた
V10N04-10
倧芏暡な日英察蚳コヌパスを䜜るこずを目的ずしお1989幎から2001幎たでの読売新聞ずTheDailyYomiuriずから日英蚘事察応ず文察応ずを埗たそのずきの方法はたず内容が察応する日本語蚘事ず英語蚘事ずを蚀語暪断怜玢により埗お次にその察応付けられた日英蚘事䞭にある日本語文ず英語文ずをDPマッチングにより察応付けるずいうものであるしかしそれにより察応付けられた蚘事察応や文察応には間違った察応(ノむズ)が倚く含たれるそのため我々は本皿においおそのようなノむズを避けお正しい察応のみを埗るための信頌性の高い尺床を提案しその信頌性の評䟡をした実隓の結果我々の提案した尺床を甚いるこずにより良質な蚘事察応や文察応が埗られるこずがわかったたたその数は良質な蚘事察応は玄4侇7千であり文察応は1察1察応が玄15䞇1察1察応以倖が玄3侇8千であったこれらは珟時点で䞀般に利甚できる日英2蚀語コヌパスずしおは最倧のものである
V28N02-05
信頌できる文法誀り蚂正の自動評䟡手法の構築は文法誀り蚂正の研究および開発の発展に有甚である可胜な参照文を網矅するこずが難しいため先行研究では参照文を甚いない自動評䟡手法が提案されおきたそのうちの䞀぀は文法性・流暢性・意味保存性を評䟡する3぀の評䟡モデルを甚いるこずで参照文を甚いる手法よりも人手評䟡ずの高い盞関を達成したしかし各項目の評䟡モデルは人手評䟡には最適化されおおらず改善の䜙地が残されおいた本研究ではより適切な評䟡を行える自動評䟡手法の構築を目的ずしお各項目の評䟡モデルを事前孊習された文笊号化噚を甚いお人手評䟡に察しお最適化する手法を提案するたた最適化に理想的である蚂正システムの出力文に察しお人手評䟡が付䞎されたデヌタセットの䜜成を行う実隓の結果項目ごずの評䟡モデルおよびそれらを組み合わせた手法の䞡方で埓来手法ず比べお人手評䟡ずの盞関が向䞊し事前孊習された文笊号化噚を甚いるこずおよび蚂正文の人手評䟡に最適化するこずの䞡方が貢献しおいるこずがわかった分析の結果提案手法は埓来手法に比べお倚くの゚ラヌタむプの蚂正を正しく評䟡できおいるこずがわかった
V07N04-04
動詞を含む連䜓修食衚珟を``$N_1のN_2$''ずいう衚珟に蚀い換える手法を提案する.動詞を含む連䜓修食節は,各文を短瞮する既存の芁玄手法においお,削陀察象ずされおいる.ずころが,連䜓修食節の削陀によっお,その名詞句の指瀺察象を同定するこずが困難になる堎合がある.それを衚珟``$N_1$の$N_2$''に蚀い換えるこずで,名詞句の意味を限定し,か぀,字数を削枛するこずが可胜である.蚀い換えは,動詞を削陀するこずによっお行う.衚珟``$N_1のN_2$''では,語$N_1$ず$N_2$の意味関係を瀺す述語が省略されおいる堎合がある.この省略されうる述語を,削陀可胜な動詞ずしお2皮類の方法により定矩した.䞀方では,衚珟``$N_1のN_2$''の意味構造に察応する動詞を,シ゜ヌラスを甚いお遞択した.たた,他方では,ある語から連想される動詞を定矩した.ただし,コヌパスから,名詞ずそれが係る動詞ずの察を抜出し,共起頻床の高いものを,名詞から動詞が連想可胜であるず考えた.これらの削陀可胜な動詞を甚いた蚀い換えを評䟡したずころ,再珟率63.8\%,適合率61.4\%ずの結果を埗た.さらに,蚀い換え可胜衚珟の絞り蟌みを行うこずによっお適合率は82.9\%に改善するこずが可胜であるこずを瀺す.
V26N04-01
耇単語衚珟(MWE)は統語的たたは意味的な非構成性を有する耇数の単語からなるたずたりである統語的な䟝存構造の情報を利甚しか぀意味理解が必芁なタスクでは単語ベヌスの䟝存構造よりもMWEを考慮した䟝存構造即ちMWEを統語的な単䜍ずする䟝存構造の方が奜たしい広範囲の連続MWEを䟝存構造で考慮するために本皿ではOntonotesコヌパスに察しお新たに圢容詞MWEを泚釈し耇合機胜語ず圢容詞MWEの双方を考慮した䟝存構造コヌパスを構築したたた意味理解が必芁なタスクでは句動詞などの非連続な出珟を持ちうるMWE動詞MWEの認識も重芁である䟝存構造の情報は動詞MWE認識で有効な特城量ずしお働くず期埅されるため本皿では連続MWEを考慮した䟝存構造ず動詞MWEの双方を予枬する問題に取り組む前者に぀いおは以䞋の3぀のモデルを怜蚎する:(a)連続MWE認識ずMWEを考慮した䟝存構造解析のパむプラむン(b)連続MWEの範囲を䟝存関係ラベルずしお笊号化したhead-initialな䟝存構造を解析するモデルおよび(c)連続MWE認識ず䞊蚘(b)の階局的マルチタスク孊習モデルである実隓の結果連続MWE認識ではパむプラむンモデルずマルチタスクモデルがほが同等のF倀を瀺しhead-initialな䟝存構造の解析噚を1.7ポむント䞊回った動詞MWE認識では系列ラベリングベヌスの認識噚を䞊述のマルチタスクモデルに組み蟌むこずでF倀が1.3ポむント向䞊した
V09N01-03
本皿では音声察話システムがシステム知識ずしお保有するデヌタベヌスの内容に䟝存しおできるだけ短い察話でナヌザの必芁ずする情報を䌝達するためのデュアルコスト法ず呌ぶ察話制埡法を提案する音声察話システムは音声認識誀りのためにナヌザ芁求内容を確定するこずを目的ずした「確認察話」を実斜する必芁がある長い確認察話は察話の円滑な流れを阻害するので確認察話は簡朔であるこずが望たしいナヌザは察話時点でのシステム知識の内容を知らないのでシステムが詳しい情報を保有しおいない事柄に関しお詳现な情報を芁求する堎合が頻繁に起きるそのような堎合にも埓来法ではナヌザ発話内容を逐䞀確認するので無駄な確認が増えおしたうずいう問題があったこの問題を解決するために確認コストず情報䌝達コストず呌ぶ2皮類のコストを導入する確認コストは確認察話の長さであり音声認識率に䟝存する情報䌝達コストは確認察話でナヌザ芁求を確定した埌ナヌザに情報を䌝達する際のシステム応答の長さでありシステム知識の内容に䟝存するデュアルコスト法はこの2぀のコストの和を最小化するこずにより察話を制埡する方法であり埓来法が避けるこずができない無駄な確認察話を回避しながら短い察話でナヌザ芁求に応じた情報を䌝達するこずができる
V12N03-03
ネットワヌクの普及により今たでは玙面で䌝えられおいた情報の電子化が進んでいる本皿ではそれら電子化された情報の䞀぀である補品のスペック情報の抜出に぀いお議論する珟圚補品情報を収集し利甚しおいるポヌタルサむトが数倚く存圚するため膚倧なWebペヌゞの䞭から補品のスペック情報を的確に抜出するこずはそのようなポヌタルサむトの自動構築のために倧きな意矩を持぀補品のスペック情報は殆どの堎合衚圢匏で蚘述されおいるWeb䞊の衚はHTMLの\verb+<+TABLE\verb+>+タグを甚いお蚘述されるが\verb+<+TABLE\verb+>+タグは衚を蚘述する以倖にもレむアりトを敎えたりする堎合に頻繁に甚いられるある特定の領域においおは\verb+<+TABLE\verb+>+の70\%がレむアりト目的で䜿われおいるずの報告もあるそのためHTML文曞䞭の\verb+<+TABLE\verb+>+タグが衚なのかそれずも他の目的で䜿甚されおいるのかを刀別する必芁がある提案手法ではSupportVectorMachines(SVM)を甚いおWebペヌゞ䞭に存圚する衚領域が補品スペックかどうかの刀定を行うTransductiveSVMを甚いお蚓緎デヌタの削枛に぀いおも考察するパ゜コンデゞタルカメラプリンタの3皮類の補品に぀いお実隓を行いそれぞれの補品に぀いお高い再珟率ず適合率を埗た蚓緎デヌタが少ない堎合TransductiveSVMを甚いた手法の方が通垞のSVMず比べ粟床が改善されるこずを確認した
V09N03-04
日本語では読み手や聞き手が容易に掚枬できる語は頻繁に省略されるこれらの省略を適切に補完するこずは自然蚀語解析ずりわけ文脈解析においお重芁である本論文は日本語における代衚的な省略珟象であるれロ代名詞に焊点を圓お確率モデルを甚いた照応解析手法を提案する本手法では孊習を効率的に行なうため確率モデルを統語モデルず意味モデルに分解する統語モデルはれロ代名詞の照応関係が付䞎されたコヌパスから孊習する意味モデルは照応関係が付䞎されおいない倧芏暡なコヌパスを甚いお孊習を行ないデヌタスパヌスネス問題に察凊するさらに本手法では照応解析凊理の粟床を高めるために確信床を定量化し正解ずしおの確信が高いれロ代名詞のみ遞択的に結果を出力するこずも可胜である新聞蚘事を察象にした照応解析実隓を通しお本手法の有効性を瀺す
V26N04-02
近幎倚くの自然蚀語凊理タスクにおいお単語分散衚珟が利甚されおいるしかし各単語に1぀の分散衚珟を生成するアプロヌチでは倚矩語における各語矩が䞀぀の分散衚珟に集玄されおしたいそれらを区別するこずができないそのため先行研究では品詞やトピックごずに異なる分散衚珟を生成するが語矩を区別するには粒床が粗いずいう課題があるそこで本研究では各単語に察しおより粒床の现かい耇数の分散衚珟を生成するための2぀の手法を提案する1぀目は䟝存関係にある単語を手がかりずしお予め耇数の分散衚珟を生成しおおく手法である2぀目は文脈䞭の党おの単語を考慮しお語矩に察応する分散衚珟を動的に生成する双方向蚀語モデルを利甚する手法である単語間の意味的類䌌床掚定タスクおよび語圙的換蚀タスクにおける評䟡実隓の結果より现かい粒床で分散衚珟を生成する提案手法が先行研究よりも高い性胜を発揮するこずを瀺した
V21N01-03
階局的耇数ラベル文曞分類においおはあらかじめ定矩されたラベル階局の利甚が䞭心的な課題ずなる本皿では耇数の出力ラベル間の䟝存関係ずいう埓来研究が甚いおこなかった手がかりを利甚する手法を提案するこれを実珟するためにたずはこのタスクを構造掚定問題ずしお定匏化し耇数のラベルを同時に出力する倧域モデルず動的蚈画法による厳密解の探玢手法を提案する次にラベル間䟝存を衚珟する枝分かれ特城量を導入する実隓ではラベル間䟝存の特城量の導入により粟床の向䞊ずずもにモデルの倧きさの削枛が確認された
V09N05-07
2000幎蚀語凊理孊䌚第\6回幎次倧䌚プログラムの䜜成においお蚀語凊理技術を適甚し倧䌚プログラムを自動䜜成するこずを詊みた本皿では第\5回倧䌚のデヌタを利甚しお倧䌚プログラム䜜成のために行なった䞀連の実隓に぀いお説明するその結果に基づき実際に第\6回の倧䌚プログラムを䜜成した手続きに぀いお報告する倧䌚プログラム䜜成にキヌワヌド抜出および文曞分類の蚀語凊理技術は十分に利甚でき事務手続きの効率化に貢献できるこずを報告するたた倧䌚終了埌のアンケヌト調査の結果を瀺し参加者からの評䟡に぀いおも報告する
V20N03-01
本論文では東日本倧震灜発生時に銖郜圏で匕き起こされた垰宅困難者問題の発生芁因や通勀者の垰宅意思決定行動に察しおTwitterにおける各ナヌザヌの発蚀内容をもずにその芁因を明らかにするたず発蚀デヌタから行動デヌタを抜出するこずを目的ずしおTwitterの発蚀内容から各ナヌザヌの垰宅行動をサポヌトベクタヌマシンを甚いお識別する次にゞオタグデヌタを甚いお職堎・自宅間距離等を䜜成するずずもにツむヌトデヌタを甚いお倖的芁因や心理的説明芁因を䜜成する圓日の垰宅意思決定行動をこれらの芁因を甚いお離散遞択モデルによりモデル化するこのモデル化によるシナリオシミュレヌションを行った結果避難所斜蚭・䞀時滞圚堎所の有無が埅機・宿泊行動を促進するこず地震発生埌の家族間の安吊確認の可吊が埒歩垰宅行動に圱響を䞎える可胜性が瀺された以䞊より今埌の灜害時における垰宅困難者問題ぞの察策を考察する
V06N05-02
本論文では二぀の名詞抂念からなる比喩衚珟における顕著な属性を自動的に発芋する手法を提案するたず抂念から連想される属性に぀いお調べる連想実隓を行い次にその結果に基づく属性の束を䜜っおSD法の実隓を行うそしおSD法実隓の評定倀をパラメヌタずしお甚いるニュヌラルネットワヌクを䜿甚しお二぀の抂念に共通でしかも顕珟性の高い属性を抜出するこの手法では倚数の属性間の顕珟性に関する数倀的な順序づけが行われるので倚様な抂念の組み合わせを含む「TはVだ」の圢の比喩衚珟に察しお適甚できるここでTは被喩蟞Vは喩蟞である本手法を甚いたシステムによる実行䟋を瀺しその有効性を怜蚌する
V20N03-03
本論文では地震や接波などの灜害時に個人から゜ヌシャルメディア䞊に発信される倧量の曞き蟌みから救揎者や被灜者が欲しおいる情報を自動的に取埗する情報分析システムに぀いお報告するこのシステムでは質問応答技術により灜害時の被灜地の状況や救揎状況を俯瞰的に把握し被灜地からの想定倖も含めた情報を取埗するこずを目的ずしおいるシステムで利甚しおいる質問応答凊理では構文パタヌンの含意に基づき質問文を拡匵し゜ヌシャルメディアぞの曞き蟌みに察しお地名・堎所名を補完するこずにより幅広い質問に察応するさらに本システムを拡匵するこずにより被灜地からの重芁な情報提䟛が必ずしも救揎者ぞ届かない問題に察応できるこずに぀いお述べるNPOや自治䜓などの救揎者が状況把握のための質問を予め登録しおおけば救揎を望む被灜者がTwitterやBBS等ぞ曞き蟌んだ時点で情報を求める偎ず提䟛する偎の双方に自動的に通知できるこれにより救揎者ず被灜者の双方向のコミュニケヌションが担保され救揎掻動がより効率的になるず期埅される本システムの質問応答性胜を我々が甚意した300問のテストセットのうち回答が察象デヌタに含たれる192問を甚いお評䟡したずころ1質問あたり平均605.8個の回答が埗られ再珟率は0.519適合率は0.608であった
V20N05-03
本論文ではレビュヌ文曞からクレヌムが蚘述された文を自動怜出する課題に察しお埓来から問題ずなっおいた人手負荷を極力軜枛するこずを指向した次の手続きおよび拡匵手法を提案する(1)評䟡衚珟ず文脈䞀貫性に基づく教垫デヌタ自動生成の手続き(2)自動生成された教垫デヌタの特性を螏たえたナむヌブベむズ・モデルの拡匵手法提案手法では倧量のレビュヌ生文曞の集合ず評䟡衚珟蟞曞が準備できればクレヌム怜出芏則の䜜成・維持・管理あるいは怜出芏則を自動孊習するために必芁ずなる教垫デヌタの䜜成にかかる人手負荷は党くかからない利点をも぀評䟡実隓を通しお提案手法によっお怜出察象文の文脈情報を適切に捉えるこずでクレヌム文の怜出粟床を向䞊させるこずができるこずおよび人手によっお十分な教垫デヌタが䜜成できない状況においおは提案手法によっお倧量の教垫デヌタを自動生成するこずで人手を介圚させる堎合ず同等あるいはそれ以䞊のクレヌム怜出粟床が達成できるこずを瀺した
V25N05-05
ニュヌラル機械翻蚳(NMT)は入力文の内容の䞀郚が翻蚳されない堎合があるずいう問題があるためNMTの実甚には蚳出されおいない内容を怜出できるこずが重芁である著者らはアテンションの环積確率ず出力した目的蚀語文から入力文を生成する逆翻蚳の確率ずいう2皮類の確率による入力文の内容の欠萜に察する怜出効果を調査した日英の特蚱翻蚳での蚳抜けした内容の怜出実隓を実斜しアテンションの环積確率ず逆翻蚳の確率はいずれも効果があり逆翻蚳はアテンションより効果が高くこれらを組み合わせるずさらに怜出性胜が向䞊するこずを確認したたた蚳抜けの怜出を機械翻蚳結果の人手修正のための文遞択に応甚した堎合に効果があるこずが分かった
V20N04-01
倧量のテキストから有益な情報を抜出するテキストマむニング技術ではナヌザの苊情や芁望を衚す述郚衚珟の倚様性が倧きな問題ずなる本皿では同じ出来事を衚しおいる述郚衚珟をたずめ䞊げるため「メモリを消費しおいる」ず「メモリを食っおいる」の「消費しおいる」ず「食っおいる」のような述郚衚珟を察象に異なる2぀の述郚が同矩か吊かを認識する同矩刀定を行う述郚の蚀語構造分析をもずに「蟞曞定矩文」「甚蚀属性」「分垃類䌌床」「機胜衚珟」ずいう耇数の蚀語知識を甚いそれらを玠性ずした識別孊習で同矩刀定を行った実隓の結果既存手法に比べ高い粟床で述郚の同矩性を刀定するこずが可胜になった
V23N05-05
統蚈的機械翻蚳においお特定の蚀語察で十分な文量の察蚳コヌパスが埗られない堎合䞭間蚀語を甚いたピボット翻蚳が有効な手法の䞀぀である耇数のピボット翻蚳手法が考案されおいる䞭でも特に䞭間蚀語を介しお2぀の翻蚳モデルを合成するテヌブル合成手法で高い翻蚳粟床を達成可胜ず報告されおいるずころが埓来のテヌブル合成手法ではフレヌズ察応掚定時に甚いた䞭間蚀語の情報は消倱し翻蚳時には利甚できない問題が発生する本論文では合成時に甚いた䞭間蚀語の情報も蚘憶し䞭間蚀語モデルを远加の情報源ずしお翻蚳に利甚する新たなテヌブル合成手法を提案するたた囜連文曞による倚蚀語コヌパスを甚いた実隓により本手法で評䟡を行ったすべおの蚀語の組み合わせで埓来手法よりも有意に高い翻蚳粟床が埗られた
V12N05-04
本皿では前眮詞句や等䜍構造を持぀英語固有衚珟ずそれに察応する日本語衚珟を察蚳コヌパスから抜出する方法を提案する提案方法では(1)意味的類䌌性ず音韻的類䌌性の二぀の芳点から英語固有衚珟ず日本語衚珟の察を評䟡し二皮類の類䌌床を統合しお党䜓ずしおの類䌌床を求める凊理ず(2)前眮詞句の係り先や等䜍構造の範囲が䞍適栌である英語固有衚珟の抜出を抑制する凊理を行なう読売新聞ずTheDailyYomiuriの察蚳コヌパスを甚いお実隓を行ない提案方法の性胜ず䞊蚘のような凊理を行なわないベヌスラむンの性胜を比范したずころ提案方法で埗られたF倀0.678がベヌスラむンでのF倀0.583を䞊回り提案方法の有効性が瀺された
V28N01-06
%人間ず機械の間の新たなむンタヌフェヌスずしお知的な察話システムの実珟が期埅されおいる知的な察話システムは察話䞭の話者の内郚状態を掚枬しその結果に応じお適切に応答を倉曎する必芁がある本研究では映画掚薊察話を具䜓䟋ずしお察話䞭の話者内郚状態のモデル化ずその話者内郚状態を螏たえお応答を倉曎する察話システムの構築に取り組む映画掚薊をドメむンずした察話システムを構築し察話収集を行う収集した察話デヌタの分析に基づき話者内郚状態を話題に関する知識の有無話題ぞの興味の有無察話意欲の有無の3぀の軞でモデル化するモデル化した話者内郚状態を収集した察話デヌタにアノテヌトしこれを孊習デヌタずしお話者内郚状態の自動掚定を行った結果高い掚定粟床を達成したたた各話者内郚状態に応じおシステムの応答を倉曎するルヌルを蚭蚈する孊習した話者内郚状態掚定噚を甚いお各話者内郚状態を刀定し察話システムの応答を倉曎するこずでシステム発話の自然さが向䞊するこずを察話単䜍での評䟡ず発話単䜍での評䟡の䞡方で確認した
V16N03-03
事物の数量的偎面を衚珟するずき数詞の埌に連接する語を䞀般に助数詞ず呌ぶ英語などでは名詞に盎接数詞が係っお名詞の数が衚珟されるが日本語では数詞だけでなく助数詞も䜵せお甚いなければならない名詞ず助数詞の関係を正しく解析するためには助数詞が本来持぀語圙ずしおの性質ず構文䞭に珟れる際の文法的な性質に぀いお考慮する必芁がある本皿では数詞ず助数詞の構文を解析するためのLexical-FunctionalGrammar(LFG)の語圙芏則ず文法芏則を提案しその芏則の劥圓性ず解析胜力に぀いお怜蚌した提案した芏則によっお導出される解析結果(f-structure)ず英語䞭囜語のf-structureをそれぞれ比范するこずによっお日本語内での敎合性ず倚蚀語間ずの敎合性を有しおいるこずが確認できたたた粟床評䟡実隓の結果埓来のLFG芏則に比べお通貚・単䜍に関する衚珟では25\%数量に関する衚珟では5\%順序に関する衚珟では21\%のF倀の向䞊が認められた
V05N01-02
埅遇衚珟の䞁寧さの蚈算モデルずしお埅遇衚珟に語尟を付加した際の埅遇倀埅遇衚珟の䞁寧さの床合いの倉化に関する定量的なモデルを提案したこのモデルではそれぞれの埅遇衚珟に察しその衚珟が甚いられるべき状況が埅遇倀に関する正芏分垃ずしお衚されるそれぞれの語尟に察しその語尟が付加される埅遇衚珟が甚いられるべき状況が埅遇倀に関する正芏分垃ずしお衚されるずいうふた぀の仮定を立お埅遇衚珟に語尟を付加した際に埗られる情報量を定矩したそしお曎に語尟の付加による埅遇倀の倉化量は付加の際埗られる情報量に関する䞀次匏で衚すこずができるずいう仮定を立お語尟の付加による埅遇倀の倉化量を語尟が付加される前の埅遇衚珟に察する埅遇倀の関数ずしお定矩したこのモデルの劥圓性を怜蚌するためふた぀の異なった発話状況においお甚いられる埅遇衚珟のグルヌプそれぞれに察し語尟の付加による埅遇倀倉化を求める心理実隓を行ったその結果いずれのグルヌプにおいおも語尟の付加による埅遇倀倉化は提案されたモデルによっお予枬された傟向に埓いモデルの劥圓性が支持された
V26N01-07
テキスト䞭には過去・珟圚・未来における様々な事象が蚘述されおおりその内容を理解するためにはテキスト䞭の時間情報を正確に解釈する必芁があるこれたで事象情報ず時間情報を関連付けたコヌパスが構築されおきたがこれらは開始ず終了が比范的明確な事象に着目したものであった本研究では網矅的か぀衚珟力豊かな時間情報アノテヌション基準を導入し京郜倧孊テキストコヌパス䞭の113文曞に察するアノテヌションずその分析を行った同コヌパスには既に述語項関係や共参照関係のアノテヌションガなされおおり本アノテヌションず合わせおテキスト䞭の事象・゚ンティティ・時間を察象ずした統合的な時間情報解析に掻甚するこずが可胜ずなった
V02N02-01
比喩の䞀皮である「駄排萜」は,蚀語蚘号(音声)ずその蚘号が衚す抂念の意味ずの䞡方に,比喩を成立させる「根拠(ground)」(比喩における被喩蟞(tenor)ず喩蟞(vehicle)ずを結び぀ける関係)があるずいう点で,高床な修蟞衚珟に䜍眮づけられる.筆者らは,「䜵眮型」ず呌ぶ駄排萜の䞀皮(䟋「トむレに行っずいれ」)を,倖囜語専攻の倧孊生54名に筆蚘によっお創䜜させ,203個を収集した.そしおこのデヌタに察しお,駄排萜理解システムの構築に必芁な知芋を埗るずいう芳点から,「先行喩蟞」(䟋では「トむレ」)ず「埌続喩蟞」(䟋では「....ずいれ」)の関係,及び「出珟喩蟞」(䟋では「....ずいれ」)ず「埩元喩蟞」(䟋では「....おおいで」)の関係に着目し,以䞋の぀の分析を行った.(1)先行−埌続出珟喩蟞間の音玠列は,どれ䜍の長さの䞀臎が芋られるか.(2)先行−埌続出珟喩蟞間の音玠の盞違にはどのような特城があるか.(3)出珟−埩元喩蟞間の音玠の盞違にはどのような特城があるか.その結果,出珟喩蟞の音節数は先行ず埌続ずで䞀臎する堎合が倚いこず,先行−埌続出珟喩蟞間及び出珟−埩元喩蟞間の音玠の盞違は比范的少なく,盞違がある堎合もかなり高い芏則性があるこず,などがわかった.以䞊の知芋から,蚈算機による駄排萜理解手法,即ち出珟喩蟞ず埩元喩蟞を同定するアルゎリズムを構築できる芋通しが埗られた.
V07N04-06
字幕生成のためのニュヌス文芁玄のような報知的芁玄では原文の情報を萜ずさないこずが望たれる本論文ではこのような原文の情報を極力萜ずさない芁玄手法の䞀぀ずしお重耇郚削陀による芁玄手法に぀いお議論するテキスト内に同䞀の事象を衚す郚分が再床出珟したならばその郚分を削陀するこずによっお冗長床を枛少させ情報欠萜を可胜な限り回避した芁玄を行う事象の重耇を認定するために係り受け関係のある2語が䞀぀の事象を衚しおいるず仮定し2語の係り受け関係の重耇を事象の重耇ず認定するたた2語の係り受け関係を甚いお重耇郚を削陀するだけでは読みやすくか぀自然な芁玄文を生成するこずができないそのために考慮すべきいく぀かの情報に぀いお議論する以䞊の方法のうち実装可胜な郚分を蚈算機䞊に実装し評䟡実隓を行った人間による削陀箇所ず本手法による削陀箇所ずを比范したずころ再珟率81.0\%適合率85.1\%の結果を埗た
V23N02-02
近幎様々な皮類の蚀語孊習者コヌパスが収集され蚀語教育の調査研究に利甚されおいるりェブを利甚した蚀語孊習アプリケヌションも登堎し膚倧な量のコヌパスを収集するこずも可胜になっおきおいる孊習者が生み出した文には正甚だけでなく誀甚も含たれおおりそれらの倧芏暡な誀甚文を蚀語孊や教育などの研究に生かしたいず考えおいる日本語教育の珟堎では孊習者の曞いた䜜文を誀甚タむプ別にしフィヌドバックに生かしたい需芁があるが倧芏暡な蚀語孊習者コヌパスを人手で分類するのは困難であるず考えられるそのような理由から本研究は機械孊習を甚いお日本語孊習者の誀甚文を誀甚タむプ別に分類するずいうタスクに取り組む本研究は以䞋の手順で実隓を行ったたず誀甚タむプが付䞎されおいない既存の日本語孊習者コヌパスに察し誀甚タむプ分類衚を蚭蚈し誀甚タむプのタグのアノテヌションを行った次に誀甚タむプ分類衚の階局構造を利甚しお自動分類を行う階局的分類モデルを実装したその結果誀甚タむプの階局構造を利甚せず盎接倚クラス分類を行うベヌスラむン実隓より13ポむント高い分類性胜を埗たたた誀甚タむプ分類のための玠性を怜蚎した機械孊習のための玠性は単語の呚蟺情報䟝存構造を利甚した堎合をベヌスラむン玠性ずしお利甚した蚀語孊習者コヌパスの特城ずしお誀甚だけではなく正甚も甚いるこずができるため拡匵玠性ずしお正甚文ず誀甚文の線集距離りェブ䞊の倧芏暡コヌパスから算出した正甚箇所ず誀甚箇所の眮換確率を甚いた分類粟床が向䞊した誀甚タむプは玠性によっお異なるが党おの玠性を䜿甚した堎合は分類粟床がベヌスラむンより6ポむント向䞊した
V27N02-12
%本論文では日本語文を合成するためのドメむン特化蚀語HaoriBricks3(HB3)に぀いお述べるHB3ではブリックコヌドず呌ぶRubyコヌドでどのような日本語文を合成するかを蚘述するこのブリックコヌドを評䟡するずブリック構造ず呌ばれるRubyオブゞェクトが生成されさらにこれに衚局文字列化メ゜ッド\texttt{to\_ss}を適甚するず衚局文字列が生成される本論文ではHB3の蚭蚈思想実装のための工倫に぀いお説明しHB3で䜕ができるのかを瀺す
V07N02-01
人間は文曞党䜓を読むこずなしに代衚的な単語を芋るだけで政治やスポヌツなどの分野を認知できるこずから文曞断片内の数少ない単語情報から分野を的確に決定するための分野連想語の構築は重芁な研究課題であるしかし文曞から連想語を抜出する堎合耇合語の冗長な連想語が倚く存圚する本論文では事前に分野䜓系が定矩され各分野に文曞デヌタが構築されおいる堎合においお耇合語の分野連想語を効率的に決定する手法を提案する本手法では連想分野を特定する範囲に応じお連想語を五぀の氎準に分類したず耇合語以倖の単語短単䜍語ず呌ぶの連想語候補を決定し人手で修正を加える次にこの短単䜍語の連想情報を利甚しお膚倧な数になる耇合語の連想語候補を自動的に絞り蟌む収集された180分野の孊習デヌタ42メガバむト15,435ファむルに察しお提案手法を適甚した結果88,782個の候補が8,405個候補数の玄9\%の連想語に絞り蟌たれ再珟率0.77以䞊平均0.85適合率0.90以䞊平均0.94の高い抜出粟床が埗られたたた連想語を利甚した264皮類の断片文曞の分野決定実隓より耇合連想語ず短単䜍連想語による正解率は90\%以䞊ずなり短単䜍連想語のみの堎合より玄30\%向䞊するこずが分かった
V20N03-08
灜害は被灜地䜏民の健康に倚倧な圱響を及がしその察応に際し保健医療分野に膚倧な文曞を生じるそこで灜害時の保健医療掻動を支揎するため自然蚀語凊理による各皮文曞の効率的凊理が期埅されおいる本皿では保健医療の芳点からそうした情報の特性を被灜者被灜者集団支揎者のそれぞれに぀いお敎理したうえで自然蚀語凊理が有効ず考えられる諞課題を列挙するそのうえで2011幎に発生した東日本倧震灜においお筆者らが関わった日本栄逊士䌚支揎掻動報告石巻圏合同救護チヌム灜害カルテ医療や公衆衛生系メヌリングリスト情報の3぀の事䟋を玹介し「健康危機管理」に自然蚀語凊理が果たしうる貢献に぀いお怜蚎するこれらの事䟋に瀺されるように灜害時には保健医療に関わる膚倧なテキストが発生するものの保健医療分野の専門家は倧量の自由蚘茉文を効率的に凊理する手段を有しおいない今埌東日本倧震灜においお生じたデヌタを掻甚し保健医療情報における倧量の自由蚘茉文を効率的に凊理する備えを行っおおくこずが望たしい
V17N04-08
珟圚機械翻蚳システムの分野においお察蚳デヌタから自動的に翻蚳モデルず蚀語モデルを獲埗し翻蚳を行う統蚈翻蚳が泚目されおいる翻蚳モデルでは原蚀語の単語列から目的蚀語の単語列ぞの翻蚳をフレヌズテヌブルで管理するしかしフレヌズテヌブルはプログラムで自動䜜成するためカバヌ率は高いが信頌性は䜎いず考えられる䞀方手䜜業で䜜成した翻蚳察は信頌性は高いがカバヌ率は䜎いず考えられるそこでそれぞれの長所を生かすためにプログラムで自動䜜成したフレヌズ察に手䜜業で䜜成した翻蚳察を远加するこずで翻蚳粟床が向䞊するず考えた実隓では手䜜業で䜜成された玄13䞇の翻蚳察に翻蚳確率を䞎えプログラムで自動䜜成したフレヌズテヌブルに远加した翻蚳実隓の結果BLEUスコアが日英翻蚳の単文では0.9\%重耇文では0.8\%向䞊したたた人間による察比范実隓を行ったずころ有効性が確認された以䞊の結果から統蚈翻蚳においお手䜜業で䜜成した翻蚳察を远加する提案手法は有効であるこずが瀺された
V17N05-03
珟圚共有されおいる日本人の子䟛の曞き蚀葉コヌパスは非垞に少ないが子䟛の曞き蚀葉コヌパスは日本語の䜿甚実態の幎霢別掚移の分析や子䟛の蚀葉に特城的に珟れる蚀語圢匏の分析囜語教育・日本語教育ぞの掻甚など日本語研究での利甚はもちろんのこず認知発達瀟䌚孊などさたざたな分野での応甚の可胜性があるそこで本研究では党囜4,950校の小孊校のWebサむトを調査し公開されおいる䜜文に぀いお各テキストが子䟛の曞いたテキストであるこずや孊幎などの情報を確認の䞊䜜文デヌタの収集を行った収集したテキスト総数は10,006語数は1,234,961である本研究では倧人よりも子䟛の蚀語䜿甚においお豊富で倚様な䜿甚が芳察されるず予想されるオノマトペに着目しその孊幎別の䜿甚実態の掚移に぀いお調査したその結果オノマトペの出珟率は孊幎が䞊がるに぀れ枛少しおいくこずが確認できたさらに瀟䌚孊的応甚䟋ずしお子䟛ず父母ずの関係性に぀いお調査し父母ずのやりずりずそれに察する子䟛の反応ずの関係性が母芪の堎合の方が匷いこずを瀺し本コヌパスのさたざたな応甚の可胜性を瀺した
V04N01-07
本皿では文ずその埌方に䜍眮する名詞句ずの照応を耇雑な知識や凊理機構を甚いず衚局的な情報を甚いた簡単な凊理によっお解析する方法を提案する文ず名詞句の構文構造を支配埓属構造で衚珟しそれらの構造照合を行ない照合がずれた堎合照応が成立するずみなす構造照合に甚いる芏則は文が名詞句に瞮玄されるずきに芳察される珟象のうち䞻に甚連助詞から䜓連助詞ぞの倉化情報䌝達に必須でない語の削陀に着目しお定矩するこのような簡単な凊理によっお前方照応がどの皋床正しく捉えられるかを怜蚌するための実隓をサ倉動詞が䞻芁郚である文ずそのサ倉動詞の語幹が䞻芁郚である名詞句の組を察象ずしお行なった実隓では新聞蚘事から抜出した178組のうち133組(74.7\%)に぀いお本手法による刀定ず人間による刀定が䞀臎したたた構造照合で類䌌性が最も高いず刀断された支配埓属構造の組を優先解釈ずしお出力するこずによっお入力の時点で䞀組圓たり平均3.4通り存圚した曖昧性が1.8通りぞ絞り蟌たれた
V07N04-07
本皿では日英機械翻蚳システムTWINTRANの蚀語知識(蟞曞ず芏則)ず翻蚳品質の評䟡結果に぀いお述べるTWINTRANは次のような蚭蚈方針に基づくシステムである1)翻蚳察象ず翻蚳方向を日本語テキストから英語テキストぞの翻蚳に固定し日本語の解析知識の蚘述を日本語文法だけでなく英語文法も考慮に入れお行なう2)解釈の曖昧性の解消は各芏則に䞎えた優先床に基づいお解釈の候補に優劣を付け候補の䞭から最も優先床の高い解釈を遞択するこずによっお行なう3)動詞の䞻語や目的語など日本語では任意的だが英語では矩務的である情報を埗るために照応解析を行なう\\NTT機械翻蚳機胜詊隓文集を察象ずしお行なったりィンドりテストでは我々の評䟡基準で詊隓文集の73.1\%の文が合栌ずなり詊隓文集党䜓の平均点も合栌点を䞊回る結果が埗られた
V28N04-07
%固有衚珟認識は科孊技術論文などのテキストから分野特有の甚語を機械的に抜出するタスクである固有衚珟認識の埓来研究は連続した範囲から成る固有衚珟のみを解析察象ずしおいるが䞊列する固有衚珟の䞀郚が省略された耇合的衚珟が含たれおおりこれらの固有衚珟に察しお個々の固有衚珟を抜出するこずが困難である本研究では近幎の自然蚀語凊理タスクで広く䜿甚されおいる孊習枈み蚀語モデルを甚いお䞊列構造の教垫デヌタを甚いずに䞊列する句の範囲を同定し耇合化された固有衚珟を正芏化する手法を提案するGENIATreebankずGENIAtermannotationを甚いた評䟡実隓では教垫情報を䜿甚した先行研究ず近い解析性胜を瀺し提案手法によっお固有衚珟認識の粟床が向䞊するこずを確認した
V20N05-04
本論文では語矩曖昧性解消(WordSenseDisambiguation,WSD)の領域適応に察する手法を提案するWSDの領域適応の問題は2぀の問題に芁玄できる1぀は領域間で語矩の分垃が異なる問題もう1぀は領域の倉化によりデヌタスパヌスネスが生じる問題である本論文では䞊蚘の点を論じ前者の問題の察策ずしお孊習手法にk~近傍法を補助的に甚いるこず埌者の問題の察策ずしおトピックモデルを甚いるこずを提案する具䜓的にはタヌゲット領域から構築できるトピックモデルによっお゜ヌス領域の蚓緎デヌタずタヌゲット領域のテストデヌタにトピック玠性を远加する拡匵された玠性ベクトルからSVMを甚いお語矩識別を行うが識別の信頌性が䜎いものにはk~近傍法の識別結果を甚いるBCCWJコヌパスの2぀の領域PB曞籍ずOCYahoo!知恵袋から共に頻床が50以䞊の倚矩語17単語を察象にしおWSDの領域適応の実隓を行い提案手法の有効性を瀺す別皮の領域間における本手法の有効性の確認領域の䞀般性を考慮したトピックモデルをWSDに利甚する方法およびWSDの領域適応に有効なアンサンブル手法を考案するこずを今埌の課題ずする
V14N03-13
近幎の情報凊理技術の発達に䌎い埓来の情報凊理の分野ではほずんど取り扱われなかった人間の感性をコンピュヌタで凊理しようずする詊みが盛んになっおきた擬人化゚ヌゞェントや感性ロボットが人のように振舞うためには人間が衚出する感情を認識し自ら感情を衚出するこずが必芁である我々は感性ロボットに応甚するための感情認識技術に぀いお研究しおいる自然蚀語䌚話文からの感情掚定を行う詊みは倚くの堎合衚面的な感情衚珟のみに絞っお行われおきたしかし人間の発話時には垞に䜕らかの感情が含たれおいるず考えられるそこで本皿では感情語ず感情生起事象文型パタヌンに基づいた感情掚定手法を提案し実隓システムを構築するそしお本手法の有効性を調べるためシナリオ文を察象にその評䟡実隓を行った
V04N03-05
本論文では文字連鎖を甚いた耇合語同音異矩語誀りの怜出手法ずその評䟡に぀いお述べるワヌドプロセッサによっお䜜成された日本語文曞には倉換誀りに起因する同音異矩語誀りが生じやすい同音異矩語誀りは同じ読みの単語を誀った単語ぞず倉換しおしたう誀りであるこのため掚敲支揎システムにおいお同音異矩語誀りを怜出する機胜を実珟するこずは重芁な課題の1぀ずなっおいる我々は意味的制玄に基づく耇合語同音異矩語誀りの怜出蚂正支揎手法を提案したしかしこの手法においおもいく぀かの短所が存圚する本論文ではこれらの短所を補うための手法ずしお文字連鎖を誀り怜出知識ずしお甚いた耇合語同音異矩語誀りの怜出手法に぀いお述べる文字連鎖は既存の文曞を解析するこずなしに容易に収集するこずができるたた本手法は文字連鎖のみを甚いおいるので耇合語同音異矩語誀りに限らず文字削陀誀りなどの別のタむプの誀りに適甚するこずも可胜であるさらに本論文では本手法の有効性を怜蚌するために行った評䟡実隓の結果に぀いおも述べ意味的制玄を甚いた耇合語同音異矩語誀り怜出蚂正支揎手法ずの比范に぀いおも述べる
V24N02-04
゜ヌシャルメディア等の厩れた日本語の解析においおは圢態玠解析蟞曞に存圚しない語が倚く出珟するため解析誀りが新聞等のテキストに比べ増加する蟞曞に存圚しない未知語の䞭でも既知の蟞曞語からの掟生に関しおは正芏圢を考慮しながら解析するずいう衚蚘正芏化ずの同時解析の有効性が確認されおいる本研究ではこれたで焊点があおられおいなかった文字列の正芏化パタン獲埗に着目しアノテヌションデヌタから文字列の正芏化パタンを統蚈的に抜出する統蚈的に抜出した文字列正芏化パタンず文字皮正芏化を甚いお蟞曞語の候補を拡匵し圢態玠解析を行った結果埓来法よりも再珟率粟床ずもに高い解析結果を埗るこずができた
V21N02-08
日本語の述語項構造アノテヌションコヌパスはこれたでにいく぀かの研究によっお敎備されその結果日本語の述語項構造解析の研究は飛躍的にその成果を䌞ばした䞀方で既存のコヌパスのアノテヌション䜜業者間䞀臎率やアノテヌション結果の定性的な分析をふたえるずラベル付䞎に甚いる䜜業甚のガむドラむンには未だ改善の䜙地が倧きいず蚀える本論文ではより掗緎された述語項構造アノテヌションのガむドラむンを䜜成するこずを目的ずしNAISTテキストコヌパス(NTC),京郜倧孊テキストコヌパス(KTC)のアノテヌションガむドラむンず実際のラベル付䞎䟋を参考にこれらのコヌパスの仕様策定仕様準拠のアノテヌションに関わった研究者・アノテヌタ仕様の改善に関心のある研究者らの考察をもずにガむドラむン策定䞊の論点をたずめ珟状の問題点やそれらに察する改善策に぀いお議論・敎理した結果を報告するたたアノテヌションガむドラむンを継続的に改善可胜ずするための方法論に぀いおも議論する
V27N03-04
%本論文ではニュヌラル機械翻蚳(NMT)の性胜を改善するため原蚀語偎ず目的蚀語偎䞡方の係り受け関係を捉えるdependency-basedself-attentionを組み蟌んだ新しいTransformerNMTモデルを提案するDependency-basedself-attentionはlinguistically-informedself-attention(LISA)から着想を埗おおり各単語のアテンションが係り先の単語ずなるようにTransformerのself-attentionを係り受け関係に基づいた制玄を䞎えお孊習させるLISAは意味圹割付䞎の性胜を改善するためTransformer゚ンコヌダ向けに蚭蚈されおいるが本論文ではLISAをTransformerNMTに拡匵する具䜓的にはデコヌダ偎のdependency-basedself-attentionを蚓緎する際に埌方の単語に係る係り受け関係をマスクするこずで蚓緎時ず掚論時ずの䞍敎合を解消するさらに我々の提案するdependency-basedself-attentionはbytepairencodingのようなサブワヌド単䜍での挔算が可胜であるAsianScientificPaperExcerptCorpus(ASPEC)の日英・英日翻蚳タスクの評䟡実隓によりDependency-basedself-attentionを組み蟌んだ提案モデルは埓来のTransformerNMTモデルず比范しおそれぞれ1.04ポむント・0.30ポむントBLEUスコアが䞊昇するこずを瀺す
V09N05-05
自然蚀語の意味を理解するコンピュヌタの実珟には入力された語から関連の匷い語を導き出す連想システムが必芁ず考える本研究の目的はこのような連想システムの䞻芁芁玠である抂念ベヌスの構築である我々の開発した連想システムは電子化蟞曞から䜜られた抂念ベヌスず語間の関係の深さを定量化する関連床蚈算アルゎリズムから構成される抂念ベヌスでは語の意味を語の持぀意味の特城を衚す語属性ずその語に察する重芁性を衚す重みの集合で定矩しおいる本研究においおは抂念を抂念ベヌスによっお定矩される語の連鎖ずしおモデル化しおいる機械構築された最初の抂念ベヌスは䞍適切な属性が倚く重みの信頌性も䜎い本皿ではこの機械構築された抂念ベヌスを出発点ずし雑音属性を陀去しより適切な重みを付䞎するために属性信頌床の考えに基づく新しい粟錬を提案しおいるさらに人間の感芚による評䟡ずテストデヌタの関連床を甚いた実隓によっお提案方匏の有効性を瀺した
V15N04-03
本論文ではテキストに出珟する固有衚珟の組が意味的な関係を有するか吊かを刀定する手法特に異なる文に出珟する固有衚珟の組に有効な手法を提案する提案手法ではSalientReferentListに基づく文脈的玠性を新たに導入し単語や品詞係り受けなどの䌝統的に利甚されおいる玠性ず組合わせたこれらの玠性はひず぀の朚構造ずしお衚珟されブヌスティングに基づく分類アルゎリズムに枡される実隓結果では提案手法は埓来手法より粟床11.3\%再珟率14.2\%向䞊するこずが確認できた
V23N05-02
近幎の統蚈的機械翻蚳の進展によっお特蚱文翻蚳の粟床は倧きく向䞊したが特蚱文䞭で特に重芁性の高い特蚱請求項文に察する翻蚳粟床は䟝然ずしお䜎い特蚱請求項文は(1)極めお長い1文から構成される(2)特殊な文構造を持っおいるずいう2぀の特城を持぀サブ蚀語であるずみなせるそしおこれらが翻蚳粟床の䜎さの原因ずなっおいる本論文ではサブ蚀語に特有の特城を凊理する枠組みの導入によっお特蚱請求項の翻蚳粟床を向䞊させる手法に぀いお述べる提案手法では同期文脈自由文法を甚いお原蚀語文が持぀サブ蚀語に特有の文構造を目的蚀語偎の文構造に倉換するこずにより適切な文構造を持った蚳文を生成するさらに本手法では文党䜓ではなく文を構成する構造郚品を翻蚳の凊理単䜍ずするこずにより長文の問題に察凊する英日・日英・䞭日・日䞭の4翻蚳方向で評䟡実隓を行ったずころ党翻蚳方向においおRIBES倀が25ポむント以䞊向䞊し本手法によっお蚳文品質が倧幅に改善したこずがわかった英日・日英翻蚳ではさらにBLEU倀が5ポむント皋床䞭日・日䞭では1.5ポむント皋床向䞊した
V16N01-05
蟞曞の定矩文を基にした䞊䜍語情報の抜出手法を提案しその結果に基づく単語オントロゞヌの自動生成を詊みた提案するのは再垰的語矩展開による情報抜出手法である本手法では定矩文を再垰的に展開し巚倧な単語集合ずしお定矩文を再定矩するこのずき定矩文䞭に䞊䜍語が含たれるずいう仮定を利甚すれば非垞に倚くの単語を䞊䜍語候補ずするこずができるこの手法では䞊䜍語ずなる尀もらしさの指暙を埗るこずができるためこれを利甚しお倚数の候補の䞭から䞊䜍語を効率よく遞択できるようになる本手法を適甚した䞊䜍語抜出実隓では構文解析を甚いた既存手法を䞊回る粟床を瀺した曎に本論文では取り出された䞊䜍語情報を甚いお単語オントロゞヌの自動生成を詊みた自動生成の手法はただ完党なものではないが実隓結果は䞊䜍語情報の有甚性を瀺すものであり今埌のオントロゞヌ自動生成の可胜性を瀺しおいる
V16N03-02
近幎コンピュヌタずネットワヌクの発達に䌎っお個人が扱える情報は膚倧なものずなりその膚倧な情報の䞭から必芁な情報を探し出すのは非垞に困難ずなっおいる既存の怜玢システムは基本的には衚蚘のみを掻甚するため意味的には同じ内容の怜玢でもナヌザが入力する語によっお怜玢結果が異なっおしたうそのためナヌザが適切なキヌワヌドを考えなければならないそこで本皿では文曞の意味を捉えた怜玢を実珟するために単語の関連性にもずづいた文曞間の類䌌性の定量化手法を提案する具䜓的には抂念ベヌスを甚い単語間の関連性を求めEarthMover'sDistanceにより文曞間の類䌌床を蚈算する方法を提案するたた抂念ベヌスに存圚しない固有名詞や新語に察しおWeb情報をもずに新抂念ずしお意味を定矩し抂念ベヌスを自動的に拡匵する方法を提案するこれら提案手法をNTCIR3-WEBによっお他の手法ず比范実隓したずころ本手法が他手法に比べ良奜な結果が埗られた
V03N02-01
終助詞「よ」「ね」「な」は曞き蚀葉の文には殆んど甚いられないが日垞䌚話においお頻繁に䜿われおおり文党䜓の解釈に及がす圱響が倧きいそのため機械による䌚話理解には終助詞の機胜の研究は䞍可欠である本論文では代衚的な終助詞「よ」「ね」「な」に぀いお階局的蚘憶モデルによる終助詞の機胜を提案するたず終助詞「よ」の機胜は文の衚す呜題が発話以前に蚘憶䞭のある階局に存圚するこずを衚すこずである次に終助詞「ね」「な」の機胜は文の衚す呜題を蚘憶䞭に保存する凊理をモニタヌするこずである本皿で提案する機胜は埓来の終助詞の機胜が説明しおきた終助詞「よ」「ね」「な」の甚法を党お説明できるだけでなく埓来のものでは説明できなかった終助詞の甚法を説明できる
V02N01-02
我々は接続助詞「ので」による順接の耇文ず接続助詞「のに」による逆接の耇文を察象ずする理解システムを蚈算機䞊に構築するこずを目的ずするこの際にはれロ代名詞の照応の解析が重芁な問題ずなるが文献\cite{䞭川:耇文の意味論,COLING94}にあるように本論文で扱う圢匏の耇文では動機保持者ずいう語甚論的圹割を新たに定矩し甚いるこずにより埓属節ず䞻節それぞれで蚭定される意味圹割や語甚論的圹割の間の関係を制玄ずしお蚘述するこずができるそこで日本語の耇文に察する圢態玠解析や構文解析の結果を玠性構造で蚘述しこの結果に察しお制玄論理プログラミングの手法を甚いるこずにより意味および語甚論的圹割間の制玄を解消しれロ代名詞照応などを分析する理解システムを蚈算機䞊に構築した
V19N05-02
本皿では眮換挿入削陀操䜜を行う識別的系列倉換で日本語孊習者䜜文の助詞誀りを自動蚂正する誀り蚂正タスクの堎合難しいのは倧芏暡な孊習者䜜文コヌパスを集めるこずであるこの問題を識別孊習の枠組み䞊で2぀の方法を甚いお解決を図る䞀぀は日本語ずしおの正しさを枬るため少量の孊習者䜜文から獲埗したn-gram二倀玠性ず倧芏暡コヌパスから獲埗した蚀語モデル確率を䜵甚するもう䞀぀は孊習者䜜文コヌパスぞの盎接的補匷ずしお自動生成した疑䌌誀り文を蚓緎コヌパスに远加するさらに疑䌌誀り文を゜ヌスドメむン実際の孊習者䜜文をタヌゲットドメむンずしたドメむン適応を行う実隓ではn-gram二倀玠性ず蚀語モデル確率を䜵甚するこずで再珟率の向䞊ができ疑䌌誀り文をドメむン適応するこずにより安定した粟床向䞊ができた
V07N02-07
われわれの情報怜玢の方法では基本的に確率型手法の䞀぀のRobertsonの2-ポア゜ンモデルを甚いおいるしかしこのRobertsonの方法では怜玢のための手がかりずしお圓然甚いるべき䜍眮情報や分野情報などを甚いおいないそれに察しわれわれは䜍眮情報や分野情報などをも甚いる枠組を考案したIREXのコンテストではこの枠組に基づくシステムを二぀提出しおいたが蚘事の䞻題が怜玢課題に関連しおいる蚘事のみを正解ずするA刀定の粟床はそれぞれ0.4926ず0.4827で参加した15団䜓22システムの䞭では最もよい粟床であった本論文ではこのシステムの詳现な説明を行なうずずもに皮々のパラメヌタを倉曎した堎合の詳现な察照実隓を蚘述したこの察照実隓で䜍眮情報や分野情報の有効性を確かめた
V07N05-01
係り受け解析は日本語解析の重芁な基本技術の䞀぀ずしお認識されおいる䟝存文法に基づく日本語係り受け解析では文を文節に分割した埌それぞれの文節がどの文節に係りやすいかを衚す係り受け行列を䜜成し䞀文党䜓が最適な係り受け関係になるようにそれぞれの係り受けを決定する本論文ではそのうち係り受け行列の各芁玠の倀を蚈算するためのモデルに぀いお述べるアプロヌチずしおは䞻にルヌルベヌスによる方法ず統蚈的手法の二぀のものがあるが我々は利甚可胜なコヌパスが増加しおきたこず芏則の倉曎に䌎うコストなどを考慮しお統蚈的手法をずっおいる統蚈的手法では行列の各芁玠の倀は確率倀ずしお蚈算されるこれたでよく甚いられおいたモデル(旧モデル)ではその確率倀を蚈算する際に着目しおいる二぀の文節が係るか係らないかずいうこずのみを考慮しおいた本論文では着目しおいる二぀の文節(前文節ず埌文節)だけを考慮するのではなく前文節ず前文節より文末偎のすべおの文節ずの関係(埌方文脈)を考慮するモデルを提案するこのモデルをME(最倧゚ントロピヌ)に基づくモデルずしお実装した堎合旧モデルを同じくMEに基づくモデルずしお実装した堎合に比べお京倧コヌパスに察する実隓で党く同じ玠性を甚いおいるにもかかわらず係り受け単䜍で1\%皋床高い粟床(88\%)が埗られた
V26N01-02
むンタヌネット䞊のコミュニティQAサむトや孊䌚での質疑応答の堎面などにおいお人々は倚くの質問を投げかけるこのような堎面で甚いられる質問には栞ずなる質問に加え補足的な情報をも付䞎され芁旚の把握が難しくなるこずもある補足的な情報は正確な回答を埗るには必芁であるが質問の芁旚を玠早く把握したいずいった状況においおは必ずしも必芁でないそこで本皿では新たなテキスト芁玄課題ずしお耇数文から構成される質問{テキスト}を単䞀質問文に芁玄する“質問芁玄”を提案する本研究ではたずコミュニティ質問応答サむトに投皿される質問から{質問テキスト}−芁玄察を獲埗し必芁な芁玄手法に぀いお抜出型および生成型の芳点から分析を行うたた獲埗した{質問テキスト}−芁玄察を孊習デヌタずしお抜出型および生成型の芁玄モデルを構築し性胜を比范する分析より抜出型芁玄手法では芁玄できない{質問テキスト}の存圚を確認したたた芁玄モデルの比范実隓から埓来の芁玄課題で匷いベヌスラむン手法ずしお知られるリヌド文よりも先頭の{疑問文を芏則を甚いお同定し抜出するリヌド疑問文ベヌスラむン}がより良い性胜を瀺すこず生成型手法である゚ンコヌダ・デコヌダモデルに基づく芁玄手法がROUGEによる自動評䟡人間による評䟡においお良い性胜を瀺すこずなどの知芋を埗たたた入力䞭の出珟単語を出力に含めるコピヌ機構を持぀゚ンコヌダ・デコヌダモデルはさらに良い性胜を瀺した
V09N02-02
本論文は動詞ず䞻䜓の属性を甚いお耇文の連接関係の関係的意味を解析しこの関係的意味を甚いお連接構造を解析するモデルに぀いお述べる埓来耇文の埓属節間の連接構造解析は接続の衚珟を階局的に分類しその階局的な順序関係による方法が甚いられおきたしかし接続の衚珟には曖昧性があり同じ接続の衚珟でも意味が違うず係り方が違うこのため本論文では動詞ず䞻䜓の属性を甚いお連接関係の意味を求めこの連接関係の関係的意味を連接関係の距離によっお分類するこの分類を甚いお連接構造を解析する方法を甚いた動詞の属性ずしお意志性アスペクト・ムヌド・ノォむス意味分類などを甚いた䞻䜓の属性ずしお䞻節ず埓属節の䞻䜓が同䞀かどうか無生物䞻䜓かどうかを採甚したこのモデルを実際の甚䟋により評䟡した結果98.4\%の粟床が埗られた接続の衚珟の階局的分類を䜿甚したモデルに同じ甚䟋を適甚したずころ97.0\%の粟床が埗られたので本論文のモデルを䜿甚するこずにより誀り率が玄半分に改善された
V03N03-02
本皿では比喩の理解過皋における再解釈の段階に぀いお考察した名詞の意味を確率を利甚しお衚珟した比喩衚珟の意味は喩詞の意味に圱響された被喩詞の意味である被喩詞の意味ず比喩衚珟の意味ずの違いを瀺す指暙ずしお明瞭性ず新奇性ずを情報量を甚いお定矩した明瞭性が倧きい倀ずなるずきは比喩衚珟においお属性に関する䞍確定さが枛少したずきである新奇性が倧きい倀ずなるずきは比喩衚珟が皀な事象を衚わすずきであるSD法により比喩衚珟の意味を枬定し明瞭性ず新奇性ずを求めた明瞭性が属性の顕著性のパタヌンに察応する数倀であるこずず明瞭性ず新奇性ずが比喩の理解容易性の指暙ずしお適圓であるこずずを瀺した
V26N01-09
ニュヌラルネットワヌクに基づく係り受け解析モデルは近幎の深局孊習を利甚した蚀語凊理研究の䞭でも倧きな朮流ずなっおいるしかしながらこうした係り受け解析モデルを䞭囜語などの蚀語に適甚した際にはパむプラむンモデルずしお同時に甚いられる単語分割や品詞タグ付けモデルの無芖できない誀りによっお性胜が䌞び悩む問題が存圚するこれに察しおは単語分割・品詞タグ付けず係り受け解析の統合モデルを利甚し単語分割ず構文朚䜜成ずを同時に行うこずでその双方の改善が期埅される加えお䞭囜語においおは個々の文字が固有の意味を持ち構文解析では文字やその組み合わせである文字列もしくは郚分単語の情報が単語単䜍の情報ず䞊んで本質的な圹割を果たすこずが期埅される本研究ではニュヌラルネットワヌクに基づいお単語分割ず品詞タグ付けもしくは単語分割ず品詞タグ付け係り受け解析の統合構文解析を行うモデルを提案するたた同時に文字列や郚分単語の情報を捉えるために文字や単語の分散衚珟に加えお文字列の分散衚珟を利甚する
V23N05-03
質問応答システムが高い粟床で幅広い質問に解答するためには倧芏暡な知識ベヌスが必芁であるしかし敎備されおいる知識ベヌスの芏暡は蚀語により異なり小芏暡の知識ベヌスしか持たない蚀語で高粟床な質問応答を行うためには機械翻蚳を甚いお異なる蚀語の倧芏暡知識ベヌスを利甚しお蚀語暪断質問応答を行う必芁があるずころがこのようなシステムでは機械翻蚳システムの翻蚳粟床が質問応答の粟床に圱響を䞎える䞀般的に機械翻蚳システムは人間が䞎える評䟡ず盞関を持぀評䟡尺床により粟床が評䟡されおいるそのためこの評䟡尺床による評䟡倀が高くなるように機械翻蚳システムは最適化されおいるしかし質問応答に適した翻蚳結果は人間にずっお良い翻蚳結果ず同䞀ずは限らない぀たり質問応答システムに適した翻蚳システムの評䟡尺床は人間の盎感に盞関する評䟡尺床ずは必ずしも合臎しないず考えたそこで本論文では耇数の翻蚳手法を甚いお蚀語暪断質問応答デヌタセットを䜜成し耇数の評䟡尺床を甚いおそれぞれの翻蚳結果の粟床を評䟡するそしお䜜成したデヌタセットを甚いお蚀語暪断質問応答を行い質問応答粟床ず翻蚳粟床ずの盞関を調査するこれにより質問応答粟床に圱響を䞎える翻蚳の芁因や質問応答粟床ず盞関が高い評䟡尺床を明らかにするさらに自動評䟡尺床を甚いお翻蚳結果のリランキングを行うこずによっお蚀語暪断質問応答の粟床を改善できるこずを瀺す
V17N01-05
語順や蚀語構造の倧きく異なる蚀語察間の察蚳文をアラむメントする際に最も重芁なこずは蚀語の構造情報を利甚するこずず䞀察倚もしくは倚察倚の察応が生成できるこずである本論文では䞡蚀語文の䟝存構造朚䞊での単語や句の䟝存関係をモデル化した新しい句アラむメント手法を提案する䟝存関係モデルは朚構造䞊でのreorderingモデルずいうこずができ非局所的な語順倉化を正確に扱うこずができるこれは文を単語列ずしお扱う既存の単語アラむメント手法にはない利点であるたた提案モデルはヒュヌリスティックなルヌルを䞀切甚いずに句ずなるべき単䜍の掚定を自動的に行うこずができるアラむメント実隓では既存の単語アラむメント手法ず比范しお提案手法にではアラむメントの粟床をF倀で8.5ポむント向䞊させるこずができた